• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Yuh_Fazioliのブログ一覧

2012年03月25日 イイね!

もったいないから音楽プレーヤーに使おう

 あとで写真追加予定。

 以前使っていた、Willcom W-ZERO3 [es]というWillcomのスマートホン端末がある。
 自分はWillcomはいわゆる京ぽん(京セラAH-K3001V)が最初で、2代目がこのスマートホンである。

 Willcomを使い始めたのは料金が安く、京ぽん以降フルブラウザ搭載・PCからモデムとして機能し、安価にインターネット環境を使えるというメリットがあったためだ。

 [es]の次は、小型化されキーボードが使いやすくなり無線LANも搭載されたAdvanced W-ZERO3[es]を使った。おそらくWillcomのスマートホンとしては完成形と思う(注1)。

 で、[es]の方は重くて厚く、動作も緩慢でスマートホンとして使うのはしんどい。なにか活用の方法はないかと考えていた(注2)が、無線LANも内蔵していないので使用方法を思いつかず、結局そのまま眠らせていた。

 **

 SVXに載せているオーディオが前オーナーがつけたKENWOODのメモリーナビ付きオーディオなのだが、このメモリーナビが検索が遅すぎて使いにくい(注3)。チューナーも感度が悪い。
 何より、SDやUSBメモリーが使えない。
 で、PIAZZAに載せているKENWOODのものを移植してPIAZZAに新しいものを買って載せようかと思案していた。

 ただ、お金もかかる話なのでとりあえずAUXを生かそうと考えた。ただ、メモリーオーディオプレーヤーもいろいろある。
・電池で動作するものは車載にはしんどいので外部電源が使えるものがいい。
・安価なmp3プレーヤーはシャッフルができないものが多いらしい。
・SDメモリーが使えた方が便利だが、パナソニックあたりのは高い。なるべく安価に抑えたい。

 新たに買い足すのは「とりあえず」の条件に外れるので手持ちのものを探してみる。

・iriverのメモリーオーディオ(1G)
 電池式、かつ操作がしにくい。メモリー容量も少ない。miniUSB端子で接続するのだが、端子回りが狭く、付属してきたケーブル以外は加工しないと使えないものが多い。

などなど欠点が目立つ。それ故持ち歩きも面倒になり、最近は放置状態であった。

 **

 ある日、ふと放置状態の[es]を見て、LANにつながらなくてもオーディオプレーヤーとしてぐらいなら使えるなと思い、だったら車載使用を試してみるかなと思い始めた。

 こんな時、Windows Mobileなら豊富な海外製アプリが使えるので助かる。操作性の良いプレーヤー(たとえばS2P)があるので、ダウンロードしインストールしてみた。すると結構ご機嫌に使える。そこそこの大きさの画面で操作できるのが良い。

 そこで、シガーライター電源と標準ミニステレオプラグコード(オス-オス)、平型ヘッドホンコネクタ-標準ミニステレオプラグ変換アダプタを使って車載。

 電源オンオフの面倒とコードの邪魔さはあるが、とりあえず目的は達することが出来る。

 夏は熱が心配だが、取り外して持ち歩けるのでまあ大丈夫だ。もっともその頃にはオーディオを入れ替えているかもしれないが。

(実は、小さくて邪魔にならず操作のしやすいHybrid W-ZERO3の方がこの用途には適しているかも。もったいない限りだがスマートホンとして使わないのなら使い道がある方がいい)


(注1)
 のちのワンセグチューナーとBluetoothを搭載した03は操作系に難があり、Hybrid W-ZERO3ではターゲットユーザーを見誤り、Qwertyキーボードをテンキーに置き換えて既存ユーザー離れを加速してしまうと言う決定的な誤りを犯した。世の中はiPhoneとそれに続くAndroidでスマートホンブームへ突き進んでいったが、Willcomは次世代PHSへの投資過大や投入したハードウエアの失敗もあってスマートホンから撤退することになってしまった。

(注2)
 WillcomのハードはW-SIMを抜いても使えるので、単独でWindows Mobileアプリケーションを動かすコンピュータとして使える。

(注3)
 それ故、PIAZZAと共用でパナソニックのメモリーナビを使っている。



 
Posted at 2012/03/25 12:50:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | PC/UMPC/Smart Phone | パソコン/インターネット
2012年03月24日 イイね!

東芝 7インチ アンドロイドタブレット AT3S0

東芝 7インチ アンドロイドタブレット AT3S0 マイクロソフトやアプリ開発者にすっかり見捨てられた感のあるWindows Mobileを載せたWillcom(SHARP) Hybrid W-ZERO3(以下ハイブリ)に限界を感じ、あわよくばWindows7を走らせているウルトラモバイルPC Willcome(SHARP) D4(以下D4)の置き換えも念頭に置きつつ、東芝レグザ アンドロイドタブレット AT3S0(以下レグザ)を購入した。

 勿論、この機種はWifi端末なので、何らかのWifiルーターが必要である。


1.初期印象

 レグザは薄く7インチで手頃なサイズの端末。よくある10インチのタブレット端末はほとんどまな板で携帯性に疑問があるが、7インチはメモ帳サイズで持ち運びの本命だろう。400gを切る軽さも携帯性を高くしている。
 ただ、7インチでは上着の胸内ポケットには入らない。D4は大容量バッテリーに入れ替えていることもあって厚いが上着の胸ポケットには入る。
 画面はさすがレグザを名乗るだけあって美しい。動画も美しくスムーズに表示する。スクリーンサイズは1280×800なので、情報量が多く、PC用サイトを表示させても必要十分と感じる。

 アンドロイド自体が初めてであり、多少慣れが必要だったが、使っているうちに使い方が分かっては来た。同じWindow UIのOSでありながら、Windowsとは操作の考え方が違う部分もある。携帯端末OSであるWindows Mobileの方に似ているかもしれない。

 ハイブリと比較すると、すべてが大きくスムーズで扱いやすい。
 ハイブリのOSであるWindows Mobile6.5が、iPhoneの影響を中途半端に受けた状態のOSで、タッチパネル操作ができるがOSとして統一されたインターフェースではない。このため、アプリケーションソフトによってタッチが使えたり使えなかったりとばらばらで、使いやすいとは言いがたい。一部には非常にスムーズなタッチ動作が出来るアプリがある一方で、多くはタッチパネルをマウスの置き換えにしているだけなので、操作しづらいことが多い。
 Windows7も同様だ。

 それに対してアンドロイドではすべてのアプリがタッチパネルが有効に使えるインターフェースになっていて、マルチタッチも使えるため非常に直感的な動作をする。また、アプリやOSが非常に軽快でストレスがない。
 電源オンからのスタートやスリープからの復帰も早い。アプリを使っていて何かの作業で待たされる場面がほとんどない。
 バッテリーも6時間程度は保つようで、スリープを併用すれば1日持って歩いても使えないことはなさそう。
 仕事の往き帰りにネット端末として使ったり音楽や動画を楽しむには十分だろう。


2.気になる点

■ストラップホールがない

 ストラップホールがないのでストラップがつけられない。
 持ち歩き時に落下させたり、電車で眠って落としそうだ。
 端末にカバーをつけて、そちらにストラップをつけるとかするしかないだろう。

 D4にはあり、このマシンの使い勝手をよくしているのだが。

■電源コード

・本体USB端子での給電できない。
 ドックコネクタからのみなので、別売りのドックをつかうか、付属のドックコネクタ接続の長く太いUSBコードを使う必要がある。出先で充電したい場合はこのコードを持ち運ばねばならず,携帯性に難がある。
 2Aの電流を要求するため、0.5A規格のUSBからの給電は難しいという判断があるのかも知れないが、一方ドックコネクタ経由でも電源はUSB端子に接続する(ACアダプタにUSBコネクタがついていてそこに差し込む)ので、一貫性がない。電源系統はドックコネクタに集中させるという発想しかなかったのではないか。
 しかもこのコードが東芝純正品としてもサードパーティーからも発売されておらず、もし断線等があれば端末がただの板になってしまう。

 カカクコムのクチコミに電源ケーブルの型番があり、ビックカメラ横浜店で取り寄せたとあったのでビックカメラ有楽町店に依頼するも
「メーカーに問い合わせるも適合不明。取り寄せで記録されるはずの型番が記録されておらず、他店での取り寄せ実績不明」
とのこと。

 東芝パソコンシステムに取り扱いがあり、問い合わせると

>お問合せの型番:PA3S035DNASに合いますUSBケーブルの件ですが、
>部品型番:G80C0002B114016の適合で間違いありません。

との返信あり。ただし、在庫なし。入荷目処がなしとのこと。
 近いうちに再度発注をかけておくつもり。

(ちなみに、US東芝ダイレクトではドックとAC電源、電源コード本体ケースのセットが49.8ドル。日本ではドックだけでも4200円。ケーブルが2100円。AC電源が5000円ぐらい。US東芝ダイレクトが海外発送してくれるなら買うのに)


■無線LANやBluetoothについても難がある

・無線LANがad-hocモードに非対応
 このため、ハイブリ等のPHS端末にWifiSnapというソフトを入れて無線ルーターとして使うことが出来ない。
 端末のroot権限をとって手を入れれば不可能ではないらしいが、そこまでは出来ない。

・BluetoothにPAN/DUNプロファイルがない
 このため、PHSなどにPAN接続もDUN接続も出来ない。内部に回線を持つわけでもないのにネットワークとの接続が無線LANのみとはちょっと考えられない。
 対応はHID、A2DP、AVRCP、OPPのみ。

■USBにはホスト機能はない

 クライアントとしてPCにつなげばデータのやり取りはできるが、自身がホストになってキーボードをつなぐことは出来ない。USBメモリーもつなげられない。

■静電容量式タッチパネル

 安価で軽く触れるだけでも反応し、iPhoneをはじめとする今日の携帯端末の標準とも言えるタッチパネルだが、これまでW-ZERO3シリーズやD4で慣れた接触式と比較するとどうも使いにくいと感じることが多い。と言うのも、タッチパネルが反応するのは静電容量変化が検知できる指であり、爪や先のとがったものではない。細かな操作は苦手で、入力ペンを使いたければ専用のペンを使わねばならない。

■キーボードレス設計

 タッチパネル端末の多くは物理キーボードを持たない。
 タッチパネル入力でもパネル自体が大きいので打ち間違えは少ないが、物理キーボードに比べると遙かに劣る。
 ATOKを使えば学習内容もPCと共有できるが、効率は上がっても物理キーボードの効率には全く及ばない。
 どうしてもという場合はBluetoothキーボードを使うことになるが、ハイブリやAdvanced W-ZERO3[es],D4のように電車内で立ったまま入力するようなことは困難。移動中はタッチパネル操作になる。

■バッテリーが交換不可能

 まるでiPhoneのようだ。メーカー送りになる。
 数年間しのいだら、新機種に買い換えが前提だろう。

 携帯端末のバッテリーなど時間が経つと手に入らないし。

■アンドロイドアプリの対応状況

 アンドロイドは元々がスマートホンOSであるので、アプリもスマートホン用に出来ている。タブレット端末では高い解像度が生かせなかったり、動作がおかしいものがあるようだ。

 また、あくまでスマートホン用に出来ているため、機能も簡易に抑えられていることが多い。Windows PCの置き換えが出来る分野は限られている。

 自分の場合はかなり残念なことが多い。

 ただ、純正のGoogleマップやナビは携帯端末を生かす設計になっており、かなり使える。
 Windows Mobileでは提供されていなかった機能が使える。

・ブラウザ

 標準のものだけではなくFireFOXやOperaなども使える。OperaのLink機能でPCとブックマークなどの共有が出来るので便利。
 PC用のサイトのかなりのものが見られるので、Windows Mobileでは見られなかったサイトもOKなものが多い。

 機能はほぼ同じOpera mobileでもアンドロイド版の方が遙かに使い勝手がよく感じる。

・メーラーが限られる
 アンドロイドではGMailの使用が前提となっている。k9mailのような他のメールサーバーのアカウントを追加できるアプリもあるが、振り分けに難がある。Imapでサーバーと同期させ、サーバー側で振り分けても、メーラー自身には振り分け設定がないらしい。pop3ではただだらだらとメールが流れてくることになる。
 GMailはつかっていない(Googleがメールの本文をスキャンしてデータを取っているので気分が悪いしどんなリスクがあるか分からない)ので、どうもよくない。


3.まとめ

 ハイブリの電話以外の機能はすべて置き換えられるだけでなく、遙かに使い勝手が向上する。GPSの使い勝手はハイブリの方が上のようだが、アプリの機能や使い勝手、対応アプリの数を考えると、ハイブリを使い続けるメリットはない。
 なにより見やすく動作が軽く操作がしやすい点でレグザの圧勝である。
 一緒に持ち歩くならハイブリではなく、物理キーボードを持ち感度もよくバッテリーの保ちもよいAdvanced W-ZERO3[es]の方が良さそうだ。

 D4との置き換えについては【いまのところ全面的には不可能、部分的にのみ可】と言える。PC用アプリと同様な機能を持つアプリがあればよいが、そうでない現状ではとても置き換えられない。
 ただし、WEBはかなり見られるので、PCアプリと同様な機能をもつアンドロイドアプリがなくても、サイトの機能で置き換えられるケースはある。

 また、D4の物理キーボードは大量の入力には向かないが立ったまま入力が出来る点で非常に優れている。これをレグザ+外部キーボードで置き換えることは出来ない。

 画面が5インチ1,024×600のD4で、タッチパネル対応が一部に限られるWindows7PCでは操作が快適とは言いがたい。7インチと見やすく操作しやすく邪魔になりにくいサイズでタッチパネルに最適化されているアンドロイド端末はかなり快適だ。
 休日に外に出たときに持ち歩くには、レグザの方が遙かにメリットがある。ただし、丸一日使い倒すには外部バッテリーが必須になる(注)。


(注)
 XP18000では問題なく充電できている。
 
Posted at 2012/03/24 13:40:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | PC/UMPC/Smart Phone | パソコン/インターネット
2012年03月19日 イイね!

もしスマートホンを落としたら……

 スマートホンを置き忘れたらどうなるか。セキュリティ対策ソフトの米シマンテックが50台のスマートホンを使って追跡調査をしたそうだ。

 戻ってくる可能性はあまり高くなさそうであるし、内部の情報は当然見られてしまうだろうと考えるが、それを実証する実験だ。

 以下に引用したので読んでみて欲しい。


スマートフォン50台をわざと紛失、連絡があったのはわずか半数
48台ではアプリやデータにアクセス、米シマンテックが実験

2012/03/14
勝村 幸博=日経パソコン



今回の調査で放置されたスマートフォンの例(米シマンテックの情報から引用)
[画像のクリックで拡大表示]

 シマンテックは2012年3月13日、米シマンテックが米国とカナダで実施したスマートフォンに関する調査結果を公表した。わざと紛失したスマートフォン50台を追跡したところ、拾得者から連絡があったのは25台。48台については、拾得者がアプリやデータにアクセスしようとしたという。

 今回の調査の目的は、スマートフォンを紛失して他人に拾われた場合に、何が起こるのかを調べること。同社では、ダミーデータや監視用アプリを仕込んだスマートフォン50台を公共の場所に放置し、どのように扱われるのかを調べた。

 スマートフォンには、ダミーのビジネスデータや個人データを保存。それらに対するアクセスを、専用アプリを使って遠隔から監視した。また、スマートフォンの現在地はGPSを使って追跡した。

 調査は、米国およびカナダの5都市で実施した。エレベーターやショッピングセンター、フードコート、バス停など、人通りの多い公共の場所にスマートフォンを放置し、誰でも拾得できる状態にした(図)。

 結果は以下の通り。スマートフォンの連絡先アプリには、所有者の電話番号とメールアドレスを明記していたものの、拾得者から連絡があったのは半数の25台だった。

 96%に当たる48台については、拾得者によって何らかのアクセスがあった。およそ9割のスマートフォンについては、所有者個人に関するものと思われるアプリやデータに対してのアクセスが確認された。

 例えば、SNSやWebメール、個人的な写真に関するアプリを起動しようとしたという。オンラインバンキングのアプリにアクセスした拾得者もおよそ4割いた。

 また、およそ8割については、所有者が所属する企業に関するアプリやデータに対してアクセスがあった。例えば、給与(HR Salaries)や人事(HR Cases)といった名前の付いたファイルにアクセスしようとした。また、個人データと企業データのいずれに対してもアクセスが試みられたのは、全体の7割だった。

 以上のように、紛失したスマートフォンが戻ってくる可能性は低く、たとえ戻ってきたとしても、保存している重要なデータを盗み見されている恐れがある。アプリを悪用されている危険性もある。

 このため同社では、スマートフォンにパスワードをかけることや、スマートフォンのデータを遠隔から消去できる機能を備えておくことを、紛失対策として推奨している。紛失したスマートフォンを見つけるためのソフトウエアをインストールすることも勧めている。



 いやはや。戻ってくるのは半数か。誰のものかを調べる必要があるので中を見ることは当然あり得るが、銀行のアプリまで開くものがいる訳だ。

 間違っても落とせないし、セキュリティをしっかりしておかないと大変な事になる。
 特に、今どきは何でもインターネットを介して行うようになってしまっているから、端末一つがとんでもない結果をひき起こすこともありそうだ。
Posted at 2012/03/19 14:20:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | PC/UMPC/Smart Phone | 日記
2012年03月18日 イイね!

保険契約について

 車両保険も重要だが、対人対物賠償や自分の怪我に対する補償を何より重視するべきだ。一般に人身事故の場合、車両保険の額とは桁が1~2桁違う損害額となるのだから。


対人無制限
対物無制限

 これは基本。

 自分を守るためには、
搭乗者保険 最大額
人身傷害保険 最大額
弁護士費用特約 
は絶対に必要だ。
 いざ事故に遭い怪我をしたとき、これらがあるとないとではその後の負担が全く違ってくる。怪我の度合いが大きいほど効く。
 基本的に相手の保険会社は支払わないし、まともな額を得るためには裁判になる。その間にも入院・治療・介護費用等々莫大な額が飛んでいく。
 弁護士費用特約は、自分の過失が0%の時だけしか使えない保険会社もあるので注意したい。

 忘れてならないのは
人身傷害保険の倍額条項
である。
 これは重傷の場合に保険額の倍額を支払うものであり、多くの人身傷害保険にはついている。ところが、一部の保険会社ではこれを削除してしまっている。倍額にしないと足りないのが普通であるらしく、よく確認しないといざという時に泣きを見る。
 私が入っている保険会社の一つは昨年この条項を削除してしまった。故に次の更新はない。


 古い車になると車両保険はつけられないか、つけられても大した額がつけられないことが多い。古いクルマに乗っていると身にしみて分かるのが、時価額と修理費用との差の問題だ。相手保険会社からはほとんど車両の賠償がないいわゆる当てられ損になることが多い。

 交渉次第になるようだが、時価額を上回る協定価額をつけられることもある。時価額を上回る修理費用の特約をつけられる保険会社もあるので調べてみるといい。

 また、相手が超過修理費特約に入っていれば時価額を超える修理費が出る。
 逆に言えば、自分が入っていれば古い車が相手でも修理費を出してあげられるわけだ。
 示談交渉ではスムーズに話がまとまりやすくなる。出来るだけ入っておきたい。

 自転車で誰かを傷つけたとかで、巨額の賠償を負うこともある。できれば個人賠償責任特約にも入っておくとよいだろう。

 結局様々なものをつけて保険料が高くなるばかりだが、あまりここをケチらない方がいい。交通事故はいつどこで起こるか分からない。自分がどんなに正しくとも巻き込まれる。
 保険はかならず厚く入っておくに限る。

 ただし、保険会社は選ぶべき。
 そして、一昔前と違い、内容が保険会社によって違うことには気を付けておきたい。
Posted at 2012/03/18 14:49:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 事故関係 | 日記
2012年03月18日 イイね!

人身傷害保険の不払いケース

 自動車損保の不払い実態は底なしで、金融庁が各損保に調査をさせても後から後から明るみに出る。

 その一つが「他社またぎ」と呼ばれるケースだそうだ。
 以下はJ-castの記事。
http://www.j-cast.com/2006/12/19004370.html


 
 「他社またぎ」というのは業界の隠語だそうで、人身傷害保険での不払いになる。

 どのようなケースか、本来あるべき流れをまず示そう。

1.被害者に対して加害者側保険会社が“本来より少なめの示談案”を提示。

                   ↓

2.交渉なし、あるいはわずかな交渉で示談。

                   ↓

3.被害者側の保険会社の人身傷害保険で調査。

                   ↓

4.(相手保険会社の提示額より高額の)損害額が査定される。

                   ↓

5.被害者は人身傷害保険に差額を請求。

                   ↓

6.人身傷害保険より差額分支払い。


 相手保険会社が満足な示談案を提示してくることはまずない。社内規定を公開しておらず、また様々な理由をつけて支払いを逃れるためである。一方、人身傷害保険は基準が公開されている。このため人身傷害保険での損害額査定の方が上まることが多いと考えられる。

 ところが、被害者側の保険会社が人身傷害保険の存在を示さないため、被害者が請求しないままに終わってしまうことがある。
 通常は過失割合の問題があるため人身傷害保険への請求は行われやすいが、100%相手の過失と見なされるケースでは被害者側の保険会社が人身傷害保険が使えることを示さず、請求漏れが発生してしまうのだ。

 実は私のケースでも自分の側の保険会社がこれをやろうとしていた。

 当初保険会社は「追突であり100%相手の過失であるから保険会社は動けない」と交渉を拒否した。もしそのまま相手の過失が100%となれば、そのままにされたことだろう。

 そして、たとえ相手の過失が100%であっても、自分が加入している人身傷害保険は使えるのだ。こちらの保険会社が動けないなどと言うことはそもそもない。

 この点を後任の担当者に指摘したら、別の論点についてのみ答え、この点への返答をはぐらかした。

 とにかく保険会社は誤魔化し払わずにすまそうとする。
 この「他社またぎ」は被害者が気付きにくく、盲点になりやすそうだ。









 
Posted at 2012/03/18 10:14:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 事故関係 | 日記

プロフィール

「梅雨、日本周辺にしかない独特の気候なのだ。おかげで日本人は紫外線の影響を受けにくくなっているし。悪いことばかりではない。」
何シテル?   06/15 10:04
愛車 黄色いピアッツァのHP http://piazza.ciao.jp/piazza_web/index.html ↑プロバイダーを変更して再開! ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2012/3 >>

    12 3
456 7 8910
1112 13 1415 16 17
18 1920212223 24
25262728293031

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

YUHの気ままなままに 
カテゴリ:ブログ
2018/01/31 06:12:14
 
常識はずれのPIAZZA達の隠れ家 
カテゴリ:Piazza
2012/11/17 07:31:43
 
須関裕子のブログ 
カテゴリ:Music
2011/02/26 18:38:37
 

愛車一覧

スバル アルシオーネSVX スバル アルシオーネSVX
 はじめてのSVXは追突事故によって、わずか1年半で乗り換えることになってしまいました。 ...
いすゞ ピアッツァ いすゞ ピアッツァ
 社会人になりはじめて手に入れた車です。 PIAZZA XE Handling by L ...
BMW 3シリーズ セダン BMW 3シリーズ セダン
実家最後(予定)の車。 私がメンテナンスしてます。 →私が相続し維持することにしました ...
その他 その他 その他 その他
写真の置き場です。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation