今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業からトヨタの新型プリウスです。
トヨタ純正の7インチのナビオーディオが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付を行いました。
新型プリウスの純正スピーカーはドアに16センチと・・
ダッシュに5センチサイズのスコーカーが付いている2WAYで、元々口径が大きくて高音が出にくいのと、グリルのヌケが悪く、ガラスの反射もあるので高音域に不満のある方が多い様です。
あと5センチスコーカーの周りの隙間も下限付近の音域には悪影響を及ぼしていて、対策が必要です。
またスコーカーの下限周波数を決めているフィルターが貧弱で、音質が良くないのでピュアディオでは交換しています。
同じ5センチサイズのスコーカーでも車種に合わせて下限周波数を変えていて、周波数の低い順から30系プリウス・50系プリウス・スバル車とそれぞれ別な数値で、下に引っ張りすぎて歪っぽくなったり、レンジが狭くて物足りないというどちらでもない『美味しいいとこ取り』的な鳴らし方をしています。
また綺麗に再生出来ない高音域はピュアコンでカットして、ピュアディオブランドのATX-25で再生して、純正スコーカーは中音のみの再生にするので、トレードインのツイーターを純正位置に取り付けるよりもワイドレンジで安定した綺麗な音が再生出来る様になります。
今回のプリウスは仕事用の営業車のために車の買い替えサイクルが短く、取り付けた物はまた次の車に移設しないといけないので、ドア内の防振やスピーカー交換は行わず、グローブボックス下のピュアコンのパーツの点数を増やして音質アップを図っています。
標準ぱっケージの4ピース構成から、SSFとSWRを加えた8ピース構成で、念のためにブラックボックス4連にするためのスペースもあらかじめ確保しています。
入庫時はナビオーディオのイコライザーは勢いを付ける様なセッティングでしたが、ベーシックパッケージを取り付けると音のヌケが良くなり、ドアスピーカーの音もインピーダンスをやや上昇させて重みを付けたのでフラットでも音楽が楽しめるレベルになり、そこから数か所1クリック動かして音を整えました。
ノーマル時は音を強調する機能をオンにしないと音が物足りなかったのが、入れると逆に邪魔になる様に変わって、かなり本来の音楽の音に近づいたというのが分かりました。
仕事用のお車なのでマイカーよりも乗っている時間が長く、短時間でベーシックパッケージを取り付けて音が大幅に改善されて、次に車が変わってもほとんどが移植出来て、その時はピュアコンのパーツの値を次の車用に変えれば、一から取り付けるよりはかなり安く上がるので、かなりお買い得なパッケージとなっています。
追伸
今年の1月の終わりからデモカーとして活躍しているピュアディオのデモカーの50系プリウスですが、ナビオーディオをトヨタ純正から社外ナビに変えるかどうか迷っていました。
今回みたいにトヨタ純正のお客様には効果が分かりやすいので、おそそらくこのままでしょう。
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Posted at
2016/09/16 09:12:47