今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業からBMWの2シリーズ・アクティブツアラーです。
全車専用のナビオーディオ付きで・・
スピーカーはドアの上の方に約10センチのスコーカーと・・
シート下に薄型のウーファーが付いています。
シート下ウーファーのBMW車のベーシックパッケージはドアのスコーカーの交換を含んだ状態が標準パッケージで、そのため他の車種より価格が高くなっています。
今回はスコーカーをJBLのGX302に交換したベーシックパッケージに、プラスオプションでシート下ウーファーをP660のミッドバスに交換したWパッケージの装着を行ないました。
ツイーターはピュアディオブランドのATX-25をダッシュ上に装着して・・
ドアの内張りを一度取り外して、インナーバッフルを製作してGX302を取り付けました。
純正スコーカーよりサイズは小さくなりますが、グリルの開口面積と比べるとちょうど良い大きさで、音がひかかる部分が無くなって逆にスムーズです。
GX302はセンターにツイーターが付いているコアキシャルですが、ツイーターの配線をカッとしてスコーカーのみとして使用しています。
シート下のウーファーは他のBMWやBMWミニの床下の容量が狭い車種と同じユニットを使っていますが、大きい容量に合わせたP660のユニットを使ったので低音が軽いのに量だけ出ているという状態から、タイトで重みのあるサウンドに変わりました。
配線も細い純正のコードからPSTの太いケーブルに交換して、安定感のある音に変わりました。
ツイーターとスコーカーとウーファーへはグローブボックス下に取り付けるピュアコンで行ないます。
ツイーターの下限周波数とレベルと、スコーカーは上限周波数と下限周波数、そしてウーファーの上限周波数をコントロールして音域全体のバランスを取ります。
スコーカーからの中音が耳に入りやすく、ツイーターの下限周波数と重なり音が濃く聴こえて、逆にウーファーは薄く聴こえるのでスコーカー用のコイルの巻き数をジワジワ増やして上限周波数を抑えて行きました。
2シリーズのアクティブツアラーが初めてなのと、GX-302を使うのが初めてだったので、ツボを掴むために何度もコイルを交換して比較試聴をを行なって、助手席の周りはコイルだらけになりました。
少ない巻き数から巻き数を上げて、ちょうど良い巻き数を超えて音がかったるなった所からまた巻き数を下げて行き、最も生音に近い値で組み付けました。
最後にバス・トレブル・フェダーの調整を行って、2シリーズ・アクティブツアラーの作業は完了しました。
完成後にお客様に試聴して頂いて、「物凄く音が良くなった!」と喜んで頂きました。
お客様が持たれていたCDが自分が東京でレコーディングスタジオに行った事があるレーベルの物で、「ここのレーベルのスタジオに入って音を聴いた事があるんですよ。」とお話しました。
サウンドピュアディオが生音に近いセッティングと言っているのは、音楽業界とスポンサーとしてつながっていて、そのお付き合いの中から「おそらくこれがCDに録音した音に最も近いだろう。」というポイントを探しているからです。
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Posted at
2016/03/23 11:07:45