今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の作業から、BMWの1シリーズです。
専用のCDチューナーが付いているお車に、以前に乗られていたお車からベーシックパッケージを移設して取り付けて、プラススピーカー交換とドア防振の作業を行いました。
ドアの上の方にスコーカーが付いていて、リスナーから見るとグリップが重なり、セッティングに苦労する車種です。
純正ツイーターの位置はミラー裏にありますが、ここは使わずにダッシュ上にスタンドを使ってJBLの25ミリ外ドームツイーターを移設して取り付けました。
スコーカー部分にはJBLのGX302の8・7センチコアキシャルスピーカーをツイーターカットして、中音域のみのスコーカーとして使用しています。
ドアの外板裏には防振マットと防振メタルを貼り合わせて、外からのロードノイズの進入を防いでいます。
また内張り裏にはセメントコーティングを施して、スピーカーにつられて内張りが鳴らない様にしているのと、車内の遮音性と断熱性を上げています。
次にフロントシートを取り外して、床に埋まっている純正ウーファーを取り外します。
エンクロージャーに埋まっている薄型ウーファーを取り外し・・
バスレフポート付きのエンクロージャーに16・5センチのスピーカーが付くバッフルを取り付けて・・
JBLのGTO609Cのウーファーのみを取り付けました。
ドア・床下共にデモカーの3シリーズと同じユニットを使用しているので、音には納得して頂けます。
全ての組み立てが終わったらエージング用のCDをあれこれと再生してスピーカーを慣らして、それから調整用CDを入れて音調整を行います。
ブラックボックスはオプション付きの4連で、以前のお車から移設した物をそのまま使用して、スコーカー・ウーファー用のパーツは新たに追加して音をコントロールしました。
BMWとしては慣れたスコーカーとウーファーですが、ツイーターはJBLの以前のモデルのシルバードームでしたから、少し時間がかかったもののピークの状態でセッティング出来ました。
後はお客様が取りに来られるのを待つばかりです。
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Posted at
2017/07/06 11:00:47