今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業から日産の電気自動車リーフです。
リーフ専用のナビつきで入庫となって・・
ドアにアウター・スラントのバッフルを製作してZSP-LM1を取り付けました。
ツイーターはワイドスタンドを製作してJU60を装着しています。
今回はリーフでは初めてのリアのラゲッジを作りこんで25センチのサブウーファーとアンプを組み込んでいます。
リーフ専用のナビオーディオは音調整がフェダー・バランス・バス・トレブルしか付いていないので、ラゲッジの中にイコライザーとチャンネルディバイダーを装着して細かい調整しています。
磁場の関係でユニットの向きで音のクオリティーが変わるので向きをあれこれ変えて試聴しています。
フロント用とウーファー用のアンプはEV用の2重シールドの物をイコライザー下にセットしています。
気になるのはアンプ2台取り付けて航続距離がどのぐらい下がるかですが、以前の調査では2アンペア消費電流が増えるよりもアクセルワークによる航続距離が下がる方が気になりました。
そんなテストが出来る様に宇部店にはEV用の充電コンボが用意してあります。
音決めが終わって、充電して出庫出来る様に準備します。
その日はたまたま以前に取り付けられたリーフのお客様が充電に来られていていました。
電気自動車は走行するために大型のバッテリーが付いているために、ガソリン車の様にオルタネーターを回して電気を作るのとは違って音が安定しています。
それに完全な直流の電気ですから、音のクオリティーも高いです。
オーディオ向きと言えばオーディオ向きですが、消費電流を増やせば航続距離が短くなるといデメリットもあります。
実は今から22年前にピュアコンを考案した時には、「将来的に電気自動車の時代が来たら今の様な電気を馬鹿食いする様な方式は廃る!」と井川は言っていました。
まだガソリン車で電気が自由に取り出せる90年代でも信号の流れがスムーズで無駄が無いという事は高音質につながっていました。
現在は極端な充電制御のガソリン車の電圧ドロップによるエラーに泣かされていますが、『極力電気を使わずに高音質』という22年前に打ち出した方針は間違っていなかった、と今ひしひしと感しています。
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Posted at
2014/07/30 10:36:29