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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2010年12月11日 イイね!

想いは人それぞれ 私の場合

 世間は年末だが、私にとってはまずは学期末である。担当時間数・授業の種類が多く、この時期は必死。しかも、こういう時期に地元のイベントをぶつけられるのでたまらない。今回は不可能であると一つは断ったが。

 いつも会議やイベント等で週末が潰れていて、たまに何もない休日ができると放心状態で何をしていたのかおぼえていない日も。結局押し詰まってから動かざるを得ないのでとてもばたばたしている。

 さて。最近他の方のブログやら書き込みなど見ていて、難しいなあと思うことが。

 積極的に働きかけて車好きの仲間作りをしたり輪を広げるっていうのは、なかなかできることではないと思う。
 ただ、車に対する想いがそれぞれ違うので、誰もが趣旨等に同意できるわけでもなく、なかなか難しい。

 私の場合は所有車が
「いすゞ ピアッツァ」
「スバル アルシオーネSVX」
であり、その属性が特殊である。

★「いすゞ ピアッツァ」の属性
・クーペ      ・スポーツ車     ・いすゞ
・稀少車     ・旧車(ハチマル)  ・不人気車      
・デザイン    ・欧州車風      ・イタリアンテイスト
・美車       ・ジウジアーロ    ・ターボ
・SOHC     ・リジットサスペンション
などなど

★「スバル アルシオーネSVX」の属性
・クーペ      ・スポーツ車     ・スバル(富士重工)
・稀少車     ・不人気車      ・デザイン
・美車       ・ジウジアーロ    ・バブル車
・DOHC自然吸気     ・AWD(4WD)
・3L超の排気量  ・ハイテク車(当時の)
・スーパーカー的
・エクセーヌ(アルカンターラ)
などなど

 両者に共通するのは「ジウジアーロ」「デザイン」「クーペ」「希少車」「不人気車」というところである。
 デザインを重視しているのではあるが、不人気であることを重視しているわけではなく、ただ多数派にはあまり与したくないあまのじゃくな性質を持つことは認めざるを得ない。優れたデザインの車が安く買えたのは不人気車ならではと言えるが。

 いすゞというメーカーについては、ジウジアーロとの関係が深く欧州テイストの車を作り続けたが故に愛着の様なものを感じている。ただ、アメリカ市場至上で開発されたJT1型ジェミニ以降のいすゞ車に対しては微妙であるし(ビークロスはよくやったとは思うが)、乗用車撤退後には特別な想いはもてないでいる。
 一方のスバルにはラリーを通じての応援姿勢はあるが、車作りに対しての取り立てて強い想いはない(フラッグシップであったはずのSVXがスバルにとって消したい過去の様な扱いであることも含め)。

 いすゞ車好きの人たちのソサエティに参加はしても、スバル車好きの人たちのソサエティには参加しづらい。

 不人気車は数あれど、不人気車だからこれらの車を買おうと思ったことはなく、不人気車オーナーの苦労には共感しても、不人気車好きという人たちのソサエティには参加しづらい。


 欧州車好きな人たちのソサエティには参加しても(ピアッツァやSVXをへて欧州車オーナーになった方も多い)、車に市販パーツをやたらにつけて改造する人たちのソサエティに属することはたぶんないだろう。

 立派な旧車オーナーで、過去の車について魅力的なものがあるとは思うが、旧車だから好きというわけではない。



 三菱スタリオンと言えばピアッツァと同時代の不人気車だが、共通項はそれだけ。スバル アルシオーネ(初代)といえばピアッツァと同時代の不人気車でSVXの先代であるが、そのどちらとも共通項は少ない。

 多分、それらの車のオーナーさんたちとの車に対する想いの共通項は少ないのではないかと思う。不人気車オーナー同士の奇妙な連帯感はあるにしろ。


 以上はあくまで自分の場合である。おなじ車のオーナーであっても、私とは異なる感覚を持つ人もいる。

 おなじ車の所有車でも、想いはそれぞれ。あるオーナーの方向性の一つに同一視されれば違和感をもつのは当然のこと。

 ただ、縁あってのことなので、無理のない範囲でゆるい連帯でもあればそれに越したことはない。

 
Posted at 2010/12/11 11:24:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | ひとりごと | クルマ
2010年12月08日 イイね!

新しいものほど寿命が短い

 どちらかというと近況&愚痴の類なり。

 先頃、ノートパソコンをベッドの端から落下させ(Thinkpadには重力変化を検知しハードディスクを守る機構があるが、今回はそれが働かないレジューム時の事故)、HDDがバッドクラスターだらけになった。幸い,先日コンサートのレコーディングをしたあとに自動でバックアップが働いていたので、内容はすべて復帰できる。より容量の大きい新しいハードディスクを買ってきて、バックアップを復元して、事故の翌日復帰した。バックアップの重要さはいつも身にしみているが、各マシンやデータサーバーで自動バックアップを録る体制が見事に役立った。

 財布が傷んだにせよ完全復活でまあよかったのだが、同じ頃実家では非常に悲しいことが。
 急な用事で実家へ呼ばれこき使われていたとき母親が突然、「あんたのNECのテレビはリサイクルの引取料が高かった」などと文句を言い出すので何のことかと思えば、私が大学時代から最近まで愛用していたテレビ兼PCモニターを、エコポイント目的で買った大型液晶テレビのリサイクル引き取りに出したというのだ。
 これには切れた。
 そもそも、しょっちゅうテレビをめぐって言い争う両親を見かねて、余っていたテレビモニターを貸したのだ。それを勝手に捨てるとは。しかも、定価158,000円もした貴重なマルチシンクモニターを。

 すぐさま引き取ったヤマダ電機に連絡させたが、既に引き取りから1週間。もはや行方はたどれないとのこと。たとえ見つかったとしても『廃棄物』でありまともに扱われているはずがない。

 このテレビモニターは実は非常に機能的に優れているので残していたのだ。
NEC PC TV-455
・VHF/UHFチューナー内蔵。
・15kHz,24kHz,31kHzの稀少なマルチシンク。
・ビデオ系でコンポジット、S端子入力。
・アナログRGB9ピン、15ピン入力。
・稀少なアナログRGBマルチ21ピン入力。
・デジタル8ピン入力。
 これだけ多彩な入力端子と入力信号に対応したモニターは、現在存在しない。
 これさえあれば、かつてコンピュータのハードやソフトを学ぶ貴重な教材となったMSX2のアナログRGBマルチ21ピン出力、その後を受けたPC98互換機のアナログRGB15ピン(24kHz/31kHz)の表示ができる。

 逆に言えば、こうしたかつての機器達は、本体が動作したとしても規格が適する周辺機器がないことには全く利用することができない(MSXはコンポジットビデオ信号があるので最低限の出力は得られるが品質的に極めて厳しい)。

 例えば、フロッピーディスクドライブ、ハードディスクドライブと言った機械ものは年数が経つと大体動作不能になる。
 機械部分がないものも、電解コンデンサーのパンクなどで動作しなくなることが多い(SVXのエアコンユニット基板のように!)。

 動かなければ、そのマシン専用につくられたソフトウエアもデータもすべて無意味なものになる。当時一生懸命作ったプログラムなどは二度と日の目を見ることはない。

 デジカメや携帯をはじめとするデジタル家電はハイテクである一方、製品寿命が短く、また規格の変化が著しい。ハードが動作したとしても事実上利用が不能になったりする。
 最近の自動車は、古くなるとハイテク部分があやしくなる。エンジンコンピュータなど各種コントロールユニットが動かなくなるといくら機械的に健全でもどうにもならなくなる。
 電子楽器なども、古くなると多くは動作しなくなったりする。
 こうしたものを修理しようにも、部品がなく修理ができなくなっている。

 ハイテクになるほど構成部品が増え、故障しやすくなる。いっぽうで規格的変化が激しくなり、古くなると変化に対応できず、結局製品が長らえない。

 電子的な部分を持たない単純な機械やアコースティック楽器が修理をしながら何十年も使用し続けられるのと大きな差だ。
 
 最新のハイテクなハードウエアは高価でもある。そんなものに多額のお金を出しても、数年から十数年で使用不能になる。一定のはたらきを得ることはできるのだからそのためにお金を出すのかも知れない。しかしとても割り切れないものを感じる。かつてのハードウエアはもっと長く使い続けることができた。

 データを残しておこうにも、フロッピーディスクなどの寿命は短く、磁気に弱い。フラッシュメモリーなども長持ちはしない。バッテリーバックアップ式のメモリーなど言うに及ばず。ハードディスクもいつ動かなくなるか分からない。比較的安定な光磁気ディスク(MO)も既に衰退した規格で読み出しが不可能になる。PDも同じ。CD系の規格は今のところ生き続けているが記録メディアとしてCD-Rなどは紫外線に弱い。管理状況によるがデータ保持期間が限られる。
 結局、ひたすらバックアップを繰り返すほかなく、データはいずれ消え去るほかない。

 1枚の写真はデジタル化すればいくらでもコピーが作れるが、単一・少数のコピーではいずれ遠くないうちに読み出し装置の問題やわずかなデータエラーによって全く読み取ることができなくなり消え去る。一方で、ネガやプリントならば精度はともかくその存在は誰の目にも明らかで劣化こそすれ長く生き残るかも知れない。
 ハイテクな記録は移ろいやすくわずかな期間で消え去り、ローテクな記録はものによっては何万年も生き残る。

 ハイテクになるほど寿命が短くなり、規格がうち捨てられるとそれと共にそれまで築きあげられてきたものが失われる。文化すらも失われているのではないかと考えてしまう。
 ハイテク世界に生きる人類は、何かを残すことができるのだろうか。

 我々人類の次に知性を持つ生物は、以前の覇者達の残した残骸は目にしても、ハイテク化しデジタル化して以降のことは正確に知ることはできないのかも知れない。

 こんな不安定なものに依存し生活する我々とは一体何なのだろう、などと思ってみたりする。


 







Posted at 2010/12/08 00:41:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと | 日記

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