私が子供の頃に使っていた2段ベッドがあり、一つはその後も母親が使い、もう一つは一人暮らしをはじめた私が使っていた。私が使っていたものはさすがに経年劣化が進み、成人男性の体重に耐えられず、床板は割れて塗装も剥げてボロボロになっていた。フッター&ヘッダーは子供の時につけた傷やらシールやらが多数。
しかし捨てるのも忍びないと取っておいたのだが、バルコニー保管だったためにカビも発生。



このフレームは、父親がCOPDと心不全で自宅療養生活になる時に修理して使うことになった。
しかし時間的に修理が間に合わず、取りあえず母親用のベッドのフレームだけを父親用に回し、床板はあらたに1×4材で作成して使う事にした。
だが、父親は自宅での療養が厳しく、その後施設に移ったため、母親フレームはもとに戻していた。
修理が宙に浮いていたフレームはそのままにしておけず、時間のあるときに少しずつ手をかけてきた。
サイドフレームの板と、床板を支える部分の結合は、ネジではなく、ステップラーの強力版みたいなもので止めてあった。当然成人の体重を支えきれず抜けていた。これを全て適切な長さのコースレッドで止め直した。
サイドフレームは剥がして塗るだけだったのでそれほど手間はかからず。
フッター&ヘッダーは入り組んでいるために塗装を充分剥がせず。このために塗り重ねで縮みが発生するなどけっこうな苦労があった。ラッカーの上にウレタンクリアを吹いたのだが、その上に補修でラッカーを吹いたら大変なことになった。
そこで全て剥がして塗り直し。大変な手間だった。
部屋の都合で全体像が見えないが、まあそこそこきれいになった。
新規作成の床板とがっちりと止め直したサイドフレームのおかげで非常に剛性感のあるベッドになった。このベッドは取りあえず私が実家に泊まるときに使っている。
Posted at 2021/07/28 09:20:04 | |
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