![[PIAZZA]キャリパーOH その3 [PIAZZA]キャリパーOH その3](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/024/020/969/24020969/p1m.jpg?ct=e4d41e10e64f)
サビ落としをやってみた。
キャリパーというのは鋳物で、使っているうちに安定な黒さび(Fe3O4)に覆われるが、水がかかりっぱなしになりやすいところなどは赤さび(Fe2O3)が出てくる。赤さびがあるままでは塗装してもすぐ下から錆が上がってくるので、なるべく取り除くことにする。しかし、キャリパーなどさびていて当たり前なものなので、そのあたりは適当に。
リン酸系のサビ落としクリームを塗ってみたがとても太刀打ちできそうなものではない。
そこでどうしたものか、ペーパーやワイヤーブラシで磨き始めたが赤さびが強力すぎてらちがあかない感じ。そこでふと、昨年「ピアッツァミーティング2010 in もちや」でいただいた充電電気ドリルセットがあることをふっと思い出した。こんなところで役に立つとは。皆さんありがとう~\(~o~)/
セットの中には真鍮ブラシとゴム砥石もあって、これを使えばサビ落としがかなりやりやすい。最初は充電式ドリルでやっていたが、電池が切れたので普通の電気ドリルに切り替えて作業続行。
さらに、手元にはミニリューターもあり、ここにも真鍮ブラシがあるので、こちらはドリルの方では届かない細かなところを磨くことが出来る。
この組み合わせで、時にすべって手を削ったり太ももを削って血みどろになったりしながら、そこそこきれいにできた。
とはいえ、表だけ。パッドを挟む側は軽く汚れ落としをして磨いた程度。
シリンダーの中はまだやっていないので、次はそちらだが、OHキットがきてからか。
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初めて地元の自動車部品商にいき、キャリパーOHキット前後とタイロッドエンドのインナーを注文した。あわせて1万7千円ちょっと。対応した人はその高さに驚いていた様子。まあ古い車だし社外品もないので仕方がない。OHキットがそれぞれ6千円ちょっとのはず。タイロッドエンドのインナーは1つ3千円。1つと言ったはずだが2つ発注した模様。通常左右両方変えるのだし、今回一気に変えてしまってもいいだろうとそのままにしておいた。
タイロッドエンドアウターのブーツの社外品を試しに買ってみた。定価250円で3割引ぐらいだったか。
1つ持っているので交換しないつもりだったが、インナーのブーツも社外品があるようなら次回聞いてみよう。
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いただいてきたキャリパーの左前は、なぜかスライドピンガイドのフタがなくなっていて使えないので自分のピアッツァのを外してみた。
引きずっていなかった割にはピストンは錆があるし、スライドピンというかガイドの側に錆で抜こうとするとかなり堅い。グリースが充分入っていなかったらしい。それでもブレーキは効いていたので固着していたわけではないのだが。
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いただいてきたキャリパーのブラケットについていたスライドピンは、かなり強力にとまっていて、ブラケットをがっちり固定できないのでハンドツールではうまく外すことが出来なかった。
こんな時に活躍するのがインパクトレンチ。スイッチオンの一瞬であれほど堅かったボルトが回ってしまう。
本当はまずいのだが14のコマを持っていなかったので普通のソケットレンチのコマを使ってしまった。
持っていたのが、レンチについてきたのも含めて19,22、24なので、とりあえず12,14,17を買い増しておいた。
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それにしても、ブレーキオーバーホールキットの高いこと。ブレーキ自体はアケボノブレーキの製品なのだから、きっと流用できるものがあると思うのだが。
6000円を超えるOHキットなんていくら何でも高すぎ。
パワステポンプのOHキットも、単なるゴムシールが数点あって(ベアリングもあるかな)6000円を超えるらしい。自分で適当なOリングを探すのは大変そうだが……。
Posted at 2011/10/02 02:48:51 | |
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