
とある御仁。やたらに人に絡みたがる。
ピアッツァを黄色に全塗装したのを知ると、実物を見てもいないのに、いきなり吐き捨てる。
・黄色なんてとんでもない非常識な色だ。
・職場に乗っていけるか? なんて思われるか考えてみろ。
・狭いコミュニティでいい気になっているのだろうが、世間の常識を教えてやる必要があると思っていってやっているんだ。
(すっごい上から目線。ご親切なことだ。「みんカラ」あたりのことを言っているようだが実際全塗装するまでに「ピアッツァに黄色は似合う」とかって盛り上がったことはなかったはず。自分がこうしたいということは書いてきたけれど冒険でしかなかった。事実を確認もせず、実物を見てもないのに思いこみだけでよくこんなに言いたい放題言えるもの。日本人に黄色はウケが悪いことはよく承知している。しかし、昔から黄色にしたかったし、他人がどう思うかなんて気にしていたら、変わった車には乗っていない。変わった人だと思われることも気にはしていない。それにしても、全塗装はやってみないと分からないし、まだ手元に戻ってきてなくて不安で仕方ないのに、なんでそこまで言われなくてはならないのか)
その御仁は木を加工して塗装をすることが多いので、「たいしてコストはかからないし、内装にツキ板でウッドパネルをつくるのを試してみたいのだけど、クリア塗装にはどんなものを使ったらいいかな?」とたずねると
・やめておけ。金の無駄だ。
・だいたい車の内装のウッドはツキ板なんか使っていない。
(だから、大してコストはかからないし、遊びでやるだけで、ダメなら外すだけだってば。やったことは成功失敗問わずすべて自分の経験になるし)
「専門の工房ではよくバーズアイメープルのツキ板で加工をやっているよ」というと、
・ウッドを使ったって、本革を使ったって、高級車の塗装をしたってピアッツァは高級車にはならない。ウッドをあとからつけるなんて不自然になるだけだ。
(一体何の話? ツキ板の話はどこへ行った? 自分は単純に純正のウッドパネルが綺麗だが入手不可なので自分でつくってみようと思ったのだし、フェラーリという言葉につられたのかもしれないが、自分は黄色で高級感が出るなんてちっとも思っていないのだが。妙に高級にしたがっていると思いこんでいるようだが、ウッドは目を楽しませ、革は手触りを楽しむものだと思うが。)
「ピアッツァには純正のウッドパネルがあって綺麗なんだけど、もう手に入らないから自分でつくろうかと思って。」
「SVXなんかだと、印刷の木目調パネルの評判が悪くて、ここだけが気になるからとオーナーたちがあつまってアメリカの業者にウッドパネルをオーダーして右ハンドル用をつくらせたんだって。そういう需要もあるんだよ。アメリカでもそんなキットを売っているぐらいだから、やっぱり木目調パネルは気になる人が多いんじゃない?」というと
・SVXの内装は全然高級じゃない。
・アメリカではどんな安い、マイナーなクルマでもそういうキットを売っているんだ。アメリカはそういうところだ。SVXが高級車だからじゃない。ウッドをつけたからって高級になるわけでもない。
(今度は純正パネルの話がどこかへ消えたし。それにしてもやたらに「高級」にこだわるなあ。誰もSVXの内装が高級だなんて話はしていないのに。だいたい、SVXオーナーたちがどこに不満を持っているかという実例に、全然対応していないじゃないか。なにがなんでも後付けウッドは不自然という話にしたいらしい。ちなみに、アメリカでは個人レベルで製作しているような多様なパーツがいろいろな車種用につくられているのは知っている)
「自分はSVXにウッドパネルをつけようとは思っていないけれど……。まあSVXはバブルの頃のクルマだけど、値段の割にたしかに内装はそんなに高級感がある訳じゃないからね。高級車とは言いにくい品質でオートマが壊れやすくて、かなりの割合で数万キロで壊れるぐらいだし。保証期間で壊れていればいいけれど、切れてから壊れると30~40万ぐらいかかるらしいし。中には新車価格と同じぐらい修理にかけたって言っている人もいるからね。」
・オートマが壊れるのなんか普通だ。俺のも壊れた。
(保証期間内に高頻度で壊れるのはどう考えても普通じゃないのだが……)
・おまえSVXはそんなにお金はかからないと言っていなかったか?
「ああ、自分が乗っているS4は最終型であまり壊れないよ。オートマが違うのになっているし、壊れやすい4WSもついてないし」
・言っていることが全然違うじゃないか。SVXは壊れるのか、壊れないのか、どっちだ。
「だから、前期型は壊れやすかったみたいだよ。でもS4はあんまり壊れないらしい。実際、自分が乗っている範囲では全然問題ないし。」
・だから、どっちなんだよ。お金はかからないって言っていたじゃないか。
「だから、S4は前期型より壊れにくいんだって。」
・じゃあ壊れないんだな。お金はかからないんだな。
「そりゃ、クルマなんだし古くなれば全然壊れないなんてことはありえないよ。」
・じゃあ壊れるんだな。おまえはお金はかからないって言っていたじゃないか。
(SVXが全く壊れないなどと一度も言った憶えはないのだが。古い割にはあまり壊れないと言ったようには思うが。論理を無視した強引な揚げ足取りの繰り返しで論破したつもりになっている。工業製品が改良されることも工業製品がいずれ壊れることも十分承知で相手を凹ますことしか考えていない。)
一連の「会話」は、まるで筋道が通っておらず、自分の思いつきをごり押しし、相手を否定して自分優位であろうとするためだけのものであったように思えるが。同じようなことは過去何度も。まるで絡み癖のひどい酔っぱらいであるが、正真正銘のしらふである。 驚くことに現役の理系研究者。
私の知り合いは「他人が理不尽な攻撃をする時には相手に妬みがある時だ」と言っていた。
この御仁の「高級」を勝手に感じ取りそれを懸命に否定する様には、根底には妬みがあると思われても仕方がないだろう。
私の周囲にはもっとすごい人間がいる。
ちょっとしたことで自分が非難されていると思いこみ、激高して相手の人格攻撃を始める。相手の言うことなど聞きもせず(同意を示していても)思いこみで全否定する。
こちらが相手の言うことを理解しようと、主張する理由や根拠を尋ねても「些末な話をするな」と怒鳴り散らすばかり。実際のところ根拠はなく単なる憶測・思いこみなので根拠を示せないのだが、それができないのは「権力の陰謀」で消されているからに違いないという。そして、彼に同意しないと「権力に迎合しやがって。最低な人間だ」と言って怒鳴り散らし汚い言葉で罵る。
彼は自分だけが権力に負けず隠蔽された真実を見抜くことができる存在だと思っており、自分に同意しない他人は全て権力の犬に見えるらしい。
こういう人たちとつき合わなければならないのは、正直しんどい……。
Posted at 2009/09/19 01:03:29 | |
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