メインマシンであるThinkPad T520 (Core i7 2コア4スレッド 2.8GHz)は、今となっては見劣りするCPUパワーではあるが、それでも私の用途ではまだまだ現役で使えるマシンだ。
ただ、カメラがないので、遠隔授業には不都合がある。もっともメインマシンにZoomなど入れたくないのでそれでよいのではあるが、やはりカメラは付いていた方がいいかと思い、内蔵カメラの部品をAliexpressで注文済み。いつ届くやら。
それ以外のマシンにはほぼカメラが付いている。
しかしながら、720pで画質も今ひとつなカメラばかりだ。
そこで、やむなくLogicoolの1080p Webカメラを購入した。このご時世なのでプレミアム価格なのが腹立たしいが仕方が無い。
さすがに画質がよいが、こんなカメラがあると、普段は見られないところを見て見たくなる。そう、気になっている頭頂部だ。
で、ショックを受けた。薄い!
薄々気付いてはいたが、ここまで薄かったのね。
これはもう全体をそるか、ウィッグが必要な領域。
オマケにカメラが明るいのはいいものの、細かいところまで写りすぎる。
結局解像度を下げて使う事にした。
なんかとんでもなく無駄な出費をした感がある。
しかし、外付けなので自由な位置で撮影できるのは非常によいことだ。
ノートパソコンのカメラだと顔が下を向いて暗くなってしまう。三脚を使って目の高さからの撮影ができるのはよいことだ。
パソコンに向かうと背景の方が明るくなりがちで、サイドからの光が当たって皮膚の細かな陰影まで写りやすくなる。老けた感じに写りやすい。なので、顔を上げるだけでなく正面から照明を当ててやる必要がある。そうすると随分映りがまともになる。
T520の内蔵マイクでは声が遠く、おそらくZoomのスケルチ(ゲート)が効いて切れ切れになりやすいようだ。
ピンマイクでも買うか、ヘッドセットでもと思ったが、結局DAC付きのLogicoolのゲーミングヘッドセットを買ってしまった。明らかにごついが、いい加減なものを使うより聞く方も喋る方も確実性が上がる。φ50mmのユニットは、そこそこの音を出してくれる。
もちろん、ヘッドホンとしては手持ちのSONY MDR-Z900のような豊かさは期待できないが、低音がうるさすぎることもない。高音が強調されているせいかやや聴き疲れする感はあるが。
付属のDACは、T520内臓DACとしか比較していないが、さすがに描写が細かく、内臓よりはずっとマシだ。
取りあえず、そこそこのカメラとヘッドセットでビデオ通信できる状況になった。
Zoom使うぐらいでは本領発揮とは行かないが、これでビデオ撮影して編集して流せばそこそこの機材を使ったYouTuberだ。いやハゲTuberか?!
***
DAC付きのメリットはもう一つある。これはヘッドセット用なのでマイク入力用ADCでもある。
MacBookにはマイク端子が付いていないので、内蔵マイク以外を使うには外付けADCが必要になる。
USBの小型DAC/ADCがあると、そのまま外部マイク入力がMacBookでもできるようになるのだ。
今、遠隔授業用のプレゼンテーションツールを使った教材をつくっているが、音声を使っているので、その入力用にヘッドセットがあるのは極めて都合がいい。
T520に限ればスマホに付いてきたマイク付きイヤホンでも使えることは使えるが、マイクをぶら下げているのでノイズの原因になる。ヘッドセットの方があらゆる面でよい。
今回、Webカメラとヘッドセット(あとは安価な照明ライトなど)を使い始めて、新しい世界が拓けてきたような気がしている。
ものがあればイマジネーションが湧いてくる。
よいことだ。
Posted at 2020/05/18 00:32:13 | |
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