Windows7を入れ、CPUファン、バッテリーを交換し、ドライバー関連のトラブルも解消させたThinkPad T42だったが、更に問題が発生した。
液晶表示がライン毎に左右にぶれたり、液晶表示が消える。
筐体に力を加えてシステムボードを歪ませると元に戻る。液晶につながる基盤パターンにおける、ビデオチップまわりのハンダクラックと思われる。
ググってみると、ThinkPad Clubや
個人サイトにT4x系で発生しやすいトラブルとして上がっていた。筐体を持って移動させたりしていると筐体の構造からシステムボードのビデオチップあたりに歪みが来やすいらしい。
事実上システムボードの交換しか手がないとか。
とは言え、全く使えないわけでない。発生頻度は低いとも言えないが、暖まると発生しなくなったり。
しかし、信頼性が低いので仕事には使いがたくなってしまった。今の職場ではあまりPCをつかわないし、CF-T5を持ち歩いていて出番はあまりなくなっているので、無理に使う必要もなくなっている。
格安でT43の下半身でもあれば修理してもいいけれど。これ以上お金をかけるのもねえ。高速なRadeonのGPUが載っているのがT42を再生した理由だし、そう言うチップが載っていない下半身では仕方がない。
格安のWindows8.1with Bingタブレットでも買った方がいい。しっかりした保証があるものでも2万円台で買えるのだから。
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WindowsもAndroid(Google)やAppleの攻勢でOS戦略を大幅に変えてくるようだ。Windows8.1 with Bingはメーカーにライセンス料ゼロで提供しているらしいし、次期のWindows10は既存Windows7/8ユーザーなら1年限定だが無償でアップグレードできる。
今後はアップグレードの概念も変わるらしい。Windowsを利用していれば、常に最新の技術を使える状態になるようで、メジャーアップデートではなく細かなアップデートを積み重ねていくようだ。
Microsoftの狙いは、PCや特にモバイル市場のユーザーのつなぎ止め、獲得にある。PCやタブレット、スマートホンなどをWindowsで統一してシームレスに扱える環境を整え、アプリケーションソフトで利益を得ると。
一部のメーカーに囲い込まれるのはいいものではないが、様々なデバイスでシームレスに使える環境はユーザーにとって大きなメリットがある。
AndroidがそうであったようにOSが無償なら製品が低価格で供給され、ユーザーを得やすくなる。
つかわれているOSにどんどんよいアプリが提供される。AndroidもiPhoneもアプリが非常に充実してきているし、それ故にシェアを大きく広げた。
Windowsユーザーのつなぎ止めのため、OSの無償化はもはや止めがたい流れであったことだろう。OSで商売する時代はとうに終わった。
格安タブレットにWindows8.1 with Bingが載っている現状、PCユーザーならアンドロイドタブレットやiPadと比較して現実的な魅力があるのは事実だろう。これは市場を取り戻すのに貢献するはずだ。
さらにWindows10ではWindows8で不評のユーザーインターフェースで原点回帰とも言うべき改善がなされ、かなりWindows7ライクな環境が戻ってくる。
囲い込み戦略は、ある程度の成功を収めそうだ。
Posted at 2015/01/25 10:30:51 | |
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