ネットでは時折国ごとの民族性を比較するJOKEが流れてくる。
これなどは見事にそれぞれの国民性をあらわしている。
豪華客船が沈没して、多国籍の人々が救命ボートに乗りました。しかし定員オーバーで、男の人たちに降りてもらわないと沈んでしまいます 。そこで船長は
アメリカ人に対しては、
「あなたはここでヒーローになれる」 と言いました。アメリカ人は、ガッツポーズをして海に飛び込みました。
次にイギリス人に対して
「あなたは紳士だ」 と言いました。イギリス人は、うなずいて海に飛び込みました 。
ドイツ人に対しては
「あなたは、飛び込まなくてはならない、それがルールだ」 と言いました。ドイツ人は納得して海に飛び込みました 。
日本人に対しては
「あなた、飛び込まなくていいんですか?ほかの男の人は、みんな飛び込みましたよ」 と言われました。すると日本人は、左右を見渡すと慌てて海に飛び込みました。
日本人は
何らかの集団に属することを至上とし、和を乱すことなく同調することを当然と考えて行動する。そこから少しでも外れるものを異分子として攻撃したり排除しようとする。
バブル時代の景気がいい頃はもっと自由で個人主義になっていたように思うが、景気が悪くなってからは、皆が息を殺して嵐をやりすごそうとし、少しでも異分子と感じる者を排除するような社会になってきたように感じる。
昨今様々な差別やヘイトスピーチが強まっているのは、ネットでなんらかの情報が行き渡りやすくなったと言うことだけでなく、生活や心に余裕をなくし、無意識の抑圧からのカタルシスを差別やヘイトスピーチに感じてしまう部分は、おそらくあるのだろう。受け入れたいから都合のよい情報は広まるのだ。
たとえ貧困でなくても、多くの人が現状に圧迫を感じ、先行きに不安を感じている昨今、何かをきっかけにその不安をぶつけてしまう事件が起こりうる。
他人に寛容になれない、他人の尊重できない社会は怖い。
Posted at 2019/04/08 00:35:07 | |
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