ヤフオクで回転し続け1円スタートになったマキタの電動カンナを1円で落札してしまった。
電動手押しカンナ台を作るのために、幅の広い電動カンナを探していたのであるが。
出品者はせどりっぽく、何処かで入手してきたいろいろな物をヤフオクでさばいているが、ほんのちょっとだけ悪い評価が目につく。
ものは、96年製のマキタ1805NSPで、替刃式の最新式(笑)現役モデルだ。
少ない出品写真では状態を把握することは難しいが、湿り気があるところに底面がついて放置されていたようで、底面の一部に表面的腐蝕がある。アルミだから腐蝕が派手に見えるが、恐らく致命的ではない。
回転刃がつくドラムの見えている面の刃は綺麗だが、裏面の刃は底面と同じに湿り気を浴びていた可能性があり、さびている可能性大。
しかし、替刃式なのでコストは安いし、大丈夫だろう。
なんと送料が2700円。距離と大きさが効いている。重さも5kg台で結構ある。
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これが先ほど届いたので早速検証。
裏面の腐蝕は軽微。磨けばきれいになる。
刃はやはり替刃式で、1枚はサビで刃が欠けていたが、替刃は両面刃なので逆側がつかえれば当分問題ない。
付属品は箱を除き何一つなかったが、この純正の箱は木製で、大きく重いので邪魔にされていたのだろう。地面かコンクリート面で湿気があるところに放置されていたようで、底と蓋のベニアがベロベロになってしまっている。その湿気がカンナの底面まで影響したのだろう。
モーターは異音もなく軽く回り、問題なし。
その他大きな問題は見当たらない。
あとでベアリングも確認しようとは思うが、恐らく問題ないだろう。
これを1円とは。
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この機械は大工とかのプロが使う。DIYでは使う人はあまりいないだろう。DIYだと小型モデルが好まれる。
ドラムを見るとそれなりに木を削ったようで、樹脂と木の粉がへばりついている。ただ、本体底面の傷の付き方、刃の消耗度合いなどを見ると、高い頻度で使われていたようには見えない。
それほど頻度が高くなくある程度使ってからは使われなくなったようで、持ち主が現役を引退したとかかもしれない。
で、その後遺品処理の過程で処分されたとか、そんな感じがする。
正直、うちでも手持ちカンナとしては大きすぎて手に余る。家の柱のカンナがけに使うような機械だ。
しかし、裏返して固定し、手押しカンナとして2×4材、2×6材の厚み調整などに使いたいと思っている。
追記:
手持ちの1804(136mm)と比較すると、底面の幅は同じ。刃の幅だけが違うようだ。
Posted at 2024/01/09 19:59:09 | |
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