• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Yuh_Fazioliのブログ一覧

2019年06月09日 イイね!

家畜化

 福祉の問題を考えると、優生思想との闘いになる。

 コストと利益の最大化で考えるのなら、お金を生み出し、余計なコストがかからない人間を育てるのが理想と言える。

 子供を作るにあたっては、遺伝的問題の無い、健康な子供が生まれうる男女の組み合わせを厳選する必要がある。

 何らかの肉体的欠陥、精神的欠陥は先天的にも後天的にも生じうるものであり、治療を行っても生産活動に適さない状態にしかできないのであれば、コスト抑制のために排除する必要がある。

 低賃金でも不満を述べず、強い負担にもよく耐え、業務の改善による生産性向上にも寄与することが理想的だ。さらに得た賃金の多くを消費し、蓄財を行わないことが望ましい。企業が払った人件費を企業の利益として回収するためには必須と言える。
 また、消費税を課し、生きて行くのに必須である消費活動から確実に政府が回収し、企業税負担を軽くしたり企業活動の支援を行うシステムも同時に望まれる。

 どの段階でも事故や病気による肉体や精神の問題は起こりうる。大きなコストをかけずに修復可能か、修復後にコスト回収できるのであれば医療を受けさせるが、そうでなければ処分し、新たな労働力を生産した方がコストが安く済む可能性がある。その分別を行う必要がある。分別のためのコストが大きいのであれば、一律処分が望ましい。

 年齢を増すことで効率が落ち、肉体的故障も増えるため、労働に適さなくなる。高いスキルを持つ等の利用価値があれば教育等での利用も考慮し、そうでなければ一律処分が望ましい。

 人権を考えずコストと利益を最大化していけば、税は企業活動のために使われ、直接お金を生まない子供、老人や障害者、病人のためのコストは削減されていく。

 というよりも、積極的に排除・処分することに進むことになる。

 **

 日本社会は、優秀な人材の育成を欠いた優生思想に傾きつつあるように見える。優秀な民族を守るのではなく使い潰すことしか考えないだけにタチが悪い。守られるのはごく一部の冨と権力を持つもののみだ。

 企業が支配する社会にとって必要なのは、つまるところ家畜なのであるから、基準から外れるものはコスト抑制のために処分し、当初からそのそれを見込んだ家畜生産を行えばよい。

 老人や障害者は使える限りは低コスト労働力として活用し、労働に適さなければ排除する。
 教育コストも削減し、ただ国家や組織に盲従し耐えることを教え込む。

 その結果、技術開発は停滞し、低賃金のために経済停滞が起こる。文化芸術にも悪影響を与え、社会そのものが停滞し、企業にとっても存亡の危機のはずだが、国という枠を超えたグローバル経済は海外から技術と人材を手に入れたり、都合のいい生産地や市場をもたらしているので、グローバル化した企業にとっては不都合はあまりない。新天地はいつか征服し尽くされ、いつかは破綻するしくみだが、この焼き畑農業的しくみの破綻はすぐにはそれは訪れない。
 他言語にない過労死などという言葉が存在するぐらい人権が軽視されてきた日本は、こうした動きに歯止めが利きにくい。

 優生思想どころか家畜化がコスト・利益至上主義によって進行しているのが日本の現実なのだろう。

 教育も子育ても福祉も社会コストではなく自己負担させ、そこで育った都合のいい人材を低賃金と過重労働で使い潰す。
 人が生きるコストが収入を上回ればいずれ社会として破綻するしかないが、そこに向かって邁進している。

 現在は庶民が困窮し、革命前夜の状況だが、あまりにおとなしすぎる日本人がどう行動するのかしないのか。行動するにしても誤った行動をしはしないか。
 
 安い輸入食材に頼る日本で本当に食べるものを得られなくなったときは、国内から食べ物がなくなったときでもあるかもしれないので、それが起こりうる国際的状況を考えると目も当てられない。

Posted at 2019/06/09 10:38:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治・行政・マスコミ | 日記
2019年06月09日 イイね!

アイガモロボと合鴨農法

ツイッターに日産のツイートが流れてきた。



 ロボットが動き回り、他の水をかき回すことで雑草の光合成を阻害し、成長を抑制しようというものらしい。

 減農薬になるならよい方法だと思うが、そもそもネーミング由来であるアイガモ農法とはどう言うものか。

概要

有機農業の一種でもあるが、アイガモの肉は畜産物として食肉処分されるため、畑作と畜産を組み合わせた複合農業に実態が近い。アイガモは毎年田植えの時期に、生まれたての雛を購入・放鳥し、稲穂が垂れる時期になると捕獲され食肉用として処分される。これは稲穂が垂れる時期になるとアイガモが稲穂を食べてしまう為である。また、飼育が難しいことや養殖のアイガモを野生に放すことが禁止されているのも食肉処分の理由となっている。仮に飼育を継続しても、成長した合鴨は背が高くなってしまい、早い時期から稲穂を食べてしまうので翌年に合鴨を使いまわすことも出来ない。
Wikipedia 合鴨農法


 アイガモに雑草を食べさせたりフンを肥料にしたりするものの、成長すると稲の穂を食べてしまうのでその頃に食肉処分してしまうのか。トコトン利用し尽くすわけだ。
 カモ、特に子ガモは可愛いだけに微妙さがあるが、畜産業は育てて肉として処分するものであるし、地方出は庭先で飼っているニワトリを絞めて食べたりもするので、愛玩動物とは分ける必要がある。

 **

 ロボットによる除草の自動化は最近よく見かける。

AI搭載した雑草除去ロボットが登場...太陽光で自律的に駆動
https://roboteer-tokyo.com/archives/12881


制作は「ルンバ」の開発者、「スパッ!」と気持ちよく雑草を刈るロボットがKickstarterで大幅達成
https://robotstart.info/2017/06/28/tertill-kickstarter.html


 まさに畑のルンバで、縦横無尽に動き回り雑草を刈り取るが、農薬をピンポイントで雑草に作用させるようなものもある。
 太陽電池によってチャージの必要なく動作させ続けられる。

 小さな畑を自動管理し、種を蒔くところからはじめるようなものも見たおぼえがある。

 **

 ロボットなので、エネルギー源確保の問題は太陽に頼るとしてもいつかは壊れるか劣化する。
 生き物と違って自動的に増えていかず、何処かで生産し、購入し、廃棄する必要がある。通貨的コストと、資源的コストが拡大し続ける問題があり、長い目で見れば地球に優しくない。大量の農薬を撒くよりは相対的に優しいだけに過ぎない。

 理想は生物が自動で農作物を作って、それを人間が利用することだが、そうは問屋が卸さない。

 楽をして地球に優しく人間が生きるのは難しい。

 
 


 
Posted at 2019/06/09 09:15:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 農業 | 日記
2019年06月08日 イイね!

雑感

 日本の没落を最近はひしひしと感じるようになってきた。

 バブル崩壊後しばらくまでは、あまり構造的な問題を理解していなかったのでまだ復活の余地があるような気がしていたが、理解が進むほどに、最近ではまず無理だろうと考えるようになった。

 政策的な問題、伝統的に抱える問題、それらによって醸成されている将来可能性の低さ、既に積み上がりすぎてしまった問題をとらえるに、もはや戦中の日本と大差ないほどのヤバさがあり、破綻しかあり得ない状況にあること、その状況に深く関与してきた政財界は破綻を早める動きしかしていないこと(百歩譲っても、具体的に未来を見据えて日本の復活を目指した動きがない。グローバル化に基づいた利己主義を貫いている)を考えると、これから起きてくる大きな試練に耐えられない。

 年金支給水準見直しも選挙後に繰り延べされ、予算委員会も100日近く開かれず、自公政権が問題を追及される場面を選挙前には一切晒さないいつもの手に出ている。

 年金では足らないと政府が明言した問題は、賃金水準の低下、実質賃金の低下と相まって政治責任への関心に向かいつつあるが、広がりななければ自公政権が承認される選挙になりそうだ。

 選挙後に自民党支配が盤石になってしまえば、あとは憲法改正、誰も止められないしくみの「自民党案による緊急事態条項」の追加に向かっていくのであろう。そうなればもう誰も時の政権に刃向かえない体制が作れることになる。

 **

 今日では一部を除き、労働者は低待遇で雇用され、裁量労働性で残業の概念がなくなり、昇給もほとんど望めなくなり、40代で解雇される方向に固まりつつある。

 以前「同一労働同一賃金」を政権側が言ったとき、欧米と異なり、日本でのこれまでの経緯から「正社員の待遇悪化」しかあり得ないと書いた。まさに今そう言うことが起こりつつある。
 正社員になったとしても200万円未満の年収という求人が散見されるようになり、退職金もない求人も多い。今の政治体制が維持されれば解雇もいずれ今より遙かに容易になるはずだ。非正規と正規の差はどんどんなくなりつつあり、総非正規化しつつある。正社員になることは保証のある就職を意味せず、労働は人を豊かにするためのものではなく、資本家による搾取のためのものであることが一般的になってきた。
 解雇されての再雇用では待遇の悪化は避けられず、肉体労働が中心となり、その日暮らしがせいぜいになるだろう。

 歳をとり働けなくなったら、富裕層以外は野垂れ死にか自死しかない社会に向かおうとしている、

 年金はもともと制度欠陥があって少子高齢化には全く対応できず、そのための対応は全くと言っていいほどなされずに来て、既に大ボリュームの団塊の世代が年金受給を受ける状況になってきた。それを補うはずの年金運用はリスク資産につぎ込まれるようになり、無謀な高値での株価押し上げに使われ、ハイリスク状態にある。世界的な経済危機が起これば、年金が制度的に実質破綻するのはほぼほぼ間違いない(同時に無謀なETF買いを続けてきた日銀も破綻状態になる)。受給年齢が引き上げられ、受給額は下がり、保険料支払い義務期間が延長され、実際に受給できる可能性が下がり、老後の資金どころか生活圧迫の要因にしかならなくなってきている。

 正社員になることを求めても、年金による老後の生活の安定を求めても、どんどん無意味になりつつある。

 人による労働は、一部のハイポテンシャルな能力を要求される仕事を除けば多くがAIなどを用いた機械に代替可能で、人が必用なのは微妙な柔軟性が求められる単純労働だ。機械で個別多様な事象に対応するには多くのデータと高度な制御を要求されるが、そういう部分は人の能力で吸収しやすく、機械よりもローコストで柔軟性がある都合のいい資源となり得る。

 たとえば、謝罪は人間がやって初めて謝罪となることが多い。こう言う分野では人が重宝されるだろう。ただし、機械よりローコストな運用資源として。

 いずれ、お金に働かせ、自身はほとんど働かずに優雅な生活を謳歌できる貴族階級と、ローコストに機械で代替が難しい領域を中心とした肉体労働者階級の二分が明確になる社会がやって来そうだ。高度な教育の機会が無ければ、高度なテクノロジーに関わる事も難しく、身分が固定化されていく。

 政府は本来、冨の再配分による福祉を通じた社会安定を図る存在だが、搾取を容認している日本のような政府がその方向を突き進めば、大雑把には中世以前の構造に近いものになっていくのだろう。

 グローバル化は植民地主義とよく似ている

 **

 最近面白いtweetを見た。
 選挙制度は民主主義の根幹と考えられがちだが、共産党一党支配の中国にも、独裁制の北朝鮮にも選挙はあると。
 運用が真の民主主義に則っておらず、単なる形式になっている訳だ。

 選挙制度があるだけではダメで、市民の代表が選挙として立ち、選べること。選挙の意味が浸透し、政治を我がこととして考えられる市民が多くを占めることが重要だ。
 しかし、異常に高い供託金、なされない政治教育、これらに伴う市民代表の欠如と職業世襲政治家の台頭、低い投票率が示すのは、日本では選挙制度が民主主義のしくみとして機能していないと言うことだ。

 日本人は遙かな過去から天皇制を当然のものとして受け入れてやって来た。実態は天皇制を利用し、征夷大将軍に任じられることによって他者が実権を握る支配構造が続いている。
 戦後天皇は象徴天皇となり、一切政治に関与できなくなっている。しかし実権を他者が握る構造はそのままで、名目の天皇の他に実質天皇としてアメリカが位置し、征夷大将軍として自民党が据えられて実権を握ってきたと言える。名目天皇の政治支配は天皇独裁を防ぐためのものであったはずだが、そもそも天皇制は利用され続けたもので、民主主義が機能しなければ、利用する側の暴走を防ぐしくみは不十分なままだ。

(自民党がアメリカの支持と援助によって元A級戦犯らによって作られ、戦後政治を握ってきたことでもわかるだろう。政治家らによってマッカーサー神社が作られようとしたことは、戦後日本におけるアメリカの地位、位置づけをよく現している)

 日本人にはおそらく、自民党こそが将軍家のような正当な権力の継承者であると肌でとらえられているのだろう。

 民主主義は市民の代表を据えるものであるが、日本では民主主義に基づく選挙が事実上機能しておらず、低い投票率と小選挙区制によってほぼ自動的に自民党政権が承認され続けている。

 その無条件承認の元で、いまや三権分立も一層機能しなくなり、上層部の取り込みや放送免許を質にとる等の支配によって報道の権力監視も機能していない状況にある。
 
 年金問題はまさに今生きる人の生死に関わる問題で、政治に対する意識にやや火をつけつつあるが、これがどうなっていくかが分水嶺になる可能性が高い。

 ただ、これまでの政治にNOを突きつける結果となったとしても、日本の行く先には困難しかない。
 破綻は免れることが難しく、それを回避しつつ、欧州並みの近代国家としての体制を整え、経済を立て直していくことは容易ではない。

 明らかなのは、このままいけばひどい未来しかないだろうと言うことだ。



 

 
Posted at 2019/06/09 00:08:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治・行政・マスコミ | 日記
2019年06月07日 イイね!

聴診器

 医者じゃないが、安価な聴診器をもっている。ディアゴスティーニで医療関係の配本をやっていたときの付録でついてきたものだ。

 一応本物なのでちゃんと音を拾えるが、チェストピース(音を聞くために体に当てるところ)のダイヤフラムを何処かにぶつけてしまったりすると、そのまま耳に拡声されて伝わってくるので、耳を痛める可能性がある。自分などは慣れないので怖くてうかつに使えない。

 日経メディカルを見ていたら聴診器のことを取り上げた軽いコラムで下記のようなものが。

alt

 電気的な拡声なら音量に制限をかけられるので、耳を痛める可能性は低そうで私のような人間でも比較的安心かも知れない。

 ワイヤレスなら扱いも楽だろう。あとは落としてなくしてしまったりしなければ。







Posted at 2019/06/07 20:26:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと | 日記
2019年06月06日 イイね!

としをとーる

 地元の人達とは最近は何かを一緒にやっている訳でもないので早々顔を合わせるわけではなく、ほとんどの方がつきあいが長くても顔を見るのが久し振りだ。

 で、例外なく男性はじーさんになったなあ、と思う。特に定年退職組は。もちろん自分も随分老けた。

 女性はさすがに肌の衰えは隠しきれないが、それほど印象が変わらない人が多いのはすごいと思うが。男性達より多少年齢層が低めであることもあるものの。

 周りの人のほとんどは自分より年上なので仕方が無いが、入居開始後約20年経過し高齢化が進んだなと思う。
 街の子供も減り、千葉市で唯一子供人口が増えていたという我が街も少子高齢化の仲間入りだ。

 人気地区だけに売りに出るとすぐうまり、最近は若い人が入ってきてもいるし、賃貸の割合を多めに設定しているので街の新陳代謝が起こりやすいようにデザインされているとは言え、日本全体が高齢化する中で、ニュータウンの高齢化の常は免れない。

 高級車が多く、昨日はアストンマーチンDBS(3400万円!)の納車に遭遇するなど、比較的裕福な人が多いが、皆がそうだというわけでもない。

 街に思い入れをもたない小金持ちは新築を渡り歩いてどんどん出ていく。

 10年後、20年後一体どうなっているのだろう。
 日本全体の沈下の中、この街も大きく影響を受けることだろう。


Posted at 2019/06/06 08:48:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | ひとりごと | 日記

プロフィール

「梅雨、日本周辺にしかない独特の気候なのだ。おかげで日本人は紫外線の影響を受けにくくなっているし。悪いことばかりではない。」
何シテル?   06/15 10:04
愛車 黄色いピアッツァのHP http://piazza.ciao.jp/piazza_web/index.html ↑プロバイダーを変更して再開! ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2019/6 >>

       1
234 5 6 7 8
910 11 12 13 14 15
161718 19 20 21 22
23 24 25 262728 29
30      

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

YUHの気ままなままに 
カテゴリ:ブログ
2018/01/31 06:12:14
 
常識はずれのPIAZZA達の隠れ家 
カテゴリ:Piazza
2012/11/17 07:31:43
 
須関裕子のブログ 
カテゴリ:Music
2011/02/26 18:38:37
 

愛車一覧

スバル アルシオーネSVX スバル アルシオーネSVX
 はじめてのSVXは追突事故によって、わずか1年半で乗り換えることになってしまいました。 ...
いすゞ ピアッツァ いすゞ ピアッツァ
 社会人になりはじめて手に入れた車です。 PIAZZA XE Handling by L ...
BMW 3シリーズ セダン BMW 3シリーズ セダン
実家最後(予定)の車。 私がメンテナンスしてます。 →私が相続し維持することにしました ...
その他 その他 その他 その他
写真の置き場です。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation