またジャンククリーナーを落札した。
CL140FDは1台目。
CL141FD、CL180FD、CL142FDに続いて4台目である。このうち1台(CL142FD)は実家に置いてある。

↑出品されていた際の写真
外国人と思われる出品業者で、なんでも同じ説明、格安スタートで売っている。
外見はきれいだったので、中身はどうにでもなると思って落札してみた。
さっそく届いたので中を開けてみると、ゴミだらけ。尋常じゃない量なので、何かがおかしい。
モーターファンアセンブリの位置が決まらずグラグラしている。
排気部にもゴミが詰まり、本来あったはずのスポンジフィルターがなくなっている。
一度開けられて何かをされている様子。
分解し、洗いながらよく観察すると、見慣れない半月状?の部品が出てきた。
最初は前オーナーがすき間を埋めるにの入れたのかと思ったがそうではないようだ。
よく見てみると、ファンがつく部分の、位置決めの部分が割れて外れてしまっているのだ。
だが、問題はそれだけのようで、モーターは健全。他の部分も正常。
ならば、割れてとれてしまっている、ファンを位置決めする部分を接着すればいい。
構造的にそもそも不安定で、数mmの空間を空けて薄板の部分でアセンブリの位置決めをしているのだ。劣化して割れることもあるかもしれない。
今回の個体は、恐らく何らかの理由で中を開け、清掃したときにスポンジをとってしまったり、モーターファンアセンブリに無理な力を加えて筐体の位置決め部を割ってしまったのではないかと思う。
すき間にプラ板を積層した部材を貼り付け、これを足がかりに割れてとれてしまった半月状の部品をプラリペアで接着した。この筐体はプラリペアの溶剤でよく溶ける。
なくなってしまっていたスポンジは、マキタから20円か何かで買えるが、手持ちのスポンジで代用した。
接着完了すればモーターを取り付けて試運転する。
多分、大丈夫かな。
追加投資なく、手持ち部材だけで修理できて良かった。
この個体にはサイクロンユニットをつけて、実家の2階にある母親の部屋に置くことになるだろう。
追記:
スイッチレバーの軸の片側が折損していることが判明。
使えないことはないが、とりあえず適当な樹脂を加工してプラリペアでつけてみた。実用になるかどうか?
問題があれば部品を取る。200円台と安いので問題ない。
追記:
まだ接着は完全ではないが、組み立てて試運転。
全く問題なく動いている。
追記:
メルカリではCL10x系のクリーナーが多く、CL14x、CL18xなどはヤフオクより高めな気がする。
これはメルカリの主なユーザーが女性で、通販生活で売っていたCL10x系のユーザーが多いことに起因する気がする。そこそこの値段で出しているから、上位機種はそれより高めになりやすいと。
10.8V機では力不足だろうなあ。
14.4Vや18vの機種は小回りが効いて便利だが、家庭用掃除機としてそれなりに一般の掃除機の代用になるのはBLモーター搭載で強化型のCL284/5/6なのだろう。この機種はそれまでの18V機種を大きく上回り、40Vmaxの機種と同等の吸い込み仕事率を18Vで実現している。
最近、マキタは18Vで40Vmaxの機種と同等な能力を持った製品を出すことが増えている気がする。
18v/36v兼用型を採用し移行が進んでいるHiKOKIに対して、バッテリー互換性がないマキタの40Vmaxは明らかに失敗している。だから18Vを売らなければならない。それが18Vで40Vmaxと同等な機種を出す理由なのだろう。ますます40Vmaxが売れなくなるが、背に腹は代えられない。
Posted at 2023/10/10 19:52:51 | |
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