いよいよ現役車両の方をジャッキアップ。触媒と排気管を外してみたのだが。
あれ?触媒とエキゾーストマニホールドの間にもスプリングが入っている。
部品取りのは直結だったのに。
このように部品自体が違っている。
アメリカ仕様のパーツでは、初期型からずっとスプリング。いや、よく見たら2つのタイプがあるな。
うーむ。なんで半年違いの同じS4で部品が違うのだろう。
なお、取り外したものをチェックしてみたが、異音の原因と思われるものは見当たらなかった。
もう一つの懸念部分であるセンターベアリングのゴムブッシュ。
かなり下に落ちている。手で押すと容易に上に上がる。
見た目にも古びている。ブッシュが切れているかどうかは見えないが、表面に膜状のものができ、うろこ状に割れている。ゴム自体の割れではないみたいだが、劣化しているのは間違いない。何しろ20年を過ぎた車だ。
ひょっとすると、下にずれたプロペラシャフトに、エンジン振動と共振した遮熱板が当たっていたのか?
と思って遮熱板を見てみたが、接触痕はなく、シロ。
あちこち叩きまくってようやく音源特定。
左バンクエキゾーストマニホールドの遮熱板が何かにぶつかって変形し、内部のマニホールドに接触して音が出ているようだ。
遮熱板をはずそうと思ったが、後をジャッキアップしている関係で作業しにくく、またかなりさび付いているので簡単には外れそうにない。10mmの2面幅なので、力をかけると舐めてしまいそうだ。そもそも柔らかい遮熱板に留まっているので、遮熱板が容易に曲がってしまう。取り外しは容易では無さそうだ。
穴を開けてネジを刺してスライディングハンマーで引っ張るとか?
これはまたいずれやろう。特定できただけでもいいだろう。
ちなみにこの部品は製廃らしい。スバルは製廃部品だらけだ。
外から叩いて接触を和らげようとしてみたが、すこしは効果があったかどうか。
丸ごと部品取り車のものと交換できればいいのだが、さび付いた部分を2台分なので作業量が大きくなかなか手をつけづらい。
と言うわけで、
・排気管等はいったん元に戻し、次の機会にセンターベアリングを交換することにする
・家に戻ってインパクトレンチを持ってきて、プロペラシャフトを取り外してセンターベアリングを交換する。
の2択だ。
ただ、家に戻るためにはSVXを一旦戻して走れるようにするか、爆音を出しながら車を少し移動しておくにあるBMWに乗って戻るか、の選択でもあったりする。
追記:
触媒・マフラーレスでエンジンかけると驚くほどの爆音と振動!
Posted at 2021/05/03 14:18:36 | |
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