今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の作業からスバルのBRZです。
オーディオレス車にカロッツェリアの楽ナビのワイドサイズを取り付けて、他にはベーシックパッケージとP560のミッドの取り付けとドア防振の施工を行いました。
BRZはダッシュ上に純正スコーカーと純正ツイーターの取り付け位置がありますが、何故か左右の差を感じやすいツイーターの方が内側になっています。
この方がボーカルがセンターから聴こえやすくなりますが、その分ステレオ感が無くなるのでピュアディオでは一番外側にスタンドで起こした状態でツイーターを取り付けています。
ドアはフル防振とアウターバッフルの施工がしてありますが、外板裏の防振については双子車のトヨタの86と純正の防振材の違いから貼りの組み合わせが変えてあります。
上の写真はアウターバッフルと車体をつなぐ金属リングが入る前ですが・・
下の写真は金属リングを入れて周りをセメントコーティングして粗目を付けています。
一般的なアウターバッフルの作り方はインナーバッフルから何枚も重ねてアウターまで持って来ますが・・
これだと音の出口が平面になってスラント角度が付けられません。
こちらのアウターバッフルは某2ドア車に他店で付けられて、重ねたホール部分が雨に濡れて剥離して、最終的に車内に水が入った物です。
(このアウターはその後ピュアディオでスピーカーと共に交換)
こんな事にならない様に金属リング&セメントコーティングを行っているのですが、それでも最近の雨は半端ではないのでピュアディオではドアの水濡れテストの水量を今年から5倍に増やしてテストしています。
それまでのテスト基準を決めてから10年が経過していて、2倍だ3倍だと議論していましたが、「5倍の水量を使えば間違いないだろう。」という事で最新の基準が決まりました。
そんなピュアディオのアウターバッフルは平面でなくスラントした事によって音の指向性の向きをやや上にして音質を良くしただけでなく、後ろが下がっている事で雨の進入もしにくくなっています。
配線とドアの組み上げが終わったらグローブボックス下のピュアコンのパーツをあれこれ交換してツイーターとドアスピーカーのバランスを取って最も生の音に近いポイントを探ります。
最後に7バンドのイコライザーをあれこれ動かして更に音を追い込みます。
このナビはデモカーのスバルXVと同じですから、なれた手つきでスイスイと調整しました。
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Posted at
2014/10/09 10:35:54