2021年08月22日
自宅にはもちろん給湯器が付いているが、仕様は
・24号
・フルオート
・床暖房・浴室乾燥機熱源
・東京ガスのTES仕様。
というものだ。
1999年3月入居で、すでに22年を経過している。
結構20年保つケースもあるが、建前としては寿命は10年で、メンテナンス契約もそこまで。9年めまでは検査の人が「痛みが少ないですねえ」とかと言っていても、10年目になると「いつ壊れるか分かりませんから、そろそろ交換しましょう」と言ってくる。業界としてそういう対応をしているらしいし、今は法定点検が10年目に義務づけられているらしく、「888」の表示をするように仕様変更されている。
性能保有部品は10年間なので、それを超えると修理も難しくなってくる。
けっこう20年を超えて使えている個体はあるがいつ壊れるか分からず、壊れると特に冬は生活への影響が大きいので、10年を超えたあたりから予防的に交換することが多い。
私の場合、賃貸に出すと使用頻度が上がるだろうから、長くは保たないだろう。そこから交換となると管理会社が間に入って非常に高い費用になる可能性がある。
ならば、早いうちに安く交換してしまった方が安上がりになるだろう。
そこで、なるべく安く交換する方法を考えている。
普通に交換していると、暖房付きフルオート24号は工賃込みで30〜40万円コースになる。
だが、交換作業自体は、本体が重いことを除けば難しい要素は少ない。水やお湯の配管とリモコン関係の配線だけで、かなりシンプルにできている。問題はガス管だけだ。
自分でやれば5〜6万円の取り付け工賃がなくなる。
とある知りあいは自分で交換しているそうだが、ガスだけは取り付け時に業者に依頼しているらしい。
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建築部材というのは定価と卸価格の乖離が激しい。システムキッチンなど100万円の定価がついていても半額以下で売られている(タカラスタンダードを除く)。
給湯器の価格も定価は40万円とかでも実際の価格は半額以下になる。
型落ち品ともなればとんでもなく安い。
安くするには、型落ち品を探すことがまずある。
次に、中古。意外に使用期間数ヶ月や1年程度のものがヤフオクに出ていることがある。リモコンが付属していることが多く、価格もかなり安い。
だが、暖房付きの給湯器は少ない。これがネックだ。
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しかし、やはり給湯器といえども少しずつ機能が向上している。
最近ではスマホからお風呂を沸かすこともできるらしい(栓が抜けていたらえらいこっちゃ)。
最近はすこしの流量で動作するようになってきていて、節水の立場からはこれはありがたい。節水シャワーヘッドを使うとお湯が出なくなるようなものでは困るので、なるべく新しいモデルの方が有利だ。この問題については1つ前のモデルぐらいから少量でも動くようになっているようだ。
また、保証の問題もあるので、アウトレットや中古は避けた方がいいという話もある。そうなると、新品でなるべく安いものという選択も考えられる。
アウトレットや中古は、どれだけ初期コストが下げられるかどうかで、ペイするかどうかが決まってくる。アウトレットものも最初からリモコンや据え置き代がセットになっていることが多く、そうでない場合リモコン等別途購入で思いの外高くつく。
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私が目をつけているモデルは、マイナーメーカーなので少し安い。とある業者では単体で定価450,000円。売価が122,000円ぐらいだ。
ところが、この業者で工事もやってもらうと本体価格は価格は約100,000円になる。取り付け工賃が7万円近いので、そこで利益を上げるようになっている。
よくチラシが入るガス工事業者が本体価格を安くしていても、工事付きが条件なので、本体だけでは安くは売ってくれないのと同じだ。
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アウトレットで、なかなか売れないのがスリムタイプだ。狭い場所に設置する場合に採用するべきものだが、TES熱源の標準サイズではないので、単純な置き換えができず、置き方を考える必要がある。うまく置ければかなりお得だが、マンションのバルコニーだと難しいことがある。
うちの場合、掃き出し窓に排気が向かわない向きに設置できたとしても、配管が見えてしまうかも知れない。また、据え置きで置いてしまうと、大規模修繕に差し支えるかも知れない。そう考えると二の足を踏む。
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なるべく安く、長く使える最適な方法を、もう少し考えてみる。
コスト重視であれば、ヤフオクで買って自分でつける、だ。
保証重視なら新品を買って自分でつける。
自分でつければ安い。
Posted at 2021/08/22 22:38:58 | |
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