昨日午前中に宇部店を出て、午後からは福岡店で仕事をしていました。
この午前に宇部にいて午後から福岡というのが明日の井川ブログのポイントになるので、もしよかったら覚えていて下さいね。
それでは今日ご紹介する1台ですが、昨日の宇部店のピットから日産のマーチのご紹介です。
純正のドアスピーカーをそのまま使用してピュアコンとツイータープラスのベーシックパッケージの取り付けを行ないました。
「ドアスピーカーそのままって、いい音するの?」と疑っておられる方も多いでしょう。
当然ドアスピーカーもそれなりの物に交換すればいい音になるのですが、最近のトレードインスピーカーの一部では(いやほぼ全てかな?)ある音域は強く出すけれど、ある別な音域をスポイルして音にメリハリを付けていい音に聞こえた様に小細工がしてある物があるのでお勧め出来ません。
例えば某メーカーのトレードインスピーカーでは400ヘルツ付近の周波数を絞り込んでいかにも音がこもっていませんといういい音らしき状態ですが、これを聴かれた
ピアノの講師の方や音楽の教師の方は「明らかに一部の音が欠けている。」と言われます。
それはそのはずです、ピアノの音の基本になるのは440~442ヘルツなので、この部分をスポイルしてメリハリを付けたら音楽に詳しい人ならまともなスピーカーには聴こえないでしょう。
そんな訳で、サウンドピュアディオでは400ヘルツ付近をスポイルしていない純正スピーカーを使って音質を向上させた方が本当の音に近いという事でベーシックパッケージをお勧めしています。
前置きが長くなりましたが、マーチのダッシュにはJBLの560型のツイーターを専用のスタンドを使用して仰角を付けて取り付けています。

シートポジションを考慮して左右の振り角も付けています。
ツイーターまで行っているケーブルはAピラーのプラスティックを外して太くて性能の高いケーブルを這わしています。
そのケーブルはグローブボックス下のピュアコンにつながっていて・・
そのピュアコンへのイン・アウトはデッキを一度引き抜いて作業を行っています。
仕上がりは簡単そうに見えますが、実は結構分解して作業してうます。
全ての結線が終わって音が出たら、次はデッキの音調整機能を使って音調整を行いますが・・
トーン調整がバス・ミッド・トレブルなのですが、どうしてもLが出るのにRが出ません??
このケンウッドのデッキは左右独立の調整ではなくてLはレベルを表すLなのでした。
3トーンをあれこれと駆使して限界まで生の音に近いポイントに調整しました。
そういえば最近ベーシックパッケージを取り付けられる方で25200円の通称簡易
防振と呼んでいる施工を同時にされる方が増えています。
こちらのマーチも前回施工した時のデーターを元にして、あちこちにマーキングしてその場所に合った防振材を貼って行きます。
ただ最初の一台目のデーターは井川が時間をかけて調査しているんですけどね。
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Posted at
2013/04/05 15:01:38