先週は福岡市で中州ジャズが行なわれて、多くの音楽アーティストの方が来福されていました。
サウンドピュアディオ提供の『音解(オトトキ)』の番組収録も3本あって、皆さんギリギリのスケジュールで移動されているだろうから、デモカーの音を聴かれる事は無いだろうと高をくくっていて、音が一番良いアウトランダーPHEVで移動していなくて、BMW340で走りを楽しみながらスイスイと山口県から福岡県に移動していました。
ところが福岡店に到着した後に放送局から電話がかかって来て、「Kさんがスピーカーに興味があるそうなので、デモカーに乗って来てもらえますか。」と言われました。
BMW340のシステムは純正とCD-500の切り替えが出来る様になっていますが、デッキ本体はリアにあり、前でCDの交換が出来ないのでこれはまずいと思って、急遽CD-500メインの音造りから純正のデッキメインの音造りに変更する事にしました。
ツイーターはJU60を使っていても、ドアは6000円のJBLのGX302で、4万・5万のBMW用のユニットも予備で持っていながら、これがマグネットの大きさやコーンの大きさが本当はBMWの構造に合っていなくてマウントが合っているだけで、変えて失敗するよりは使い慣れたGX302を使おうという事になりました。
その時に松任谷由実さんの『ディスティニー』の「どうしてなの♪ 今日に限って♪ 安いサンダルをはいてたぁ~♪」という歌詞が頭をよぎりました。
アウトランダーPHEVを山口まで取りに行こうかとも思ったのですが、純正デッキの特性に合わせてピュアコンのパーツをあれこれ交換して、あまりJU60に頼り過ぎる事も無く、GX302に頼り過ぎる事も無く、一番綺麗に再生出来るポイントを探りました。
Kさんの『シャイン』という楽曲が聴きやすくて良かったのでこれで調整していましたが、やはり一度も生の声を聴いた事の無いアーティストさんの楽曲では無理があり・・
直近で生演奏を聴いた国府弘子さんのピアノと・・
TOKUさんのボーカルとフリューゲルホーンの音を使い、以前からの調整用CDも交えて最も生音に近いチューニングを行いました。
本当に出発する直前までパーツ交換を行なって、助手席足元を組み立てて福岡店を出発しました。
フェダーは若干動かしましたが、高音・低音・バランスはセンターもままで、ピュアコンのパーツの組み合わせで音色を合わせています。
道中は80・7メガヘルツのFM福岡を移動しながら聞いていたのですが・・
その日の生放送のゲストに角松敏生さんがおられて、他局の番組で角松さんとご一緒した事があって、そのまま声はよく覚えているので、この調整が正しいという事が確認出来ました。
そしてFM福岡のスタジオに到着して、9月30日放送のKさんの番組収録を行なって・・
その後に記念撮影を行なって・・
それから裏の社用車専用のスペースに止めておいた、BMWを試聴して頂きました。
最初にキャッチーであまり粗の聴こえない『シャイン』を聴いて頂いて、音の正確さに驚かれていました。
続いて音に深みがあってちょっとボーカル音域が厚い『桐箪笥のうた』を聴いて頂いて、「一度も合っていないのに何故自分の声をきちんと再生出来るのですか?」という様な感じの質問をされました。
自分は「総合評価と呼んでいる、これまで生の楽器の音や生の声を聞いた事のあるアーティストさんのCDを沢山聴いて、この人の楽器がこう聴こえて、この人の声がこう聴こえたらこのセッティングは正しい、という事を繰り返して音を追い込んでいます。」と答えました。
試聴された方は皆さん「近くにお店があったら取り付けたいのに。」と言われますが、サウンドピュアディオは関東圏にお店が無いのが、そこが一番の難点です。
BMWの音で感動されていましたが、アウトランダーPHEVはこれにスケール感がもっと増すのですが、もし次に機会があったらそちらも聴いて頂きたいです。
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Posted at
2017/09/11 12:52:25