今日ご紹介する1台は本日の宇部店の完成車からスズキのジムニーです。
オーディオレス車にカロッツェリアの楽ナビを取り付けて、ベーシックパッケージとパワードのサブウーファーを取り付けていました。
ジムニーのドアはスピーカーが付いておらず・・
キックパネル横の狭い部分に10センチスピーカーが付いていて、高音も低音も出ないので・・
ダッシュ上のJBLツイーターで高音域を再生して・・
シート下のウーファーで低音域を鳴らし、純正スピーカーの高音と低音をカットして中音域のみにして3WAY構成でお客様は音楽を楽しんでおられました。
しかしジムニーの入庫の多い札幌店ではアウター化して13センチミッドを取り付けている車が多く、それが度々井川ブログで紹介されていて、今回はこちらのジムニーもアウター・スラントのバッフルを製作してJBLの13センチミッドのP560を取り付ける事になりました。
スピーカーが変わったりスピーカーの取り付け条件が変わるとグローブボックス下のピュアコンのパーツの構成や値を変えてマッチングを取り変えます。
実はこのJBLのツイーターは以前乗っておられた車から使っておられて、ジムニーを購入された時に移設して来ましたので、上の写真のスピーカーケーブルが以前から使っている物と新しくおろした物で色が変わっているのが分かります。
ピュアコンは約10年使っても劣化しないのはもちろんの事、ツイーターもまだまだ健在でレベルも落ちておらず、これもピュアコンでツイーターの周波数レンジを必要以上の幅を入れないようにしているからで、コイルやパーツを交換して適正値を入れるという事が音質を上げる以外に耐久性を上げるという二次的なメリットを生んでいます。
ピュアコンの音調整以外では楽ナビの調整機能でサブウーファーの周波数レンジとレベルと位相を調整しました。
フロントスピーカーをフルに鳴らすとウーファーと同じ音域が重なって音が詰まって聴こえるのでハイパスフィルターを使って低音域を鳴らさない様にしますが・・
ここを通すと中古音に新鮮さが無くなるのでオフにしました。
代わりにピュアコンにLCTというパーツを取り付けて低音をカットすると中高音の新鮮さはそのままに低音域だけをカットする事が出来て便利です。
ただLCTの値はかなりの種類があって、音を聴きながら何度も交換して一番音が自然な値を選びました。
このネットワーク部のパーツが自由に交換出来るというのがピュアディオの音造りの肝で、ほとんど特性が変えられないパッシブネットワークと同じと扱われるのが嫌なのでピュアコンという独自の呼び方をしています。
ピュアコンでもうこれ以上追い込めないという所まで音を合わせて、最後にイコライザーで微調整を行なって納車致しました。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2015/05/23 11:25:10