ブレーキの引きずりとワイパーの故障で実家におきっぱなしのSVX。
もう一つの問題として、CheckEnzineの点灯がある。
特にエンジンに問題がないのでおそらくセンサー系だろうが、一番ありそうなのがノックセンサーの故障。
このノックセンサーは構造は比較的単純だし、本来単価は大したものでないはずだが、スバルから取ると1万円ぐらいするらしい。このセンサーを使っているのはSVX,IMPREZA,LEGACY の90-97年式。
アメリカのパーツ屋で円安の今で3600円ぐらいから。eBayなどを見るともっと安いものもある。
とりあえず部品取りから取って使うけれど、日米部品価格差は相変わらずすさまじい。日本のメーカーから仕入れているパーツなのに、あちらでの売価の方が安いのだから。
日本で『優良部品(メーカー純正でないいわゆる社外部品)』が伸びないのは、メーカーによる部品メーカーの統制、圧力によるところが大きいのだろうな。
日本の自動車オーナーは、高いガソリン税、自動車税、重量税を支払わされ、あげく部品代まで割高なのだ。
これで『若者が自動車に乗りたがらない』なんて、バカも休み休み言って欲しい。自動車オーナーを食い物にして来た経済構造そのものの問題だ。
更に、旧車オーナーは懲罰税制……。
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(
http://www.ceramic.or.jp/museum/contents/pdf/2007_10_05.pdfより)
SVXのノックセンサーは、当時日産系だったせいか後者の非共振型、力が加わった時におもりがセラミック素子を圧縮することで発生する電荷を捉えるタイプだ。
このタイプは多くの信号を拾う言わばマイク、聴診器で、コンピューターの方に信号を分析する負荷がかかる。共振式の単純なセンサーより厄介と言えば厄介で、故障も多そうだ。
被覆がナイロン樹脂で、一般に140度まで。
樹脂が温度の上がり下がりに耐えられず割れ、異常を起こしてしまうのだろう。
ググってみると、このタイプのノックセンサーは割れていることが多い。
構造か材料選択に問題があるのでは?
おそらく、コンピューターの方では、信号のレベルや周波数を見ていて、エンジンがかかっているのに相当する信号が得られなければ「CheckEnzine]を出力するのだろう。
Posted at 2015/06/28 16:12:35 | |
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SVX | 日記