今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の作業から、スバルのフォレスターです。
連休を利用して京都府からお越し頂きました。
2年前に一度入庫して頂いていて、今回はシステムアップで2度目の入庫です。
スバル純正のダイアトーンのサウンドナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージとベーシック防振のWパッケージを取り付けられていました。
これまでは純正の16センチドアスピーカーをそのまま使って・・
ダッシュのスコーカーは中音域のみの再生にして・・
ATXー25ツイーターを取り付けて、フロント3WAY構成として鳴らしていました。
システムアップは予算の総額を決めて頂いて、代車で山口県観光をされている間に3パターンの中のどれが一番音質が上がるか検討して、夕方に納車出来る様にするという方法で進めました。
パターンは①
ドアスピーカーをISPー130に交換して2WAYにしてスピーカーケーブルをSKYー3の高級タイプにする方法と、②
ドアスピーカーをJBLのP660の16・5センチのミッドバスに交換して純正スコーカーと合わせてフロント3WAYでスコーカー以外の部分をSKYー3のケーブルにする方法と、③
ドアスピーカーをZSPーLTD15に交換してドアにPSTケーブルを新たに通すという方法です。
ピットに入れる前に一度音を聴いたところサウンドナビの音がやや明るく、
①
のISPー130だと表面のコーンの硬さが強調されるのではないかと却下して、
②
のP660に純正スコーカーを使用するパターンはスコーカーの荒い部分が目立ってはいけないから却下で、
結局③
のZSPーLTD15にPSTケーブルが一番荒い部分や明るい部分が目立たないだろうとこのパターンで行く事にしました。
まずはドアにピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプを通します。
純正の楕円のプレートと同じ形の13センチ穴のインナーバッフルを製作して、レインガードを取り付けてピュアディオブランドのZSPーLTD15を取り付けました。
ドアの内張りを組み付けたら作業は完了で、グリルの外から黄色いケブラーコーンが見えます。
ZSPシリーズはかなり長い時間鳴らし込みをしないと本調子が出ないスピーカーですが、あらかじめボックスに組んで鳴らし込みを行なっていたので、鳴らし込んだユニットで京都まで帰って頂けます。
スピーカーがベーシックの3WAYから変更になったので、それに合わせてグローブボックス下のピュアコンのパーツ構成を変更します。
2WAYで音が鳴る様になったらサウンドナビの調整機能のどれを使ってどれを使わないか判断して、セッティングを行います。
前回のベーシックの時は若干イコライザーを動かしていたのですが、今回はフラットにして細かい音調整はピュアコン側で行いました。
同じフラットでもパッケージしてあるフラットとカスタムの状態をフラットで使っているのでは音が微妙に違い、最終的にカスタムをフラットで使うパターンを選びました。
またサウンドセッティングを押して調整画面に入った時と、調整が終わって通常の画面に戻った時で微妙に音が違い、セッテングに入って出てを何度も繰り返していたのでここを何度押したか分かりません。
5月に札幌店に行った時に、台車のキャストにダイハツ純正のサウンドナビの100ベースの物が付いていて、その時のセッティングでそうとうサウンドナビとは格闘したので、かなりツボは押さえました。
音が決まってフォレスターは一度ピットから外に出して、ホースで水をかけて雨漏りチェックを行いました。
近年のゲリラ豪雨ではこれまで想定していたチェックでは足りず、念のためにチェックの時間を増やしています。
夕方になって山口観光を済まされたお客様が帰って来られて、フォレスターの音を試聴して頂きました。
お客様は山下達郎さんのファンで、今年のコンサートにも行かれたそうで、その時に聴かれた曲を試聴されていました。
自分も会場は違うものの同じコンサートを聴きに行っていて、同じシーンを思い浮かべる事が出来ました。
最初はリアの純正スピーカーをやや鳴らしていて、フェダーで前だけにしたら音はスッキリしたのですが、リアスピーカーを気持ち加えた方がコンサート会場にいる様な感じになって、リア純正プラスで最終的にセッティングを終了しました。
京都からかなりの距離がありますが、「他ではこの音は手に入らないから、山口まで来て良かった!」と音の仕上がりには喜んで頂けました。
遠方からのご来店ありがとうございました。
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Posted at
2017/07/16 07:58:37