今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の作業から、トヨタのプリウスPHVです。
テスラを思わせる縦に大画面の専用ナビオーディオが装着されていて、以前乗られていた30系プリウスからベーシックパッケージを移設して取り付けて、ドアにベーシック防振の施工を行ないます。
ドアは普通のプリウスと同じなので、50系のプリウスのベーシックの値がそのまま使えるかと思っていたのですが・・
ダッシュのスコーカーのグリルに何かマークが付いています。
オレンジのJBLのエンブレムで、これはプレミアムサウンド仕様です。
オレンジのエッジで、コアキシャル2WAYスピーカーです。
内張りを外したら外板裏は50系プリウスと同じで、うちにあったデモカーの手順書がそのまま使えましたが、ドアスピーカーがサイズが同じでもオレンジのエッジのJBLウーファーです。
構成的にはハリアーのJBL仕様に似ていますが、スピーカーサイズは同じでも構造が違っています。
アルファード・ヴェルファイアのJBL仕様とも違った構造で、インピーダンス違いのマルチアンプ方式で、プリウスPHV専用のベーシックパッケージを開発する必要が出て来ました。
そこでハリアーJBLサウンド用の値にして一度パッケージを取り付けてから、差異を探す事にして、30系プリウスから移設して来たJBLの25ミリ外ドームツイーターを取り付けて音を出しました。
ガソリン車とはスコーカー特性もドアスピーカーの特性も違って、ツイーター位置も少し変えました。
調整時はCDを使用するのが、プリウスPHVはプレイヤーが付いていないので、CDからUSBに録音して調整しました。
ハリアーJBL仕様の値を入れてスタートして、あれこれとパーツの値を交換して音を追い込みました。
宇部店のピットの棚にはコイルがドッサリあって、あれこれ付け替えても生音っぽく鳴るコイルが見つからず、今まで使った事の無い値を新たに巻いて探しました。
巻き数をじわじわ減らして行って、ここがピッタリと思ってもそれよりも少ない巻き数のコイルを作って、減らし過ぎたというのが確認出来る様に、使わない巻き数も用意して『これが最も合っている!』というのを証明しています。
最後にナビオーディオの3トーンを調整して、中高音はバランスが取れていても、車両アンプでドアのウーファーのみのレベルは下げられないので、バスを2クリック下げてバランスを取りました。
3バンドしか動かせないオーディオですが、ピュアコンでかなり音を追い込んで、JBLのプレミアムサウンドが更に上質なサウンドが再生出来る様になりました。
全ての作業が終わって、宇部店の充電設備でフル充電して、納車の準備をしました。
プリウスPHVの充電が終わったらBMW530eにプラグインして、他にアウトランダーPHEVもあるので、宇部店の充電設備はフル稼働しています。
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Posted at
2017/07/01 10:46:52