自分はちょっと大きめのウエストポーチをつけていることが多い。
スーツのパンツのポケットに財布を入れていたらことごとくポケットに穴が開いたので、やむなくウエストポーチを使ったのがはじまり。
せっかくだからと財布以外に何かの時に役立ちそうなものをいくつか入れている。
もとはカバンの中に入れていたもので、ポーチに移したに過ぎない。
3.11後に大きいポーチに移行したので、誤解している人は多いが、ほとんどは以前からの装備品だ。
と言っても大したものは入れていない。
・財布
・ポケットティッシュペーパー 2~3個
・アメ玉 数個
・五徳ナイフ(ナイフ、ペンチなど)
・絆創膏
・携帯寝袋(アルミニウム蒸着フィルム)
・ポケットFM・AMラジオ
・油性ペン
・携帯電話(PHS)
など
カギには
・LEDライト(2ヶ)
・ホイッスル兼住所、連絡先、血液型の記録
それとは別にカバンにもいくつか、何かの時にミニ裁縫セットや五徳ナイフその他少しは役に立つものを入れている。
(家のカギや車のカギは予備を身につけている)
ちなみに、ステージ関係のことをやっているときは、
バミる(立ち位置や機材位置などの印をつけること)ためのビニールテープや油性ペンを携行していた(まるでステージマネージャーだ)。
ホイッスルは、阪神・淡路大震災の時に、炭鉱労働経験者の方がその頃の習慣でいつも首からホイッスルを下げていたために人を呼べて助かった(注)と聞いて以来身につけてきた。
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しかし、世の中には不思議な人がいるもので、何故かケチをつけてくる人がいる。
ホイッスルを見て、
「そんなものを持っていても、いざという時には手が届かないような気がするわあ(笑)」
確かにそうかも知れないが、持っていなければ役に立つ可能性は最初からゼロだ。
自分がいざという時の身を守るための備えをしないことを恥じずに、備えをしている人間を馬鹿にしようとするのは不思議でならない。
毎日ヘルメットをかぶって通勤していればさすがに過剰だが、いくつかの何かの時に役に立つかも知れないものを身につけることは、大した負担でもない。
いざという時に自分の身を守れるのは自分しかいない。その時可能性を広げる余地を作っておくことは大切だ。
あるいはそれによって誰かを助けられるかも知れない。
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学生時代から、住居は免震マンションと決めていた。
学生時代から、楽に生きるために受験テクニックの勉強にエネルギーを注ぐより、親にさんざん文句を言われながらも本当の力を身につけるために自分の技術や知識、能力や感性を磨く方にエネルギーを注いだ。
まあ、自分はそう言う人間だ。
長いものに巻かれたがる人々とは衝突が多く苦労ばかりの人生だが、ときおりスポットライトが当たることもある。
(注)
閉じ込められたり埋まってしまったとき、声で助けを呼ぼうにもすぐに枯れたり寒さ等で声が出なくなるが、ホイッスルなら少ない息でも大きな音が出せる。いざという時に役に立つ。映画「タイタニック」でもそんなシーンがあった。
Posted at 2012/06/23 11:51:39 | |
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