ベアリングボックスが届いたのでさっと組み立てて、修理完了。
アーマチャーが新しいせいか、とてもスムーズで、軸ブレもなし。入手時の異常振動がウソのよう。
交換部品一覧
アーマチャー
ベアリングボックス
バンパ
ハンマーケースカバー
カーボンブラシ
作業する上で異なるビットをさしたインパクトが複数あった方が便利だと言うことで、TD131DとTD134Dの2台とも使う事になるだろう。
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ドリルドライバー(マキタ流ではドライバドリル)も、まともなのを最低1台持っておきたく、探っている。
微細なビスを扱うものと、大きなビスを扱うものと、サイズの異なるものが必要になり、1台では済まない。
あまり力を必要としない一方で無理な姿勢で数多くのビスを扱う自動車の車内修理では小型の充電式ドライバがいい。そういう場所ではコーススレッドを締めるようなインパクトドライバとか、同じサイズのドリルドライバーでは重くて大きく、不適だ。
数が多くなければ手回しでもいいのだけれど。
以前頂いた現在唯一の充電式ドライバドリル、メーカー不明の中国製は、大きくて21.8Vバッテリーの割りには力もなく回転速度も遅い。やはり安物はその程度。次にまたバッテリーが入手できるかどうかもあやしい。ストレスを感じつつ使うぐらいなら、きちんと使えるものを持っておくべきだろう。
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ドリルドライバーのメーカーは、主なところではマキタ、Hikoki(以前の日立工機)、パナソニックか。
修理屋さん関係の話では、メカ的には日立がマキタよりしっかり作られていて丈夫と聞いた。
DIYモデルでも日立のジグソーは非常にしっかり作られていたし。ハイテクを導入するのも早いという特徴がある(それが必ずしもいいとは言えないと思うが。私はローテクでも丈夫なカーボンブラシモデルしか中古では買いたいと思わない)。
電動工具ではややマイナーなパナソニックには、マキタや日立とは少し違う立ち位置の製品があるようだ。
各社共に過去のニッカドバッテリーの供給が打ち切られる傾向にあるようだ。
互換性のあるニッケル水素バッテリーが供給されているケースもあるが、充電器を買い替える必要があり、これを機会に本体ごと買い換えになってしまったりもするようだ。
まだ使える工具が捨てられてしまうのは勿体ない。
そういうところで、実は中国あたりの互換バッテリーが役立つようだ。
従来のニッカド用充電器に対応したニッケル水素バッテリーを安価に売っている。
単純なニッカド用充電器なら、バッテリーに制御回路を組み込んでやればニッケル水素も実用になるのだろう。
古いものを生かせる中国製互換バッテリー侮り難しだ。
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中古では、ニッカドモデルの古い日立ドリルドライバー(DIYモデル)が安価に出品されている。
マキタの少し古いプロ用モデルと比較すると、さすがに能力は見劣りするが、極端には変わらない。
コーススレッド締め付けのような高い締め付け能力を要求する場合にはインパクトを使えばよいので、古いモデルの格安品でも用途を選べば充分なのかも知れない。
ただし、古いし、DIY用は放置されていた可能性が高く、バッテリーはアウトであると思った方がいい。
なお、この頃の日立の充電器は、死んでいるバッテリーを充電しようとすると、ヒューズが切れてしまうらしい。重いトランスを積んだ旧型のニッカド充電器は、そんなものなのか。
今どきはスイッチング電源で軽く、充電用の制御チップを積んでいるので、軽くて高性能だ。
小型のペン型も各社出しているが、中古で入手しやすく信頼性もありそうなのが、長く売られているパナソニックのEZ7410だ。松下電工時代からある。
わずか480g(バッテリー込み)で、非常に軽い。
工場での機器組み立てを意識したモデルで、トルクを一定にして締め付け続けためのアダプタもある。制御機構が充実しているようだ。
精密機器を触ったり、自動車のキャビン内を触るには良さそうだ。
Posted at 2019/12/28 10:52:23 | |
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