今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からスバルのXVです。
スバル純正のカロッツェリアのナビオーディオが装着された状態で入庫となって、フロントとリアのスピーカー交換と、ドア防振の作業を行いました。
まずお客様のXVが入庫する前にうちのデモカーのXVをピットインさせて・・
あらかじめインナーバッフル製作と装着テストを行いました。
フロントがJBLのセパレートスピーカーで、リアドアにはJBLのコアキシャルスピーカーを取り付けるので、リアの16センチスピーカーを一度取り外して13センチのインナーバッフルをあらかじめ作っておきました。
そしてお客様のXVが入庫してデモカーと2台並んでパチリと記念撮影を。
お客様のXVはケンウッドの2WAYスピーカーが最初に付いていましたが、まずダッシュの純正スコーカーの位置のツイーターを取り外し・・
グリルの上にスタンドを使って角度を付けたJBLの25ミリサイズ外ドームのツイーターを取り付けました。
同じツイーターでも取り付け位置の違いで、グリルに音がひかかりガラスで一度反射してと悪い条件が重なると音の表現は全く別物になり、ピュアディオでは見た目のスッキリさよりも音の表現を重視しているので、リースナブルなツイーターでも良い音を表現出来ます。
ドアのケンウッドの17センチスピーカーも取り外し、JBLのPシリーズの13センチミッドに交換しました。
フロントドアの内部は外板裏にベーシック防振の施工を行って音質と静粛性をアップさせて・・
リアドアの外板裏にもベーシック防振の施工を行いました。
フロントスピーカーは2WAYのためにピュアコンを使ってツイーターとミッドの音域分けを行うので一度ナビを取り外して、裏から音信号を取り出してグローブボックス下に送ります。
扱いなれたJBLのPシリーズなので、これまでの作業でXVやインプレッサで探り出した値を入れたらマッチングはピタリと取れます。
最後にナビオーディオの13バンドのイコライザーを調整して、音を整えたら完成です。
お客様は昔からJBLのスピーカーがお好きで、「音がいいのなら最新のモデルでなくてもいい。」と言われていました。
ホームオーディオでもそうですが、JBLは新型モデルよりも前のモデルの方が音に味がある場合が多く、例えばホーム用の4311以降の4312や4318・4319などはどうしても4311の様な音にはなりません。
現在のJBLのカースピーカーはMSシリーズになっていますが、自分にはPシリーズの方がどうしても良く聴こえて、お客様もそういう所で前のモデルでも味のあるというか艶のあるモデルを求めておられました。
そういう新モデルが必ずベストでは無いという部分もJBLの製品の魅力ではないでしょうか。
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Posted at
2015/12/13 11:28:17