2022年04月06日
125円超えを果たした後利食いに押されて一時121円台前半と大きく戻していたが、今日は124円乗せまで円安が進んだ。
このまま125円を超えていくことはなく、124円以上では利食いで売られやすそうだけれど、中期的には円売りは続きそう。
日本円を持っていても利子は付かないし目減りするだけなので、金とか外貨、外債、外国株にせざるを得ないのが日本人の置かれている状況。つまり、円資産を売るわけで、ますます円安が進むわけだ。
ウクライナの問題がある程度解決してきたならば金は売られるのでその頃買えばすこしは資産防衛になるのかも知れない。
クソのような日本の政治状況からすると、円資産は目減りするばかりであるし、輸入物価は高くなる一方なのであるとあらゆるものは値上げの一途。一方で賃金はむしろ更に下がる可能性があり、税金や社会保険料は引き上げられ、NHKの視聴料取り立ては厳しくなるかも知れない。
製品を作るコストは原材料やエネルギー価格の高騰で上がる一方であるが、貧しくなった日本人は物を買えない。国内の購買力が低すぎ、価格転嫁しにくい部分、さらに人件費が切り詰められる。そのためにますます購買力が下がる。
国債発行でまかなうと言っても事実上の財政ファイナンス状態が長く続き、利上げ圧力がある中、国にとっても日銀にとっても限界がある。
MMT信者はインフレ2%までは国債を無制限に発行して経済を回すとしていたが、外的要因によってインフレ2%を超えてしまうのでもう出番がなくなってしまった。そもそも緩和競争が終わった後の莫大な国債発行は完全な円安要因でしかなく、止まらない円安・スタグフレーション・ハイパーインフレが見えてきてしまう。
そうなったとき、国民搾取しか考えない頭のおかしい政府を持つ日本は、破れかぶれで何をはじめるか分かったものではない。
Posted at 2022/04/06 13:12:16 | |
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