その後も車体の裏を見たり、バンパーについているデュフューザーを外してみたり、浮いている樹脂パイプに対策をしたりしてみたが、やはり音の大きさからしてそのレベルではない。
やはりサス廻り、交換したショック周りに問題があるのかと調べてみた。
ありがちなスタビライザーのブッシュやアームなどの部分を調べてみたが、特段痛みはない。
試しに車体を揺すってみたが、下方向に動かしても問題は無さそう。
ところが、上方向に揺すってみると、ゴトゴトと音がする。
1人作業では確認しにくいが、なんとか覗き込みながら動かすと、ショックアブソーバーの上部が動いている。ここから音が出ているのだ。
ここは何度も締め込みを確認している。緩みはない。しかし動いているのだから何かがおかしい。
増し締めはほぼ困難なほど締められているが、おかしいのは間違いない。ふと奥を見ると、何やら黄色の部品がある。取り出そうと触れた瞬間に車体のタイコ部に落ち込んでしまった。取り出すのはかなり大変だ。
ここでようやく原因に思い当たる。
これが全体像。7番がショックのアッパーマウントだ。
こんな部品。これは一体で外れないと思い込んでいたが、実際は簡単に外れるもののようで、今回締め込もうと内張のすきまから所定位置に入れるときに(横着をしてというか、よくわからなかったので内張を完全に取り外さず作業していた)、どうもゴムブッシュ部分がシャフトに当たって外れてしまったらしい。
この金属部分だけで抑え込もうとしていたのだから、締め込みが不十分になるだけでなく、車体に当たって音がするのも当然のことだ。
さて、部品を取るか。ここは古い部品をそのまま使っているので新しくしてもいい。だが、左右セット送料込み4000円弱からで、納期もそこそこかかりそうだ。
応急処置で構わないし、特段繊細さを要求される部分ではない。
とりあえず、交換時に取り外した下側のゴムブッシュを探してきた。
このままでは使えないので出っ張りを切り取る。
切り口が汚いが、実家で道具がないので仕方が無い。
これで取りあえず機能する。
あとはショックに取り付け締め込み、蓋を取り付け、内張を戻せば完成。
試運転するまでもなく、これで治っているはずだ。
追記:
アッパーマウントをAliexpressで調べてみたら、アッパーマウントの上側だけでなく下側とのセットでなんと1,000円弱・送料無料。
取りあえずオーダーしておいた。
追記2:
ちょっと走ってみたが、当然異音は解消していた。
Posted at 2022/08/07 15:30:53 | |
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