実体顕微鏡の中古についてきたSONY NEX-C3にアリエクで買ったM42-NEXアダプター付けて、極めて安価なM42オールドレンズ(入手しやすいのは主にアサヒペンタックスだが、
世界中で使われていたマウントなので選択肢が非常に広い。ソ連製とかも普通に買える)を付けてみた。
マニュアルフォーカスで撮る世界が妙に楽しく、大変気に入ってしまった。
なにしろレンズの種類が多く、古いマニュアル時代のレンズなので安価。
ボケ方が独特なレンズもあって、非常に面白い。
もう少し使う範囲を広げようと、手持ちのキヤノンレンズが使えるようオートフォーカス対応のキヤノンEFレンズ用のアダプターも買ってみた。
だが、フォーカスを合わせようとするが迷うだけでフォーカスしない。
NEX-C3のファームアップデートしたらウンともスンとも言わなくなった。
ネットでググると、C3等では全く動かないという情報があった。
だめかあとがっかりしたが、NEXというカメラシリーズ自体を気に入っていて、その最上位NEX-7のコンパクトながら高機能・高操作性に興味が湧き、そうこうするうちにメルカリで出物を見つけて買ってしまった。
↑ロシア製のM42マウントレンズ
Valdai HELIOS-44M F2.0を付けているNEX-7
旭光学のタクマーシリーズにアダプターを合わせたので、
絞り等の表示が裏側に行ってしまっている。
古い機種なので今どきのものには性能的には劣るのだろうが、なかなかに優れている。
で、この機種であれば前出のEOS EF用AF対応アダプターも動くと言う情報があったのでためしてみた。
すると、望遠のズームは、やや暗いところが苦手ではあるものの、それなりの速度でフォーカスする。標準ズーム、広角ズームはEOS Kiss X5には劣るものの速くフォーカスするので充分実用になる。
ただし、レンズの手ブレ補正は使えないし、動画でのAFも使えない。
基本的にはこのカメラはEF-Sレンズを使うつもりだが、せっかく多数購入したM42レンズも使いたい。
そこでアリエクでM42-NEXアダプターを買い足した。500円台で買えるのだから驚きだ。
このアダプターは、M42レンズの絞りをリングの動きに合わせて動かすための突っ張りがついているが、一部のレンズではこれがレンズと干渉してしまい、ピント合わせに支障が出る。最初はなんで動きが渋くなるか分からず悩んでしまったが、動作を見ていて干渉に気がついた。
そこで、干渉する内縁部を少しヤスリで削っている。アルミなので簡単に削れる。こうすると問題なく使えるようになるのだ。
この加工が必要なのはアサヒペンタックスの単焦点レンズの一つだけなのだが、やっておけば安心して使える。
NEX-C3/NEX-7は小さくM42の広角や標準の単焦点レンズがとてもフィットする。気軽に持ち出せる。
M42レンズはコンパクトで持ち歩きやすく、135mm望遠かSIGMAの75-210mmズームあたりを加えてもそれほど邪魔にならない。ちょっとした旅行にまとめて持っていくのもいいかもしれない。
Posted at 2025/04/13 22:42:58 | |
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