2015年11月16日
前回の続き。
某大学院生くんがこき使われて、VHSカセットを探してくることになった。
しかし驚愕の報告が。
・コジマでもヤマダでも、VHSカセットテープというのは置いていないとのこと。
・D-VHSならあるとか。
え゛っ
カセットテープならまだ普通に手に入るのに、VHSカセットテープがもう売っていない?
ネットでググると、さすがに通販では大手量販店でも扱っている。
しかし、ごく普通の郊外店の店舗では扱っていないらしい。
まあ、アナログ放送も終わってしまったし、チューナーが使えないVHSで録画するためには苦労をするのだから、今どきVHSでとることはほとんどないのか。
とは言え、未だにいろいろなところでVHSデッキは組み込まれて使われているし、新品もある。
全く取り扱いがないことに驚いてしまった。
Posted at 2015/11/16 21:47:28 | |
トラックバック(0) |
ひとりごと | 日記
2015年11月14日
ソニーのβビデオカセットが生産終了だそうだけれど、今日イベント準備で驚愕の事実を知った。
いつも使っているPC用のオーディオインターフェースが別の用途に使うため使えず、音声記録のために、ホール備え付けのビデオデッキを使おうということになった。
で、某国立大学大学院の学生にビデオテープを買ってきてもらうことになったのだが……。
「S-VHSって何ですか?」
そもそもテープメディアを知らないらしい。
今の20代前半ならもはや平成生まれ。ある程度成長してから接した2000年代の家電しか記憶にないかもしれない。それならDVDとブルーレイ、ハードディスク録画しか知らないかも知れない。
吹けば飛ぶようなはかないデジタル記録方式しか知らないなんて、世界観がまるで違うのだろうな。
**
アナログ方式は自然現象をそのまま利用しているから、現実世界の感覚そのものとも言える。
デジタル方式は世界の理を人間自身が定義している世界。その定義も一様ではない世界。現実世界にいながら人間が作り出した現実とは異なる多様なルールで動く世界を通して育ってきた感覚とは一体どんなものなのだろう。世界のルールは人間が決められるという感覚を持っていても不思議はない。
今の40代ぐらいは、アナログを知っていて、自分の技術として積み上げてきたものもいる。一方で黎明期のデジタル技術にも積極的に接して、作り上げることにも関わって来た世代。
アナログの自然現象としての豊かな経験をベースにバーチャルなデジタルを使いこなせるレア、かつ最強の世代と言えるのかも知れない。
人生の中でアナログからデジタルへのパラダイムシフトにつきあえたことは、自分としては幸運だったように思う。
Posted at 2015/11/15 00:11:21 | |
トラックバック(0) |
ひとりごと | 日記
2015年11月13日
ふとSVXのタイヤを見たら空気が減っている様子。
さらによく見てみると、サイドウォールがヒビだらけ。相当にゴムが劣化している。空気圧が減っているだけに余計にひび割れしやすくなっているのだろう。
先日キャリパー交換の時に確認した際、ヒビが気になっていたが、数ヶ月の間にもどんどん進行しているようだ。空気が減っているのも微細な割れによるリークかもしれない。
SVXをサーキットに持ち込むことはないし、少し峠を攻めることがあっても基本日常を安全に運転できればいいので、タイヤにハイパフォーマンスな物を選んでやたらにお金をかけるつもりはない。
正直、韓国やマレーシアの製品で十分ではないかと思っている。
あるいは、国産中古タイヤ。
タイヤの状態がかなり悪化しているので可及的速やかに探さねばならない。
Posted at 2015/11/13 07:32:03 | |
トラックバック(0) |
SVX | 日記
2015年11月12日
アドビ アフターエフェクトではできないことが当然あるので、3Dでモデリングして動画を作っている。
本当に短く単純なものだけれど、結構大変。
何が大変って、ソフトの問題で振り回されているのだ。
以前3Dの動画を作ったのはもう10年近く前で、Pentium 4の時代。GPUもまだそれほど強力ではなく、画像処理をGPUに任せるソフトは少なかった。基本的にCPUで演算していたのだ。
たとえば、当時購入したVue d'Esprit4という景観作成ソフトがあるが、リアルタイムで大きくレンダリングされたりはしない。ワイヤーフレームが表示され、極小さなレンダリング画像が表示されるのみ。
しかも、結構バグがあって、オブジェクトをグループにしてアニメーションしようとするとオブジェクトがばらばらになってしまったり。
Bryce5という景観作成ソフトはもっと自由度が低いようで使えない。
仕方がないので他のフリーで使えそうなものを探してみた。
最近はMMD(みくみくダンス)など、3Dキャラクターを動かすソフトが充実している。しかし、環境ソフトのようにはじめから適当な風景が組み込まれているわけでもないし、操作が独特で分かりにくい。
3DモデリングからアニメーションまでこなすフリーのBlenderというソフトがフリーとしては極めて優秀だが、これも操作系がかなり独特で、習得に時間がかかりすぎ、間に合わない。
フリーでモデリングができる、昔からあるメタセコイヤはライトエディションがフリーだが、これもクセが強い。
先日からようやく使い始めたセルシスのスタジオ ペイント EXの関連で使えるようになったACTIONやCordeinateという3Dのソフトは、アニメーションのツールなので、オブジェクトは基本的に他でモデリングする必要がある。
モデリングしても、データ形式が対応していなければどうしようもない。
さんざんいろいろなソフトを試し、結局オブジェクトを単純化することでVUE d'Esprit4に戻ってしまった。バグの問題が現れないように、オブジェクトは単純にした。
極めてかっちりできているアドビのソフト群のようなわけにはいかないが、操作の体系はWindowsのルールに沿っているので迷いが少ない。
しかし、GPUに対応していないので何をやらせても遅い。せっかく3Dゲームには向かないがOpenGLなら結構速いはずのThinkPadT520が積んでいるnVidiaのGPUがちっとも役に立たない。
時間はかかったが、何とかイメージに近いごく短いアニメーションがレンダリングできた。
これにアフターエフェクトで効果を追加して取りあえず完成の予定。
GPUの演算は極めて速く、ここまで処理能力が違うのかと改めて痛感した。
Posted at 2015/11/12 21:33:09 | |
トラックバック(0) |
ひとりごと | 日記
2015年11月09日
もともとアフターエフェクトは既存の動画映像にVFXを追加するためのもので、動画装飾のためのソフトウエアである。Photoshopが静止画加工ソフトに対して、動画を加工する。
そのため、このソフトが扱うのは基本的に二次元である。
しかし、ソフトウエアの中に三次元空間を持っていて、ライティングやレンダリングができる。しかし、3Dソフトのようなことができるかと言えばそれはかなり困難がある。3Dを学生時代から扱ってきた自分には、このまがい物の3Dがどうも半端でいらいらする。
映像から三次元空間を分析して3次元の装飾を加えるようなこともできるらしいが、三次元空間を定義して自由自在にモデリングして扱うようなわけにはいかない。
二次元のアニメーションを作り出したり、立体的な装飾をすることはできるだけで、三次元空間を自由自在には扱えないのだ。
このソフトウエアは映画やテレビ番組の制作の場面で使われているが、あくまで映像加工用である。
本当に3Dを扱いたければ他のソフトウエアを使わねばならない。
**
最後の買い切りバージョン、After Effects CS6は単体で125,000円。
これに代表的なプラグインとしてTrapcode Suiteを買うと129,000円。
ある程度のものを作ろうとすればこの程度は必要になってしまう。
実際にはAdobeのソフトはセット販売で割安、かつアカデミック版で更に安くなったし、Trapcode Suiteもアカデミック版で安く買えた。たまにやっているセールで40%オフとかもあるらしいが。
しかし、とにかくお金がかかる。出費をいとわない趣味の人かプロでないとこの出費は厳しい。
ちなみに、現在は月額制で、After Effects CC単体だと2,180 円/月(税別)。使い続ける限りお金を払い続けねばならない。
初期投資が不要なので導入はしやすいし、買い切りでもバージョンアップにお金がかかることを考えれば月額制は悪くないのかも知れないが、払うのをやめたとたんに何も残らなくなるのはどうも許容できない。特に買いきりで持っているソフトが月額制に移行しましたと言われてしまうと、ばかばかしく感じる。買い切り製品ユーザーに月額制を割引してくれるのも1年間のみだし。
サブスクリプション制を採用するところが増えてきているようだが、どうも納得いかない感じだ。
中には、メンバーシップ制度という、お金を払う限りバグフィックスやバージョンアップ、サポートを受けられるがお金を払うのをやめると受けられなくなるが製品は使用し続けられる制度を採用しているところもある。必要に応じて再度メンバーシップに加わることもできる。
ソフトの使用権ではなく、サポートを受ける権利を買う形だ。こちらの方が納得性が高いように思う。
と言っても、市場を手中に納めているAdobeがそんな制度を採用するとは考えにくいが。
Posted at 2015/11/09 17:42:33 | |
トラックバック(0) |
ひとりごと | 日記