先日、トラックが何ども引っ掛けて反り返ったガードレールにリアドア・リアフェンダーを引っ掛けるという自爆事故をやってしまった。
目の前に入ってきたベンツを避ける動作の中だったので、ベンツにも責任もあるのだが。
まあ仕方がない。
ミツモアとか言う見積サイトに登録してみたら、1社から返信があったが、写真を送ったら職人と相談して返事をすると言ったままなしのつぶて。
まあ、結構大変な板金になるわけだ。
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曲がって鉄板が切れているドアは交換。既に入手済み。
リアフェンダーは修復する。
本来、このぐらいの破損ではパネルを交換する。
リアクオーター全体を交換するとなると、リアガラスを取り外し、スポット溶接を外して交換するという大仕事だ。
パネルから切り出して部分交換するという手もある。
そうでない場合は板金修復だ。
BMWのリアフェンダーは硬い。
前回右側のリアフェンダーを自分でなおしたが、アーチ部分だけだったので引き出す作業もハンダで引きだしたが大したことではなかった。
今回はドアとの間の非常にかたい部分なので、かなりしんどくなる。
更に、とがったガードレールが刺さって鉄板に穴まで開いている。
穴が開いている部分に引っ掛けてスライディングハンマーで引きだしてみたが、ドアとの間のプレスラインが折れている部分はその程度ではどうにもならないぐらい硬い。スタッド溶接機でワッシャを付けて引っぱるぐらいではとても動きそうにない。
厚めの鉄板がプレスラインで強度を出している部分が逆側に曲がっているので、相当に強度が強くなってしまっている。
この部分はこれはもう、表面の鉄板を切ってドア側面の曲がりを裏表から叩いて形を直すしかなさそうだ。強度を増すために角をつけて曲げてあるから硬いのであって、平らな板なら大したことはない。
↑黄色いあたりを切り取る?
切ってしまえば形を直すのは楽になるが、あとを鉄板を切って叩いて整形した上に溶接するか、ハンダづけするか、FRPで整形してやるかで修復する必要がある。
結構大事な修理になる。
Posted at 2025/03/22 19:24:36 | |
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BMW 320i(E90) | 日記