• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Yuh_Fazioliのブログ一覧

2019年06月05日 イイね!

MMTは一顧だにする価値なし

 最近は現代金融理論(MMT)なるものがあちこちで話題となり、あたかも財政赤字問題を帳消しに出来る理論であるかのように言われているが、はっきり言って乱暴そのもので一顧だにする価値はない。
 日本の20年が理論の支えであると言うことらしいのだが、ちょっと見ただけでも日本の現実を見てないことがわかる。

MMT教祖Mitchellの日本経済への理解はこんな程度

話題の非主流派経済学MMTの教祖や信奉者から日本の過去20年間の経験がMMTが正しいことを実証しているような言説をちょくちょくと聞くのだが*1、MMTの教祖たちの日本経済への理解はかなり雑なので真に受けてはいけない。

(続きはリンクから)

http://www.anlyznews.com/2019/06/mmtmitchell.html


 上の記事が材料部分を検討していて、事実を踏まえず都合のいいように解釈していると言うことがわかる。

 こんなものに振り回されてはいけない。

 山本太郎が限定的にとは言えMMTに沿った財源確保を訴えているけれど、危険この上ない。さらに支持者がMMTを真に受けて、あたかも無制限に適用できるような言い方までしている。こう言うところから危険なポピュリズムの暴走がおきかねない。

 ほぼ同じような政策を訴えながら財源についてはもっと現実的な主張をずっと続けてきた政党もある。

 MMTにのめり込むことは極めて危険だと釘を差しておきたい。




Posted at 2019/06/05 13:15:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治・行政・マスコミ | 日記
2019年06月02日 イイね!

映画レオンは不適切?

「レオン」は好きな映画だけれど、殺し屋稼業の話で人がバンバン殺されることには大きなショックがあったし、中年男が少女を保護することは、当時も気になっていた。もう25年も前の映画なのか。

ナタリー・ポートマン、映画

『レオン』は「今見ると不適切」

映画『ブラックスワン』でアカデミー賞主演女優賞を獲得、数々の代表作を持つナタリー・ポートマン。キャリアの原点であるデビュー作『レオン』に対する複雑な心境を語っている。


https://www.elle.com/…/ce…/a27614640/natalie-portman-190529/

 1988~89年に青年期を過ごした自分はどうしても埼玉幼女連続誘拐殺人事件の衝撃と、その後のロリコン・オタクバッシングが刻まれているし、独身男性と少女の組み合わせは無条件に禁忌と言っていいものになってしまったことも背景にあるかも知れない。

 レオンは引き取りたくて引き取ったわけではなく、不幸な背景を持ち観葉植物にのみ心を開くレオンが、頼る相手もない不幸なマチルダにほだされて面倒を見るようになり、結果命を失ってしまうストーリーが胸に迫ることは不変なのだけれど。
 正直言えば、レオンはマチルダに依存されなければ少なくともああした形で命を失うこともなく、マチルダは疫病神だったと言える。それでも守るものを得たレオンは幸せを感じたのだろう。そう思うからこそ揺り動かされるものがあるのだろう。

 しかし、やはり現代的な視点ではどうしても少女への虐待や搾取と重ねられやすい。

 大和和紀の「はいからさんが通る」単行本に収録されていた短編「杏奈と祭りばやし」も同じような問題をはらむ。

 復員兵で、知的障害のある「おじさん」が、当時多かった戦争孤児の女の子と偶然出会い、引き取り育てていく話だが、純粋すぎるおじさんが自己犠牲を貫き、言わば命と引き替えにその子を育て幸せを願いつつ亡くなってしまうストーリーはやはり締め付けられる。超人気作単行本収録作だけに認知度が高く、ネットをググっても好意的な感想が多く見つかる。

 しかしこれも中年男が不幸な少女を保護し育てる設定が今では問題となりそうだし、知的障害者の性欲処理問題なども一般に知られるようになっていて、なかなか難しい設定と言わざるを得ない。

 短編や脚本を書いたことがある人間としては、「不幸な子供」「少女」「自己犠牲」「愛」「死」は、人、生物が本能的にもっている保護欲求をくすぐり、自分の生を意味のあるものと信じたい人間の琴線に響きやすい要素だとわかっているし、小ずるい計算の元にできているお話だと思ってしまう部分もなくはない。

 独身男性が少女を引き取る話と言えば「アルプスの少女ハイジ」もあった。気むずかし屋の老人が、元気で無邪気、愛くるしい少女に心を開くストーリーで、美しい愛の形ととらえて受け入れている。これは肉親であるから物語の受け手は肉欲問題を度外視しやすいのだろう。

 しかし、現実は厳しく、人間は欲求を原動力に生きているから、肉親でさえ多くの事件が起きている。愛情が欲求を超えるかどうかは疑わしく思っているのかも知れない。

 だからこそ人は虚構に即物的欲求を超えた愛情を求めて感動したいのだろうな。

 リメイクしようと思ってもレオンの設定が現代では難しいにしろ、人々が理想と現実のギャップに悩まされている限り、自己犠牲を伴う無償の愛の物語は受け入れられるのだろう。

追記:
 アルムおんじは元傭兵だとか。
 不幸や厳しい過去を背景にもつ男性がやがて愛情を開放するストーリーは数多あり、「ハイジ」も「レオン」も「杏奈と祭りばやし」もそのバリエーションの一つと言うことになるようだ。

Posted at 2019/06/02 12:16:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2019年06月01日 イイね!

【PC】液晶の視野角

 職場で仕事をしていて、隣の新卒の子とやり取りをするときに、ノートパソコンの画面を見ようとしたが見えない。

 視野角が狭い安価な液晶が使われているので、斜めから見ると真っ黒なのだ。

 Lenovoの機種だが、ThinkPadと違い廉価な分コストが切り詰められている。

 悲しいことに我々には仕事で使うPCの支給、貸与はなく個人持ちなので持ち物の差が現れる。さすがに10-20万の機種と10万未満の機種の差は大きい。

 定価が高い機種も、特にリースで使われているものはリース上がりが中古市場に流れ込み大きく値下がりするので、中古のThinkPadやLet'sNoteは狙い目と言える。
 
(Lenovoのモデルでも少し高めのものはよい液晶を積んでいるものがあるようだ)
Posted at 2019/06/01 23:30:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | PC/UMPC/Smart Phone | 日記
2019年06月01日 イイね!

安楽死は楽ではない

 前の投稿で安楽死に触れてしまったけれど、安楽死とは「安楽に死ねる」ものではないとは、次のような記事を見てもよく分かる。

これを知れば日本で「安楽死」を望む人はいなくなる
https://ironna.jp/article/8622?p=1


 安楽死とは自殺幇助であり、はじめてしまえば本人が途中で思いとどまってもひどい障害に苦しみかねない。今ある方法はすぐに楽に死ねるものでもない。
 なお、医療の中で行われている「持続的深い鎮静」は、痛みを感じる意識を鎮めるもので、意識が回復しないから死に近いが、体は当分生き続ける。

 記事は医療との関連、病気の苦しみからの解放という観点で安楽死をとらえている。

 しかし、実際に自殺を望む場面は病気による苦痛だけではない。

 これからの日本社会では、高齢者を中心に生活費が得られず、飢餓に陥るケース、病気になっても医療が受けられずに苦しむケース、当然苦痛の強い病気でも緩和ケアも受けられないケースが急増してくることを予想する。

 お金さえあればもっとクオリティの高い老後を送れるのに、それが得られず支援もないために、早い死を望む人が急増しそうだ。そうした状況によってうつ病を発症し、自殺する人も増えるだろう。

 団塊の世代までは年金受給額が高く貯蓄もあるため何とか逃げ切り、そのあとの世代は年金には全く頼れそうにない上に貯蓄率も低い。今ですら生活保護は捕捉率が低い上にどんどん切り詰められている。おそらく将来的にはこの制度自体が縮小されるのではないか。

 韓国は通貨危機以降貧困によって高齢者の自殺率が特に高い国だが、いずれ元々全世代の自殺率が高い日本も高齢者の自殺率はさらに高くなると考えている。 

 一方、数が少ない若年層は、低賃金でありながら、高税率、高社会保険料を負担させられ、将来の補償は期待できそうにない。

 今のままでは日本に未来はない。

 だからと言って、1100兆円の負債を積み上げた日本が少子高齢化社会でこの負債を減らせるはずもなく、大ナタを振るって税金を食いものにする構造を断ち切ってそれでも難しそうに思える。

 付加価値を生み出す頭脳の育成を政策的、社会的に阻害してきた日本には、もう神風のごときラッキーが舞い込むぐらいしか逆転の目はない。

 保守層が特需再来を期待する朝鮮有事は起こりそうになく、万が一米軍が参戦するような戦争がアジアで起これば、日本も集団的自衛権を理由に参戦することになる。
 特需どころか疲弊しか考えられない。

 日本がもつ数多の原発を攻撃対象にされれば、日本は崩壊する。もっとも低コストにお手上げに出来る手段であるから、当然狙われるだろう。

 日本に大天才が現れ何もかも一変させるような事が起こるか、莫大な地下資源でも見つからない限り、ちょっと難しそうだ。





Posted at 2019/06/01 22:55:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 医学・医療 | 日記
2019年06月01日 イイね!

年金制度と安楽死?

「年金「93歳」まで生きなければ損に…70歳以上も加入義務化で試算」
https://dot.asahi.com/aera/2019053000020.html?page=1

さすがに、保険料を払い続けてきた年金がまともにもらえないと言うことに現実味が増してくると、国民を搾取しようとし続けている狂っている日本の政治に異を唱える人が増えてきたように思う。

未だに消費税増税容認派が多いが、消費税は景気の影響を受けにくく、所得税等と違い赤字でも支払う必要があり、収入の少ない人ほど収入に対する負担率が高い。福祉のために使うと導入に理解を求めながら実際はほとんどが法人税減税の穴埋めに使われている。負の冨の再配分をし、不景気なときほど減税等の対応が必要なのにむしろ増税してきた日本がここまで落ち込んでいるのは、税のあり方を見ても当然と言える。

年金は老後生活のアテにできないことはずっと前からわかっていて、70歳以上加入義務とかの話が出てくることとGPIFが15兆円の損失を出したことはあまり関係ない。世代間扶養という経済成長継続と少子化が起こらないことを前提としたしくみがもつ宿命だ。それでも年金制度が継続しうるケースは、天然資源の輸出や高度なサービスや付加価値を生み出せることだが、どちらも日本にはない。

もちろん、GPIFなど年金の今のポートフォリオでは株価の長期的な下落で元本割れの大きな損失を抱えかねないし、国債中心で運用していたとしても円の価値なり日本国債が安全とは言いがたくなってきていることを考えると、根本から考え直さないとまともに生き残れそうにない。

誰かも書いていたが、近い将来、本気で安楽死を認める必要に迫られかねない。

私は子供の頃から75歳で死ぬのだろうと思ってきたが、日本政府をあてにする限りはその前にこの世を去るしかなくなりそうだ。

Posted at 2019/06/01 21:53:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治・行政・マスコミ | 日記

プロフィール

「梅雨、日本周辺にしかない独特の気候なのだ。おかげで日本人は紫外線の影響を受けにくくなっているし。悪いことばかりではない。」
何シテル?   06/15 10:04
愛車 黄色いピアッツァのHP http://piazza.ciao.jp/piazza_web/index.html ↑プロバイダーを変更して再開! ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2019/6 >>

       1
234 5 6 7 8
910 11 12 13 14 15
161718 19 20 21 22
23 24 25 262728 29
30      

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

YUHの気ままなままに 
カテゴリ:ブログ
2018/01/31 06:12:14
 
常識はずれのPIAZZA達の隠れ家 
カテゴリ:Piazza
2012/11/17 07:31:43
 
須関裕子のブログ 
カテゴリ:Music
2011/02/26 18:38:37
 

愛車一覧

スバル アルシオーネSVX スバル アルシオーネSVX
 はじめてのSVXは追突事故によって、わずか1年半で乗り換えることになってしまいました。 ...
いすゞ ピアッツァ いすゞ ピアッツァ
 社会人になりはじめて手に入れた車です。 PIAZZA XE Handling by L ...
BMW 3シリーズ セダン BMW 3シリーズ セダン
実家最後(予定)の車。 私がメンテナンスしてます。 →私が相続し維持することにしました ...
その他 その他 その他 その他
写真の置き場です。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation