
今日は宇部店の完成車からホンダのストリームをご紹介いたします。
ナビゲーションがベースのシステムが多いストリームですが、こちらのお車はカロッツェリアのDEH-P01のCDチューナーのみのこだわったシステムです。
このデッキは銅メッキシャーシーとタイムアライメントを一般のショップはPRポイントにしていますが、サウンドピュアディオでは天板の銅メッキは剥がして、タイムアライメントの機能は全てゼロにして左右のスピーカーの音のタイミングを揃えています。

実際には銅メッキやタイムアライメントは耳の錯覚みたいなものなので、本質的には音が良くならず、省いた方がより本当の音に近くなります。
しかし世の中にはタイムアライメントが付いているデッキで使わないのはもったいないと思われる方や、「ピュアディオの言っている事はおかしいんじゃないの?」と思われる方がほとんどだと思いますが、実は皆さんが気付いていない盲点があります。
最近来店されたお客様で、今までは他のショップで一般的な音の出し方をされていた方がおられて、ある日助手席に友人を乗せられて「俺の車のオーディオ、いい音だろ?」と聞いたらリアクションがとても悪かったそうです。
そこで友人が降りた後に助手席に乗って聴いてみたら・・
運転席では右の近いスピーカーの音を遅らせているからスピーカーとスピーカーの真ん中で聴こえている感じがしたものの、助手席では遠い右のスピーカーがより遅れて聴こえて悲惨な状態だったそうです。
その後サウンドピュアディオのタイムアライメントを使わない音造りを知られて、今ではピュアディオのファンになって頂いています。
P01の調整機能はタイムアライメントだけでなく、イコライザー調整もありますが、
こちらは細かく調整して行きます。
次にスピーカーについてのご紹介ですが、ドアにアウターでスラントしたバッフルを製作してJBLのP560のミッドが装着してあります。
少し手前にと少し上にスラント角が付けてありますが、デザインありきのバッフルではなくて、音の響きと指向性を最優先した結果の機能的なデザインになっています。
絶妙な角度と絶妙なえぐれが高音質というか、わざとらしくない自然な音色を奏でます。
ツイーターは同じJBLのP560のツイーターですが、標準のパッケージには入っていないピュアディオ製の特製スタンドで仰角と左右の振り角が付けてあります。
こちらも絶妙な角度が付けてあるのですが・・
サウンドピュアディオでは製品にパッケージされている標準のパッシブネットワークも使っておらず、車種ごとに値の微妙に違う特製のパーツを組み合わせるピュアコンと呼んでいるパッシブで音の微調整というか、微妙な表現力を付けています。
こちらのストリームでは標準のブラックボックス2個に対して、オプションのボックスを追加してより複雑なスロープを付ける4連ボックスになっています。
一見シンプルなストリームのシステムですが、細かいこだわりの積み重ねでかなり
生の声に近い音色に仕上がっています。
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Posted at
2013/03/08 17:59:07