母の結核についてはガフキー5で感染性が強いため勧告入院となったが、今の病院が結核病床を持っていないため転院が必要になった。
 医師が市川の病院を転院先として交渉したが、日程条件が厳しく、私の検査日と重なっているためにいろいろ動かす必要が生じてしまった。
 医師は検査日を動かすために保健所と話をして、今の病院で検査をする了解を取った。本日午後検査を受けてくる。
 一方で、市川が遠く、高速を乗り継いでいかねばならず、自分の負担がかなり大きくなってしまうこともあって、近隣の病院で受け入れられないのかどうかを調べていた。
 医師によれば結核病床がある病院は少なく、認知症のある高齢者の受け入れをする病院は限られているとのことだった。これは当該病院の呼吸器内科の医師ら全員の見解らしく、そのため、市川が受け入れると言っているので絶対にこれを逃すまいという様子だった。
 しかし調べてみると、厚労省が結核患者の高齢化に対応させるべく、結核モデル病床事業というのを行っていて、それに応じた病院が保健所や厚労省のHPで知ることができる。
 その中に近隣の病院があった。
 その病院に問い合わせをしてみたが、体制としては受け入れ可能なニュアンスであったが明確ではなかった。病院の医師からの問い合わせをしてもらわないと答えられないとのことであった。
 こちらとしては、医師の説明によれば厚労省の制度も知らなかったが、受け入れないのではないかと言うことであったので、受け入れ体制があるのかどうかを知りたかったのだが。
 
 しかし、ニュアンスでも受け入れ体制はあることは分かったので、その病院に転院できないかを聞いてもらうことにした。
 結果としては、受け入れ不可。
 体制としては受け入れられるが、1床しかなく、結核疑いの患者が入る予定があるため、他病院で受け入れ可能であればそちらに行って頂きたいと言うことらしい。
 ただ、今の病院も近隣病院で受け入れ可能であることを知らなかったので、勉強になったとのことだった。
 最初からそちらの病院で検査してもらっていればそのまま入れた可能性があったのになあ。
 ここまで先週から何度も何度も担当医や病院の担当者と電話でやり取りしている。
 今日は自分がやや風邪症状があり、万一があるので欠勤しているが、転院関係のやり取りをするためでもあり、欠勤していた良かった。
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 結核病床は減ってきたが、高齢者の結核患者は増えているので、その対応のために厚労省はモデル事業を行っていて、千葉県でもそれに対応している病院の数は結核病床ありの病院の4倍はあるのだ。
 しかし、現場の医師や病院がそれを知らないのでは役に立たない。
 何だかなあという思いで今回の経過を見ている。
 
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 今日午後1時に救急外来で検査を受けるが、排菌の有無が分からないので病院内には入らず外で待機してくれと言われた。転院時も病院内には入らずにと。
 しかし転院先では病院内の入退院窓口を指示された。大丈夫なのかと確認すると、N95マスクを渡すのでそれを使えば良いとのこと。
 ということは、今日もN95マスクを渡されるのかな?
 因みに、勤務先は、検査結果が出る前の状態でも法的義務が無いことを理由に、出勤してよいと言ってきた。あとは体調を見て本人が決めてくれと。
 法的義務はないがリスクはあるので校長判断になると保健所からいわれたので判断を求めたのだが、法的義務が無いことを理由に教壇に立たせるとは、リスク管理をどう思っているのだろう。
 病院は私にあまり関心を払っていなかったが、ガフキー5と分かったとたんに濃厚接触者にも厳戒態勢なのだが。
追記:
 以前のリハビリ病院への転院を希望したときの地元病院の対応と比べて、今回の病院の対応のいいこと。ホスピタリティーにあふれている。
 
 
				  Posted at 2025/11/04 11:20:17 |  | 
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母の介護 | 日記