使える時間が残り少ないので、炎天下でブレーキフルード交換。
SVXが履いているBBSは、ホイールナットにたどり着くまでにSSTでホイールキャップを外し、ヘックスで更にキャップを外し、SSTでホイールナットを外さねばならず、普通のホイールの10倍ぐらい手間がかかる。この暑さの中では余りの面倒さにぶち切れそうになる。
さて、SVXのフルード交換では
1.マスターとABSユニットの間のエア抜き
2.マスターと各キャリパーの間のエア抜き
をする必要がある。
マスターをほぼ空にしてから新しいフルードを継ぎ足し、エア抜きをはじめる。
フロント左右は問題なかったのだが、リアに問題あり。
リアは左右ともいくら踏んでもフルードが排出されない。
キャリパーが固着しているかと思って焦ったが、固着したからと言ってフルードは流れる。別の要因だ。キャリパーの固着は特になかった。
緩めたブリーダーボルトのあたりに錆を含んだフルードがあふれてきたのでボルトが詰まっているのかと外してみると、穴が錆で埋まっていた。
そもそもキャップがボロボロになって役に立っていなかったので、水が入ってさびてしまったようだ。
ボルトをはずし、針でつまりを取り除いて開通させたところ無事フルードが排出されるようになった。
エア抜き作業自体はごく簡単で短時間で終了する。SVXの場合はエアは残りにくいようだ。
従来通りの踏み応えが得られた。
***
参考までに純正番号は

(26239)ブリーダ スクリユ 26239AA011

(62520)キャップ,ブリーダ 625205010
であるようだ。モノタロウでも買える。
Posted at 2022/08/27 12:45:46 | |
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