自分は各種ストレス(ストレッサーは多い)からやたらに食べて体重が増えてしまった。
長くいた2つめの学校を辞めて3つめの学校に勤めていたとき、遂に80kgを超えた。
その後はダイエットを志して70kg台前半に落としたけれど、食事を戻したらあっという間に80kg台に。
今は80kg台中ごろで落ち着いている。
しかし、脂肪肝と言われ、肝臓関連指標がよくない(とは言え、50kg台だった大学生の時からγーGDPの異常あり)ことや、見た目があまりに問題なので痩せようと試みはじめた。
1 代謝のこと
まず、糖質制限ダイエットの考え方はこう言うことらしい。
糖質が消化吸収されると、血中のグルコース濃度が急上昇する。
この上昇ですい臓ランゲルハンス島B細胞からインスリンが分泌される。
インスリンは全身の細胞に働きかけ、血中グルコースを細胞に取り込ませるシグナルとしてはたらくホルモンである。
これによって肝臓ではグルコースがグリコーゲンとして貯蔵される。グリコーゲンは利用されないままだと脂肪に変換される。
各細胞では代謝されてエネルギー源となったり、脂肪に作り変えられて蓄積される。
我々の主たるエネルギー源はグルコースであり、特に脳はグルコースを大量に消費し、他のエネルギー源となる物質はほとんど利用できない。
脂肪は緊急時の保存食であり、グルコースに作り変えることもできない。
このため、血中グルコースが不足すると肝臓などのグリコーゲンが利用され、それも尽きると脂肪やタンパク質が利用されるようになる。
このため、体に脂肪がつくとなかなか利用されないので痩せられないのだ。
そこで、糖質を制限することで余剰分が脂肪になることを抑える。
このままではグルコースが不足するので、タンパク質を食べることを必要だ、タンパク質は糖質コルチコイドというホルモンの分泌が引き金になってグルコースに作り変えられる(糖新生)。
ここまでは脂肪を蓄積させない方法である。
脂肪を利用させるにはグルコースがやや不足気味な状態で体を動かすことが必要だろう。負荷の高い運動をしなくてもグルコースが不足していれば脂肪とタンパク質が使われるはずだ。
筋肉が減ってしまうことは代謝の減少や運動能力の減少につながるため、タンパク質をとることは必須である。
なお、肝臓のグリコーゲンは、グルコースの補給がないと半日から1日で使い切ってしまうらしい。
2 時間的なこと
午前中にグルコースの代謝が盛んになる。
夜間は副交感神経のはたらきが活発になり脂肪の合成が盛んになる。
朝ご飯は糖質をとっておくべきだ。これは日中の活動でほぼ利用される。
昼や夜は糖質制限をかけておけば、グルコースやグリコーゲンも使い切り、夜間帯のグルコース濃度上昇を避けられ、脂肪合成をおさえることができる。
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と言うわけで、ここ数週間、朝はしっかりご飯やパンなどを食べ、昼や夜はタンパク質を中心にして糖質はなるべく採らない食事をしている。
そもそもエネルギー消費は多い生活なので、条件さえ整えれば脂肪の消費は起こりやすい。
そんなことで、体重は徐々に落ちてきている。今は82kg台だ。このまま80kgを切っていけるといい。
以前糖質制限で落としたときは、落ち始めるとどんどん落ちていった。なので、今の食生活である限りは同様に落ちていくことが期待できる。
問題はリバウンドを如何に避けるかである。
夜間の間食はもちろん、夕方以降の糖質を減らしていれば、大きくリバウンドすることはないと考えられる。晩ご飯の外食を避ければ、コントロールしやすくなるだろう。
Posted at 2024/11/02 07:19:32 | |
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