今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業からホンダのアクティ・トラックです。
純正の状態はFM・AMラジオに・・
ダッシュ上の左右に10センチスピーカーが付いています。
中を開けるとこんな感じですが、2つのスピーカーが内に寄っているのでステレオ感に乏しくモノラルに近い鳴り方をします。
今回は以前乗られていた先代のアクティーに付いていたアルパインのデッキを移設して・・
ドアにスピーカーを取り付ける加工を行って、同時にドア防振の施工も行いました。
ドア防振は外板裏のベーシック防振とサービスホールの処理も行いました。
スピーカー取り付け位置はドア下部の鉄板を切り取って・・
アウタースラントのバッフルを製作しました。
バッフルとドアの鉄板はネジと金属のホールとで止めているために剛性はかなりあります。
それにプラスしてホールの内側にセメントコーティングを行って更に固めます。
最後にスピーカーを取り付けたたら完了ですが、こちらのスピーカーは懐かしいナカミチのSP-50Sで、まだ健在でいい音色で鳴っています。
ツイーターは2001年に発売されたピュアディオブランドの青いドームのベーシックツイーターです。
こちらは200個生産した後にJBLのブラックドームのツイーターにバトンタッチしていますが、JBLの25ミリの外ドームツイーターの在庫が無くなる時期に合わせてピュアディオブランドの外ドームツイーターの復刻版が発売されます。
ただし復刻版はフレームなどは共通でも黒いドームとなり、試作品はもう出来ていて現在テスト中です。
スピーカーの接続が終わったらエージング用CDを一定時間再生した後に調整用CDを再生して助手席シート下のピュアコンのコイルをあれこれ交換して音決めします。
前のタイプのスピーカーでも交換用のコイルをストックしてあるので、載せ替えした車にピッタリの特性のコイルを探して音を合わせられます。
今回の取り付けで驚いたのが古いユニットでも大切に使えば長く愛用出来るのと、現行アクティのドアは意外と低音が出て、少し絞り気味にしないとオーバーレベルになるぐらい出ていたというところでした。
いい音で好きな音楽を聴きながら農作業へ向かえる車が仕上がりました。
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Posted at
2015/02/12 18:02:16