私はピアッツァのシートがへたったのでレカロに換装し、取り外した助手席側シートにキャスターを取り付けてデスクチェアにしている。これが実に具合がいい。ピアッツァの助手席シートは、下手な運転席シートよりよほど高機能でホールド性もよく快適なのだ。
ところが一つ問題が。ピアッツァについているときから、と言うか多分26年前に車を入手したときから、助手席側シートのセンター側のあんこ(内部のウレタンフォーム)に割れがあったのだ。
最近、自宅では何でもかんでもベッドの上で仕事をする癖が付いていたが、自宅でオンライン授業をするに当たりまたこのデスクチェアを使う様になった。しかし、割れたところが太ももに当たって痛いのだ。と言うのも、センター側は、センターコンソールにシートを巻き込まない様に骨が入っているのだ。コイツが悪さをして、ウレタンが割れてしまい、骨が脚に当たって痛い。
どうも気になって仕方が無いので意を決して直すことにした。この夜中(深夜1時過ぎ)に。
裏側のリングを外して表地をめくるとこんな具合。
ぱっくり割れて、骨がむき出し。痛そう…
骨組みはこんな具合になっている。
これをディスクサンダーかなんかで切り落としたい気もするが、時間をかけられないので、今回はこのままウレタンだけ直すことにする。
割れ目のウレタンを元の形に戻し、ゴム系接着剤でつける。ここで使うものは乾燥後も弾性を保つタイプのものを使った。
埋まらない部分には手持ちのウレタンスポンジを詰めておいた。
本当は薄く一枚ウレタンフォームをかぶせておきたいところだ。
更にその上には丈夫な布を張って形を崩れにくくする。適当な汚れているが洗濯済みの布を使った。
シート表面をかぶせ直し、裏のリングで留め、キャスターを取り付ければ完了。
こんな感じで見た目はばっちり。
座ってみても特に問題は無さそうだ。
また駄目になってくる様なら、もう少し本格的に補修をすることにする。
シートの補修は2回目。中古のレカロが結構割れていたので直した。
表地の張替はSVXでもやってるな。部品取りの助手席の表布を運転席に移植した。
Posted at 2020/05/24 01:59:55 | |
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修理・レストア | 日記