自粛疲れか、週末の晴れとなった本日は、目立って人が外に出ていた様だ。
私はやむを得ず、手持ちのデスクラックを職場のブックスタンドの幅に合わせるために必要な部材調達と食料の買い出しに出かけたのだが、思いの外、そこら中に人が遊びに出ていて驚いた。

日本の検査データは恣意的すぎて傾向を読み取るのが困難だと、いろいろ見ながらもそこから何かを考えることはせずにいた。
取りあえず13日からの週は増加が抑えられている様に見え、3月からの休校と、4月からの自粛要請の影響が出てきたためかもしれない。
ただ、東京都はもう検査の限界にきていて、検査数が増えず、陽性判定数もその影響を受けて増えにくくなっている様だ。
また、この期間には重症者数が目立って増えており、検査の方針がこれまで以上に重症者優先にシフトしているのかもしれない。
東京・愛知・大阪など、病床がすでに足りなくなっている地域が出始めている。特に重症な人を優先する状況にある。
地震のデータとか、放射線測定データと違って、検査データは政治的な影響、検査能力の問題、現場の状況、病床の状況など、様々な影響を受けるため、かなりのノイズがあって、増減が何の影響であるのかを考えるのは難しくなっている。
因果がはっきりしているものはともかく、因果がはっきりしないものの影響を日本のデータから読み取るのは相当に困難である様に思う。
韓国方式と極右政権と嫌韓ネトウヨ医師が忌み嫌いスルーされていたドライブスルー方式やウォークスルー方式が、ついに日本でも各地で稼働しはじめた。わが千葉市でもだ。
これで、今まで検査から漏れていた発症者だけでなく、不顕性感染者も陽性者数としてデータに載ってくる可能性が高い。これで、陽性者数がさらにデータ上増加していくかもしれない。
潜在感染者を可視化できる様になるのは、採った政策、医療的対応の効果、以前から言われているがはっきりしない季節要因の影響などを少しは見やすくするかもしれない。
おそらく、ここから5月半ばぐらいまでは陽性判明者数がガンガン増えるのではないかと思う。一方で病床の不足と医療従事者の不足、医療器具の不足などから死者数も目立って増えていくだろう。
もし、そうならないのであれば、それは潜在感染者数がそれほどいなかったためかも知れない。
一般市民の我々としては、とにかく移されない、移さないために他人との接触を避けるしかない。
これまでの高温多湿地域でのSARSやMERS、COVID-19の経験によればパンデミックでは期待しにくいとは言え梅雨の高温多湿の影響は少しはあるだろうから、少しは持ちこたえやすいかもしれない。
なお、一旦は落ち着いていた北海道で感染者数が上昇しはじめている。休校期間に子供を連れて都会脱出を図った影響の可能性もある。データを精査するとどうなるか。
Posted at 2020/04/20 00:40:36 | |
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