Yuh_Fazioliのブログ一覧

　台風の影響もなくなり、明日からは天気が悪いので今日のうちにクリアをかけてみた。

　はじめて二液性ウレタン塗料をスプレーガンで吹く。これまでは油性一液性ウレタン。二液性を使ったのはエアブラシと電動スプレーガン。
　ガンはまだ使い慣れないし、硬化剤もシンナーも春秋の標準タイプなので乾きが早い。肌が伸びず柚肌になりやすい。

　マスキング、表面清掃、シリコンオフ、タッククロスでゴミ取り

　で吹いてみた。

　最初はパラパラと。次からはじっくりと塗り重ねる。


（バンパーは未塗装）

　頑張ってみたけれど、温度が高すぎるのでやっぱり柚肌に。垂れなかっただけマシか。

　磨きを頑張らねばならないな。


追記:
　熱くなっていない下部の方は随分きれいに塗れている。
　塗り方の違いもあるが、温度の影響はかなり大きい。

　屋外塗装なので、ゴミがどんどん飛んでくる。これはもう諦めている。
　ぼかしを入れずブロック塗装にしてしまえばよかった。ぼかしは難しい。色は違うがそれほど目立たない。

追記2:
　ペーパーで1200番、1500番、2000番、3000番、と研磨してみた。
　あとはコンパウンドで磨く予定。
　鏡面ぽくなってしまいそうでちょっとまずい。




　
　

　エアツールはエアコンプレッサーで圧縮した空気を使って動作する。

　レンチ、サンダー、空気入れ、エアブロー、エアブラシ/スプレーガン等様々な用途がある。

　このうち、塗装では圧縮空気に含まれる水分が問題になる。水分が塗料と混じり、塗面にダメージを与えてしまうのだ。

　今回屋外でコンプレッサーを回していて、これを如実に感じている。

　ウォーターセパレーターを咬ましているが、すぐに水が溜まるし、咬ましていても水が出てくる。タンクには大量に水が溜まり、水抜きをすると多くの水が出てくる。

　この水が電子制御タイプのコンプレッサーの圧力センサーをさびさせてしまったりすることもある。

　日本の夏の湿度の高さでは水分の除去は大問題だ。


　そもそもコンプレッサーは空気に圧力を加えるので空気中に含まれる水蒸気が凝結しやすくなる。ここで出た液体の水がタンクにたまる。
　同様に細かな水滴はエアの流れに乗ってウォーターセパレーターにやってきてここでキャッチされるが、これも完璧ではない。
　エアダスターを使うと微細な水滴が噴出されるのが分かる。

　どうしたらよいやら。

　手軽な方法としてはガンの手前にも一つウォーターセパレーターを増設する方法だが。

　母親がおもむろに、
「このハサミの緩み何とかして、きれいにならない？」
と言う。



　若い頃から使ってきた生け花のハサミで、彼女の名前が刻まれている。
　ただ、メンテナンスをされてこなかったので、ガバガバになり、さびている。

　ハサミを留めている部分は叩いて広げて留めてあるので、ハンマーで叩いてみたところきつめになった。

　表面は耐水ペーパーやコンパウンドを使いながら磨いてみたが、メッキをされているようなのでこれ以上はやめておいた。

　刃の部分は曲がりもあったので、修正を試みた。軽く刃を研いでも見た。



　見た目はそこそこ。それなりに切れるようになった。

　60年ぐらい前のものだが、きれいになってちゃんと使えるようになったようなのでよかった。