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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2023年12月17日 イイね!

【修理】マキタ ピンタッカ PT350D その5

 修理がなかなか進まない。

 最初ボディがかなり綺麗だったので内部の消耗も少ないのではないかと予想していたが、とんでもなかった。ジャンクはジャンクだった。

 恐らく、落としたとか何らかの理由でボディの交換をしたのだろう。銘板がなくなっているのはそのためだと思われる。
 機構部分に目立つ損傷はないので動作不良をボディの変形や消耗の影響と考えたのかもしれない。そして換えても動作不良が解消しないので諦めたのかもしれない。
 
 チャンバーがPT350Dの分解図のものと違うので、部品を寄せ集めた可能性もある。

 内部の機構の消耗が大きいので、パーツを交換してもまだ他の部分の消耗の影響がある。
 結局主なパーツは全て交換になりそうだ。とは言えかなり安かったので、その程度の出費は大丈夫だ。

 この型の最初のモデルなので故障が多く、後のモデルでは改良されているようだ。うちのST121Dと比較すると、ST121Dはギヤの機構が大きめの金属フレームでかなりガッチリ作ってある。PT350Dは金属が小さく樹脂で支える部分が多く、内部のパーツがずれ動く余地が大きいように見える。

 と言うわけで、また来週の早く帰れる日にカインズで部品を注文してくる。

 珍しく手こずっている。さすがはモーターの力で動く電動工具ではなく、私がにがてに思っている、バネの弾性をメインにつかう奇妙な電動工具・タッカである。
 モーターでは圧縮空気に近い爆発的な力を得ることは困難なので、釘打ち系の電動工具はバネの弾性力を使うのだ。



 
Posted at 2023/12/17 21:58:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理・レストア | 日記
2023年12月17日 イイね!

レーザー距離計

 例のかずさんの動画を見ていると、レーザー距離計が登場することがある。

 大工の世界では、レーザーは活用されている。
 水平垂直を出すためのレーザー墨出し器は極めてポピュラーで便利なツールだ。
 そしてレーザー距離計は、レーザーを使って距離を測るツールだ。

 少し前にボッシュが火を付け、普及したらしい。今でもボッシュは市場占有率が高く、新製品の投入を続けているようだ。少し前までは高機能化を続け、最近は見やすいグリーンレーザーへの移行を進めている。それまでのレーザー機器は多くが赤いレーザーだったが、レーザーポインターやレーザー墨出し器で視認性の高いグリーンレーザーが使われるようになってきたことを受けてか近距離用からグリーンレーザー化を進めている。

***

 長さを測るのに、差し金を使えるときには差し金で測った方が確実ではある。

 だから、レーザー距離計は差し金レベルではなく、メジャーを当てる距離かそれ以上である場面でとても役に立ちそうに思う。

 誤差は、1.0〜1.5mmぐらいから。
 近くはボッシュの製品で5cmが限界。
 遠い方は製品により、数十mから数百mまで幅がある。

 もちろん、レーザーを強くし、受光側の光学系を強化すれば距離を伸ばせるが(アポロ計画の際月面に置かれた反射鏡によって、以降地球と月の間の距離はレーザー測定されてきた)、大きさ的にも内容的にも大工が使うツールの範囲ではなくなる。
 100mを超える測定ではさすがに三脚などを使う必要が出てくるし、サイズも大きくなる。

 大工やDIYでは数十m測ることができれば十分であろう。

 距離を測るツールではあるが、機能は拡張され、三角関数を使って高さを求めたり、面積、体積を求めたりもできる。
 三角関数を使うということは内部で角度も測定しているということであり、直接角度を計測できるもの(水平器としても使えるもの)もある。

 計測データの記録、アプリとの連動もできるものがある。
 さらには、遠距離用のもので目で視認できないレーザースポットを捉えるカメラが内蔵されているものがあり、このカメラの画像を計測時にデータと共に記録できるものもある。

***

 原理は、光を放ってから戻ってくるまでの時間を計測するものと、光を変調して位相差を使って測定するタイプがある。
 長距離の測定では前者がよく使われているものと思うが、ポケットタイプのレーザー距離計では位相差方式を使っているのではないかと思う。
 このあたりはメーカーも説明していないのでよくわからないのだが。

 測定の原理を図で見てみよう。

■光パルス式

alt

 最も単純な方式で、パルスを発生させてから反射光を受光するまでの時間から距離を算出する。


■位相差方式

altalt

 光をサイン波で変調し、発生側と反射側の位相のずれを検出して距離を算出する。
 実際には変調周波数を変化させて複数回測定し、計測距離の幅を出している。


 光速度は真空中で約30万km/秒である。

 15mなら反射すると往復で30m、時間にして0.000001秒=0.0001ミリ秒=0.1マイクロ秒である。

 もの凄く短い時間を計測するわけだが、今どきはスマホがクロック数GHzで動いている世の中なので、マイクロ秒弱程度なら充分扱えるわけだ。

***

 ちなみに、最初の光速度の測定は次の図アのように行われた。


 図アのように、歯車を回転させて光を往復させ歯車を回転させる速度を上げていくと、反射光が歯車に当たって見えなくなる。
 この見えなくなるときの歯車の回転速度から光速度が測定された。

 図イはハーフミラーを使ったパルス式の測定だ。


Posted at 2023/12/17 11:17:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | Tool | 日記

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