数が少なく報告される月曜日とは言え、100人を割る水準まで急減したことには驚く。
下げ止まりかけていたように見えた水準から更にかなり下げた。
人流はシルバーウィークから増加しているので、これでも増えなければ抑止要因が他にあるはずだ。
新型コロナはこれまでも急伸の後、潮が引くように急減してきたが、今回はかなりの低水準まで低下してきている。ここで徹底して検査と隔離を行えば、少なくとも短期的には制圧の可能性がある。
この夏の新規陽性者急伸で意識が変わったこと(ワクチンへも様子見から積極的な人が目立って増えた)、ワクチン接種率が上がったことはあげられそうだ。
しかし、アメリカなどではワクチン接収や過去の感染で抗体保有率が高くても流行は続いているので、ワクチンが激減にどれほど寄与しているのかは疑問がある。
あれほど危機的状態になったインドでも潮が引くように急減した(ある程度まででそこからは減らないが)。おそらくは東アジアの謎の抑制効果がここでもまだ効いているのだろう。
一方、他の危険な変異株も存在したが、新型コロナウイルスは現状ほぼデルタ株一色になっているので、デルタ株の自壊賞味切れみたいなことが起こりやすくなっているのだとすると、新型コロナに一区切りつく可能性もある。
しかしながらワクチンを打っていようがいまいが症状が現れようが現れまいが、感染した人が放出するウイルス量は同じだという研究があり、ワクチンはステルス感染を増やす可能性がある。日本では無症状の人はあまり検査されないため、ステルス感染が広がり、変異株を生む可能性はある。
いわゆる第6派、これから年末年始にかけての増加がどれほど起こるのかを注視したい。
Posted at 2021/10/05 03:42:07 | |
トラックバック(0) |
政治・行政・マスコミ | 日記