しばらく前から、一匹のハエが家の中を飛ぶようになった。ちょうど
ユーグレナの記事を書いた直後だったので誰かの怒りを買ってツェツェバエを差し向けられたかと思ったがただのイエバエのようだ。
そのまま放置していたら、いつの間にか二匹になっていた。
その二匹を捕虫網で捕まえて外に放り出し部屋に戻ったら、部屋の天井に二匹張り付いていた。
その二匹も捕虫網で捕まえて外に放り出し部屋に戻ったら、部屋の中にまだ一匹飛んでいた。
明らかにハエが室内でわいている!
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二匹目を見かけた時点で、何処かでわいているに違いないと考えたが、何かが腐って匂いを放っていることもなくそれらしい物が見つからない。
そもそも最初の一匹はどこから入ってきたのか。これまで何処かからハエサイズの生き物が入ってきたことはないのだ。
それでもハエが自然発生することはあり得ないので、家への出入りの時か何処かのすき間から侵入し、何かをエサに増えてしまったのだろう。
イエバエが一代世代交代するのに約2週間。そうすると最初のハエが産んだ卵がウジを経てハエになるのに十分だ。
ただ、それがどこでなのかがわからない。家の中を見渡した中で唯一の候補はインコのカゴで、放置していたフンをエサに成長した可能性がある。そこですぐ掃除しておいた。
植木鉢で繁殖していた例もあるらしい。
もうハエがわくことがないといいが。
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ちなみに、日本では一般的ではないが、
怪我などの治療にウジが使われることがある。ウジは腐った肉だけを食べるので、壊死や潰瘍などが起きている患部の問題がある箇所だけを食べて処理してくれ、直りがよくなるのだ。海外では治療用に無菌のウジが供給されている。
ハエやウジは気色悪く感じ、様々な感染症を媒介する衛生害虫として嫌われるが、実は結構役に立つ生物でもあるのだ。
Posted at 2013/11/24 22:07:27 | |
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