2022年06月04日
BMWのOBD2を使った診断・コーディングツールではよく知られたものにCarlyとBimmerCodeがある。
E90を維持するに当たって、フォルトコードの読み取りとリセット、機能を変更するコーディングは必須と考えて、今回はCarlyをドイツにオーダーしてみた。
到着には10日弱を要したが、無事到着し、本日試してみた。
フォルトコードを読んでみると、20のコードが記録されていた。どれも過去に一時的に発生したもののようであったので取りあえずクリアーして暫く様子を見ることにする。
次にコーディング。
1.切れたのを機会にバックアップランプをLEDで明るいものに変えたのだが、球切れチェックで一瞬光ってしまうため、球切れチェックを無効にする必要がある。これを設定してみた。光らなくなったはずだ。
2.キーリモコンで鍵をかけたときに同時にミラーを収納するように設定変更。
3.エンジェルリング(イカリング)を常時点灯のデイライト化。
4.時計をGPSで修正(設定読み出しによればONになっていたのだが、実際は機能していなかった。さて、どうなるか)
5.オートエアコン使用時にAUTO表示されるように変更(どうでもいい設定)。
6.メーターパネル内のメッセージ表示部分にデジタルメーターが表示される設定(これもどうでもいい)。
取りあえずこの六つをやってみた。
最初書き込もうとすると12.5V以下だと警告された。エンジンをかけても走ってみても駄目だったのだが、OBD2のデータをリアルタイムに読み出す機能で電圧を設定したところ、正規の電圧が読み出せるようになったらしく? 書き込めるようになった。
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Carlyの機能としてフォルトコードの解説や何をしたらいいのかをアドバイスをしてくれる機能があるのだが、有料のこの機能は、あまり意味がなかった。というのも英語表記なので英語が得意とは言えない自分では理解に時間がかかり、コードを検索した方が早いのだ。
CarlyはBMW以外の車種にも対応しているので、他の車をいじらねばならないときにも役立つが、現在のCarlyはサブスクリプション化されているので、お金の切れ目が機能の切れ目である。必要な時にお金を払って機能を解放した方がよかっただろう。今の自分のまわりのOBD2がついている車はE90だけなのだから。
Posted at 2022/06/04 19:53:47 | |
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BMW 320i(E90) | 日記