今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業からアバルト595です。
純正のCDチューナーの状態で入庫となって、楽ナビとベーシックパッケージと、ドアスピーカーの取付を行いました。
インパネを2DIN用に交換して、カロッツェリアの楽ナビを取り付けました。
上のCDチューナーと比べると、エアコンの吹き出し口が変わっていて、パネル交換以外に見えない部分にかなりの加工が必要です。
ドアスピーカーは純正の16センチの薄型が付いていて・・
そこを取り外してレインガード付のインナーバッフルを製作して・・
サイズを13センチに絞って、ストロークの大きいISP-130を取り付けました。
ドアスピーカーは価格を決めて銘柄はお任せだったのですが、同じ価格でも車とのマッチングが良い物を選ぶという事で、16センチサイズでも奥行きが少ないJBLのGTO609Cのミッドも取り付けて、相性の良い方を選びました。
結果はドアが薄く容量が少ないので、少ない容量でも低音が出るGTO609Cのミッドのみを取り付けて・・
ツイーターはピュアディオブランドのATX-25を取り付けて、19ミリのGTO609Cのツイーターでは再生出来ないレンジの広い高音を出して、メーカーのセットでは表現出来ない音を再生しています。
当然の事ながらメーカー製のネットワークは仕様せず、何種類かのピュアコンのパーツを車の横まで運んで・・
あれこれと組み合わせを変えながら音を追い込んで行きます。
アバルトのスピーカーグリルは大きさに余裕があって穴数も多いのですが、ヌケは決して良くないので、ドアスピーカーの上限を決定するコイルの巻き数は少なめで聴感上でフラットになる様にします。
最後に最新の楽ナビのサイバーナビと同じバンド数になったイコライザーを調整します。
お客様には外でエンジンをかけて試聴して頂きましたが、音は気に行って頂いたものの、595のエンジン音がかなり大きくて、防振の作業を追加する事となり、もう一度ピットに入る事になりました。
お客様は代車はいらないから自宅まで送って欲しいと言われたので、自分がBMW340ツーリングでお送りました。
340はマフラー音が大きい割には車内で静かで、「BMWだから静かなんですかね?」と聞かれましたが、最初はたたくとボコボコ鳴っていた内貼りもセメントコーティングで静かになっていて、お客様も防振の重要さを助手席に乗られて体感されました。
フロントとリアの4枚セメントコーティングを行っているので、ノーマルとは静粛性にかなり差が出ています。
アバルトも防振でどこまで快適になるのか、今からワクワクしています。
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Posted at
2016/10/22 10:34:25