2021年10月03日
メルカリで買ったよく分からないシマノの中古7段36Hリアハブ(多分、ACERA)が届いたので、ホイールを組んでみた。
イタリア組で組もう…組み方には大きく2パターンあり、イタリア組とJIS組というのがある。
で、今回はイタリア組で組もうと。
やってみたが、生涯二回目のホイール組みなのでお手本を見ながらだ。
今はネットに色々載っているので助かる。自転車の本など実家の何処かにあるはずだが、部屋にいろいろな荷物を詰め込まれてしあっていて探すことが困難だ。
組んで振れ取りをしてみたが、リム自体がだいぶひずんでいる。スポークが何本も破断した状態で放置していたのだからひずむか。
何とか形にはしたが、スポークのテンションがバラバラだ。またすぐ振れが出てくるだろう。
元々付いていたクイックでない鉄スポークのホイールは振れがほとんどない。リムの歪みもあまりないことが期待できる。
残念ながら径が違うので同じスポークが使えないのだがこちらで組み直してみるのも手だ。
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取りあえずさび付いたチェーンを捨て、新品の防錆加工チェーン(メルカリ)をつけてみた。前3段後ろ7段だがリアハブを入れ替えたため以前と歯数が違うのでチェーンの長さを調整しなければならない。
チェーン切りは実家に置いたままだが、ストレートか何処かで買ったかもらったかした自転車用のマルチツールが工具箱に入っていて、チェーン切りもできる。
一般的な方法で長さを合わせてみたがどうもうまくない。
後日調整し直し。
取りあえず各部に浸透潤滑剤を吹いて動くようにした。が、ワイヤー類は交換した方が良さそう。
各部の錆は落として色塗った方がよいだろう。
クランクのアルミは腐蝕で塗料がはげているので磨いて塗り直さねばなるまい。
ギアはさびさびだ。
まあ取りあえず乗れる状態にするのが目的なので、当面は細かなことまではやらない。
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アルミリムはいくらぐらいかと見てみれば、何とアラヤはMTB用26インチは撤退していた。
今は台湾メーカーが安価なものを供給しているので、日本のメーカーは以前のような地位にはいないようだ。
サンツアーはもともと単一メーカーではなかったそうだが、シマノと覇を争ってコンポーネントを供給していたかつてのサンツアーはもう存在しない。
シマノは大きな地位を守っているようではあるが、安いパーツはいくらでもアジア産がある感じだ。
家電、パソコン、スマホと同じく、この分野もかつての日本はもうないのだなあと実感する。
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MTBは26インチと思っていたが、今は27.5インチが主流とか。こんな所も変わるのだなあ…。
Posted at 2021/10/03 19:37:16 | |
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自転車 | 日記
2021年10月03日
粗大ゴミ出身MTBのレストアを思い立って調べてみると、この世界も随分変わったのだなあと。
自分が自転車を組み立てて旅行したりした大学生の時から既に30年経つので、そりゃすこしは変化するだろう。
当時はMTBが流行していたが、その後は余り大きな流行はなく、最近になってクロスバイクが流行しているという程度の認識だった。
変速機の多段化が進み、当時は8段が出始めだったが、今や11段とかになっている。
ちなみに私のロードレーサーは30年前に近所の自転車屋の古い在庫のシマノ600ハブで組んだので6段(笑) シフトは600アルテグラで7段仕様だったが、当時はまだ6段に対応するためのアダプタが付属していた。リアのハブかカセットを交換して8段ぐらいにはしたい気がする。チェーンは8段でも使えるものを使っていた気がする。
MTBについては油圧式サスペンションが目立つほか、ディスクブレーキが増えているなあという程度。
しかし、今やMTBでフロントフォークを探そうとすると、Vブレーキ(カンチブレーキ)式のものを見つけるのが困難になっていた。見つかるのは700Cばかりで26インチは少ない。
ディスクブレーキは明らかにコスト高なので廉価品はもちろんVブレーキなのだが、そういうランクの交換用のフォークが見つからない。大手の自転車なら交換部品としては出るのだろうけれど、一般商品としてはかなり少ない。
更に、交換用ではクロモリやアルミのリジットフォークも見つけにくく、多くがサスペンション式だ。
しかし入手しやすいオイルサスペンション式でもVブレーキ仕様は少ない。
メルカリとかで中古を探すとか、amazonの台湾製とか、あるいはAlliexpressとかで発注せざるを得ない(安いけど)。
もしディスクブレーキ仕様に変更するとなると、ハブやブレーキは当然交換で、リアについてはフレームも交換した方がいい(アダプターもあるが信頼性が低い)。
こうなってくると、最初からディスクブレーキ仕様の中古自転車を購入した方が安くつく。
なんとも難儀な状況になっている。
とは言えもともと交換用パーツ市場は高価なものばかりだったからリジットフォークもやたらたかかったはずだ。今どきの台湾製安価パーツを探そうとすると流行のものばかりになるのだろう。
私の自転車に対する要求は低いので、安全に乗れればいいのだ。重いサスペンションフロントフォークはいらない。それにサスなら手元でロックできないと乗りにくい。
Posted at 2021/10/03 05:09:07 | |
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