2023年08月16日
しばらく前からUV硬化樹脂が普及し、百均ですら売られている。
ネイルやアクセサリー作りにつかわれている。
一方で光造形3Dプリンタや車の補修、塗装にも使われている。
さて、ここで使われている光硬化樹脂は紫外線で固まるので、日光やUVライトが必要になる。
ネイル用やアクセサリ作り用にもいろいろな物が売られている。
試しに168Wというネイル用のものを買ってみた。
もちろん、168Wなんて信用していない。そんなところに手を突っ込んだら火傷するだろう。
仕様は42個のLEDで一つ4Wという設定らしい。
ところが電源は24V1.5A である。つまり、最大で36Wだ。ACアダプターの入力側は100-240V0.5Aで、50Wということになる。
LEDも小型で4Wもあるように見えない。1Wとしても42Wだが、0.8Wで33.6Wで、まあこんなものだろう。
ちなみに、この手の製品には【人感センサー付き】になっているものが多いが、発光側と受光側があるので、単なる赤外線による遮光感知のセンサーだ。
なお、きちんと商品説明に書かれていなかったが、タイマーを使うと遮光センサーとは関係なく一定時間ONになる。使わない場合は遮光センサーがはたらく。
100均で330円で売っているものは6W相当と言う仕様だが、LED1個が1Wということらしい。消費は5Wらしい。
UV蛍光灯に対してUV LEDが4/5程度の消費電力らしいので、まあ妥当だ。
振り返って前出の168Wネイル用は36Wの5/4で45W相当になる。これでも168Wには全く足りない。実際そんなにあったら大やけどだろう。
百均ライトでもネイルには使えるらしいので、45W相当であれば十分アクセサリーや光造形3Dプリンターの出力二次硬化には使えそうだ。
Posted at 2023/08/16 16:15:05 | |
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