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Yuh_Fazioliのブログ一覧

2011年04月04日 イイね!

敵を騙すには…… 大阪万博も知っていた小野田少尉

 たまたま小野田少尉の記事が目に触れた。

 小野田少尉と言えば、戦争終結を知らずフィリピン ルバング島で「戦争」を続け、1974年に帰国したことでよく知られる。
 といっても最近はピンとこない人の方が多いのかも。当時まだ幼すぎた私にとっても歴史上のことになっている。

 いまも御健在。日本になじめずブラジルに農場を開いたが、そこでの生活に関する奥様の講演を地元のホールでやったときにスタッフとしてお手伝いをしたことがあった。残念ながらご当人とはお会いしたことはない。
 wikipediaによると、なんでも、命をかけなければならない場面で必死になったとき、突然夕闇でも明るく見え、遠くの葉の葉脈もくっきり見えるようになったという。事実なら立派な超能力だが、誰しももちうるのだろうか。

 その小野田少尉、ルバング島での生活中ラジオを入手し、各国の日本語放送を聞いていたというのだ。大阪万博も知っていたというので驚いた。それでも敵を騙す偽の情報と終戦を信じなかったらしい。


 以下、週刊ポストのアーカイブから14年前の記事。
 
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小野田元少尉はジャングルの中で大阪万博開催を知っていた


 終戦後もフィリピンのルバング島で“戦争”を続け、1974年に帰国した小野田寛郎元少尉。ジャングルの中で終戦すら知らずにいた「浦島太郎」のような存在と思われがちだが、実は終戦後の日本の様子を驚くほど詳細に知っていたという。ジャーナリスト・山根一眞氏との対談で当時の様子を語っている。(週刊ポスト1997年3月28日号より)

小野田 私はね、日本で戦後、何が起こっているかはだいたい知っていた。ラジオを聴いてましたから。

山根  ラジオを聴いていた?

小野田 住民のオールウェーブのトランジスタラジオ奪って。

山根  どんな放送を?

小野田 北京放送の日本語放送とかですよ。

山根  1960年代から70年代にかけて、北京放送はしきりに「アメリカ帝国主義は……」とやってました。

小野田 そういうのを聴けば、やっぱりアメリカは、と思いますよ。でも、文化大革命が始まってからは、放送内容が全然面白くなくなったですね。

山根  ほかには?

小野田 BBCとABC。

山根  イギリスのBBCの日本語放送は確かシンガポールで中継していたから、電波が強かった。ABCはカワセミの鳴き声で始まるラジオオーストラリア。あの日本語放送も人気があった。

小野田 モスクワ放送もラジオピョンヤンも。

山根  日本の放送は?

小野田 ラジオジャパンを聴いてましたよ。

山根  聴いていた!

小野田 新幹線営業開始も大阪の万国博覧会も知ってました。

 ただし、終戦については「偽の情報で敵をだますのは諜報戦術としてはふつうのことです。偽の新聞をつくることだってする」(小野田氏)と、最後まで完全に信じることはなかったようだ。
Posted at 2011/04/04 22:37:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと | 日記
2011年04月04日 イイね!

週刊誌は読まないから分からないけど、煽動報道もあるそうで

 週刊誌は全く読まないのでよくわからないのだが、ひどい報道もあるのかな。
 週刊ポストの記事は、比較的良識のある記事なのかも。記事通りなら相当ひどい。
 ネットにも、一見良識的かと思いきや科学的なフリをして付け焼き刃でむちゃくちゃなことを書いている『コンピュータ言語学者かつ脳機能学者』もいることだし。

 以下引用
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「臨界」と「核爆発」の違いを理解していない扇動報道も多い (NEWSポストセブン)


事実が求められているときに、イデオロギーや政治信条をもとに「脅し」「煽り」「騙し」に走る者たちは、自分の社会的責務を考えることはないのだろうか。

もちろん、報道や言論は自由であるべきだ。しかし、少なくともジャーナリズムを標榜するのであれば、最低限の事実の確認、専門分野の理解がなければ、扇動者の誹りを免れない。

残念ながら、雑誌報道のなかにもヒドイ中身のものが少なくない。例えば、原発事故の危機を報じる某誌記事では、これでもかと最悪の事態を予測してみせるのだが、科学的根拠を無視した、あるいは理解の浅い記者が「結果ありき」で書いたと思われる記述が数多く見られる。例えば、

〈いったんメルトダウンすれば、次々と核分裂を起こして制御不能になる再臨界まで一直線だ。〉

と脅すのだが、全くの間違いである。福島第一原発の炉心では、すでに部分的なメルトダウンが起きており、それは再臨界にすぐにつながるものではない。事実、そうはなっていない。

再臨界を起こすには、核燃料を高密度に集める必要があるし、すでに炉心には臨界を止めるホウ酸などの物質が入れられているから、溶けた燃料が集まっても臨界が起きるとは限らない。燃料棒と一緒に溶けていると思われる制御棒の成分も臨界を止める作用がある。

仮に圧力容器ごと溶ける重大なメルトダウンが起きても、すぐにチェルノブイリ原発事故のような放射性物質の広域拡散にならないことも、本誌が前々号(4月1日号)で報じた通りである。

そもそも「臨界」を「核爆発」と勘違いしていると思われる報道が多数あるのだが、臨界とは「1回の核分裂が、1回以上の核分裂を起こす状態」を指すにすぎず、「爆発」とは関係ない。この状態を保つと核分裂が自然に続いていくから、正常に運転中の原発の炉心は常に臨界状態に保たれているのだ。臨界=核爆発というのが、いかに非科学的な話かわかるだろう。「被曝」を「被爆」と思い込んでいる記者もいまだに多い。

このような話を、「専門家っぽい」肩書きの人たちが語ることが、さらに不安を煽っている。

※週刊ポスト2011年4月15日号
Posted at 2011/04/04 20:55:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 原発関係 | 日記
2011年04月03日 イイね!

お洒落なガイガーカウンター?

お洒落なガイガーカウンター? ガイガーカウンターと言えば無線少年とかには憧れの測定器の一つ。昔から、よく原子力や核戦争を扱った映画などに登場するアイテムで、昔の夜行塗料が塗ってあるアナログ時計に管をあててガイガーカウンターが正常かどうかをテストするシーンなんかも見覚えがある。

 原理はGM管という希ガスで満たした管に高電圧をかけ、放射線が通過するときに希ガス分子が電離し、放電が起こる現象を使って放射線を検出するもの。

 原理は決して難しい機械とは思えないが、このGM管が結構高い。それ故装置も比較的高価になりがち。無線少年には手の届かないアイテムの一つであり、しかも使い道もないという代物だった。

 しかし、無線少年には強い味方がある。秋葉原の秋月電子通商だ。さまざまな電子部品やキットを安価に扱っている。私も小学生の頃からずっとお世話になっている。
 その中にガイガーカウンターキットがあった。
 見て欲しいと思ったが、秋月のキットとは言え財布には厳しい価格。それ故逡巡していたが、気づいたらこのキットがなくなってしまっていた。キットのGM管を作っていた浜松ホトニクス(ノーベル賞をとった研究となったニュートリノの検出に使われた光電子倍増管のメーカー)が生産をやめてしまったからだ。ああ買っておけばよかったと思ったものだ。

 見えない放射線を知る手段としていずれ必要になるとも思っていたのだが。


 そしてついに原発事故。大地震となれば常に周辺原発をチェックしていたが、自動停止していたはずの原発が冷却手段を失ったとの報。
 このブログにも速報として転載した原子力安全・保安院のメールにも第10条通報……基準を上まわる放射線漏れ。ついにガイガーカウンターが必要な事態になってしまったと、手に入れていなかったことを後悔した。

○東京電力(株)福島第一原子力発電所(福島県双葉郡大熊町及び双葉町)
(1)運転状況
1号機(46万kW)(自動停止)
2号機(78万4千kW)(自動停止)
3号機(78万4千kW)(自動停止)
4号機(78万4千kW)(定検により停止中)
5号機(78万4千kW)(定検により停止中)
6号機(110万kW)(定検により停止中)
(2)モニタリングポスト等の指示値
・モニタリングポスト指示値の変化:無
・主排気筒モニタ指示値の変化:無
(3)その他異常に関する報告
原子力災害対策特別措置法第10条通報(福島第一原子力発電所3号機)
同第15条通報(福島第一原子力発電所1、2号機)


 秋月のキットの代わりになる安価なものはないかと見ていたが、googleの広告欄に不思議な文句が……

「お洒落なガイガーカウンター
デザイナーズからシンプルな照明まで
理想のガイガーカウンターが見つかる」


 デザインはどうでもいいから、安価でできるだけ多くの放射線に対応していてUSBでデータが取れるガイガーカウンターがあれば理想なんですが……。

 深刻な事態の中、笑っていいのかいけないのか悩んでしまった。


 ちなみに、霧箱で放射線の存在を見ることができる。使い勝手はとても悪そうだが。
Posted at 2011/04/03 23:52:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと | 日記
2011年04月03日 イイね!

地震が小規模化しているけれど、

地震が小規模化しているけれど、 同じ北米プレート(と考えるならば)の北海道周辺に地震が起きている。秋田沖や中越などは大きなものは起きていないが3/11以降の北米プレート周辺の地震は健在と言うことか。

 USGSのものはM4.0以上が示されているが、これに限っては震源域の両端の地震も少なくなりつつあるようだ。



Posted at 2011/04/03 20:24:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 地震関連 | 日記
2011年04月02日 イイね!

4/2まで1週間の地震

4/2まで1週間の地震 このところ余震はすこし間隔が開くようになってきていて、エネルギーの放出も終わりつつあるのかなと思いながら、USGS(アメリカ地質調査所)の地震データを見てみて,気づいたことが。

 緑の点が3/11の本震。黄色が過去1週間の地震。オレンジは過去一日。赤は過去1時間。

 さきほどの茨城の地震含め、ここ数日間の地震は3/11の地震の震源域の両端に集まっている。

 懸念の房総沖もちょこちょこと小さなものが起きるようになっている。

追記
 今回の地震の震源域の両端は、プレート同士があまり引っかからずずれる部分(安定すべり域)とされています。そのため大きな地震が起こりにくい場所と言われています。
 房総沖はM7~8が時折起こりますが、その周期ははっきりしないようです。
 引っかかる部分(アスペリティ)が耐えきれず破壊されると巨大地震を起こすと考えられています。
追記終わり


 



 3/11の地震でのストレスの様子を表しているモデルだが、房総沖と三陸沖あたりにストレスがかかっている様子が見え、これにちょうど重なるように見える。

 スマトラ沖地震の時も、1年強で隣接域での地震が起きている。十分な注意が必要だ。

追記
 過去30日を、Hi-netの資料から。

 茨城-福島沖は広い範囲で膨大な余震が発生している。本震の周囲がここ2日具ぐらい少ないのが気になる。
追記終わり
Posted at 2011/04/02 19:29:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 地震関連 | 日記

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