昨日は宇部店に移動して3台の音調整を行って、それから夜のうちに福岡に帰っていました。
今日は朝から福岡店でこちらの200系ハイエースの音調整を行っていますが、その内容をご紹介します。
こちらのお客様は他店でダイヤトーンのサウンドナビを購入されたそうですが、どうも思っていた様な音にならないのでインターネットであれこれと情報を探されていたそうです。
ほとんどの店はサウンドナビの調整機能は最高だと書き込んでいるのに、井川ブログだけが、『サウンドナビの調整機能はほとんど使えない!』と逆の事が書いてあったので、「ここの言っている事が正しいかも・・」と思われて来店されました。
サウンドピュアディオでは調整のみという作業はしていないのですが、スピーカーを購入して頂いた方には他店で購入されたサウンドナビでも調整を行っています。
ハイエースのお客様にはJBLのP560のツイーターを購入して頂いて、最初に付いていたアルパインのトレードインスピーカーのツイーターは取り外しました。
ドアにはアウターのスラントバッフルを製作してピュアディオブランドのZSP-LM1を取り付けています。
ハイエースのスピーカー位置はかなり下だったので、位置を上に上げてスラントしたので中音域の表現力は各段に上がりました。

最初のスピーカーはトレードインがインナーに入っていたのでツイーターばかり聴こえていて、それをサウンドナビの調整機能で補おうにもどんどん変な方向に行って
完全にツイーターとミッドがバラバラで鳴っている状態でした。
スピーカーが組上がってから音調整を行うのですが、サウンドナビの調整機能は1クリック上げただけでも大げさな音になって使えないものばかりなのでほとんどをオフにしています。
イコライザーは1クリック上げれば妙にうるさいし、逆に下げれば抑圧されるしてここも使いません。

フラットもメモリーのポジションも使わずに横棒が4つ並ぶ状態で使うのがベストです。
「ここまで調整機能を使わずにどうやって音調整を行うのか?」と思われた方も多いと思いますが、ツイーターのクロスポイントとミッドバスのクロスポイント、他にはユニットのレベルやスロープ角を調整するのがピュアディオのパーツをブロック化して自由にコントロール出来るピュアコンです。
簡単に見えても組み合わせは数千種類になって、パーツをとっかえひっかえしながら音を追い込んで行きます。
今日の時点である程度音は追い込んでありますが、スピーカー新品で少し音が硬いので、もう少し鳴らし込んでからお客様に納車します。
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Posted at
2013/03/29 15:58:23